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ひねくれクズと猫かぶり  作者: 瑠璃彩伽瑠摩
6/20

ひねくれクズに文化祭委員は向いていない

真壁先生に文化祭実行委員に抜擢

(強制的に)された次の日、

俺は家で妹の美紀が淹れてくれた

コーヒーを飲みながら美紀が

中学の制服に着替え終わるのを

待っていた。


はぁ、今日から文化祭の仕事があるのかぁ、どーやって帰ろうかなぁと

考えていると


「お兄ちゃん、準備できたから行くよ」と

美紀が俺の背中に声をかけた。


俺はすぐに思考をシャットアウトし

「あぁ、今行く」と言い

ぬるくなったコーヒーを飲み干し

バックとチャリの鍵を持って

美紀と共に家を出た。


美紀を中学校に送り届け、

俺は自分が通う学園に着き

いつものように自分の教室で

放課後まで眠り続けた。


「ふぁ、よく寝た、帰ろ」


俺はバックを片手に校舎を出ようとすると

「拓人、どこへ行く?」


げっ、ま、真壁先生、なんでここに


「君は実行委員の仕事があるはずだが?」


「いや、あの、失礼しました!!」


俺は真壁先生からの逃走を図ったが

あっさり捕まりました。


いやー、とにかく速い、先生速すぎでしょ、俺は首根っこを掴まれ

第二会議室へと連行されていった。


第二会議室につくとそこには

毒舌女こと木下 結衣と

バカピンクこと三浦 真奈と

膝蹴り女こと相良 友里が座っていた。


あれぇ?なんでこいつらがここにいんだよ、帰りたいと落ち込んでいると

「拓人!!いい加減立たないか」


真壁先生が俺のケツを蹴りました。


よりによってピンヒールで

痛いケツ痛い(><)俺はケツを押さえながら

立ち上がり空いているパイプ椅子に座った。


すると

「さて、全員が揃ったので

これから文化祭についての会議を行います」

と結衣が告げ、

次々と会議に来た実行委員が

いろんな企画を発表し、

俺の番が来た。


ちなみに何も考えてないんだけど

とりあえず


「前から思ってたんですけど文化祭って友達いない人には拷問でしかないと思うんです。

ついでに会議に関係ないんですけど帰っていいですか?」と己の本心を告げると

周りの空気が冷めた気がした。

真壁先生の方を見ると

「後で職員室に来い」と口パクで

告げてきた。


ハハハ、マジかよ 死んだ

ガチで死んだと虚ろな目をしながら

死を覚悟していると


「あなたねぇ、本当にゴキブリ以下ね」


ぐッ、この毒舌女め!誰がゴキブリだよ、

俺は立派な人間?だ!ってあれ?

なんかあいつのせいでゴキブリじゃないかと思っちゃったよ マジ俺に謝れよと

毒ついていると


「はぁ、今日はこれが会議を終了します。お疲れ様でした」と言い結衣は

第二会議室を出ていった。


ちなみに俺は真壁先生に

職員室に連れてかれ3時間ほど

説教されました。


いやー、とにかく顔が痛い(><)

あんなに殴られるとは思わなかったぜ


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