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武器の無限なる可能性  作者: とと
1.初めての冒険の空は晴天で
4/9

初戦闘は勢いのままに

カレンさんと一緒にフィールドにでた僕は新しい武器に何度か目をやりながら歩いてました


「ここは何が出るんですか?」

「RPGの定番らしく、雑魚ゴブリンとかスライムとかかなー」


とか言ってると少し離れた場所にエフェクトが。

すぐにそれはイノシシへと姿を変えました。


「イノシシかー。食らうと少し痛いけど、突進しかしないから避けれるよねー」


二人で歩いていたからかもう一体イノシシが出てきました。


「先にいかせてもらうよー」


そう言ってずっと腰に着けていた物を抜きました。


「レイピア?」

「よく知ってるねー」


カレンのそれは、刃は付いてるものの、基本的に突くための剣。多分かなり有名だと思う。


レイピアをまっすぐ構えると、拾った小石を左手でイノシシに投げた。

小石が命中すると僅かにイノシシのHPが減り、同時に狙いがカレンさんに移った。


突進攻撃をしかけたイノシシに対してカレンさんは正面から迎え撃った


顔面を一突きするとイノシシは痛がって急に止まった。


その隙に続けて何突きかするとイノシシはすぐさま倒れ、消えていった。


「んーやっぱいいねー。VRMMOサイコー」


そう言うとレイピアを鞘に収めた。


「さ、次はユウヤくんの番だ。頑張れ!」


僕は腰に着けていたトンファーを構えるとイノシシと向き合った。

イノシシはさっきカレンさんが戦ってたのを聞いてて興奮ぎみ。今にも突進してきそうだ。


と思ったら本当に突進してきた!どうしよう。迎え撃つ?避ける?


…迎え撃とう。


突進をガード態勢で出迎え、そのまま押し返した

その隙に近づいて思いっきり殴った


イノシシのHPは吹き飛んで、消えていった。


「初勝利おめでとう!しっかりやれば強くなれるよ!」

「ありがとうございます。レイピア凄かったです」

「まー別のゲームもしてたからねー」


確かにあの動きは慣れてるような感じだった


「そーいえばフレンド登録まだだったね。よろしくー」

「これからもよろしくお願いします!」


メニューを操作してフレンド登録完了。

ついでにパーティーも解散…って、え?


「じゃあまたねー」

「あ、あれ?どこいくんですか!?」

「また別のビギナーにちょっかい出してくるからー。暇だったら連絡ちょーだいねー」


そう言うとさっさと帰還スキルで帰っていった。


…後から聞いた話だが、暇な時間にビギナーに声をかけて色々レクチャーする変わった女性プレイヤーが居たらしい…

・キャラクターネーム:カレン

・武器:レイピア

おせっかい大好きキャラ。たまにptに乱入するときも

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