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神竜登場

ブクマ登録件数12件。

ありがとうございまする!

神は何を考えているかわからない。

今日はっきりとわかったことである。

世界の敵である魔王になれだと?

冗談じゃない。

しかし、拒否権は認められていないようで、最上級精霊が目の前に現れた。


シルフィールド

シルフと呼ばれる最上級精霊の一体であり、風を操る精霊だ。

彼女いわく、魔王になるために、彼女の力をくれるそうだ。


と言っても、彼女の能力のコピーであり、ほんの少し劣っているのだがそこは問題ではない。


フェニックスの時もそうだったが、何故キスなのか?そこが疑問であった。

その疑問もシルフィールドの「一番繋がりやすくて、コピーしやすいのよ」で解消されたのだが。


そんなわけで、現在この世界で一番強い存在になってしまいました(汗)





村に竜が舞い降りた。

その竜は先日の若竜とは比べ物にならないほどの大きさで、太陽を覆うほどだった。

覇気も出しており、この村で活動できるのが白兜のみの状態になってしまった。


「貴様か。我が献族を倒したのは。」


「そうだけどさ。先にそっちが手を出してきたんじゃない?なのに何で覇気なんか出してるの?」


少し挑発してしまったようで、覇気が強まる。


「何を言う。我らの遊び(..)を邪魔したのは貴様らの方であろう。」


かっちーん。

なんだろう。頭に来ちゃったね?


「お前、死にたいの?なら殺してやるけど。どうする?」


覇気には覇気で答える。

竜の目が少し細くなった。


「ふっ、貴様見たいな幼い少女に、この神竜が倒されるわけなかろう。」


その言葉を言うと、ブレスを放った。

そのブレスは鉄をも蒸発させてしまう程の熱を持っていた。

それでも、竜は余裕をもって放った一撃だった。


しかし、白兜も余裕をもってそのブレスを返す。

さらにパラボラアンテナ見たいな形に風のシールドを作り、相手に返すようにした。

焦点はもちろん竜で、風のシールドにより威力も上昇している。


受けたら無傷ではいられないと判断したのか、竜はその攻撃を体を傾けることでかわす。


「おいおい、そこは受けても大丈夫って所を見せつけろよ!こんな程度でその鱗は傷つけられないだろ!」


わざと挑発する白兜。

何故なら?

奴のプライドを踏みにじるため。

我ながらひどい考えだと思うが、自分の村を遊びで潰そうとしてるやつのことなど、誰が救うか。

だから、つぶす!


「貴様。貴様のようなガキが我に口出しするな!」


あ、怒った。


案の定竜は怒り狂い、先程のブレスとは比べ物にならない、本気の一撃を放った。

それは神の技にも匹敵する威力を持つ落雷であった。


「受けてみよ!神竜の青雷っ!」


光に匹敵するほどの速さを持っていた。

この技を食らえば、この辺り一帯が火の海になるであろう。

しかし、その技は白兜に当たることはなかった。


「なっ!」


絶句する神竜。

白兜は一歩も動くことなく、左手のみ(....)で受け止めたのだ。


「おい、こんなものか?神の落雷の方が強かったぞ?」


そこは何もなかったように、立っている。

そんな白兜に、負け惜しみを言おうとする神竜。

しかし、白兜がそれを阻んだ。


「次は俺の番だろ?遊んでやるよ。盛大になぁっ!!!」


覇気を全て解放する。

神竜でさえも後退させるほどのものだった。


「気づいてるか?俺はここから一歩も動いていない。」


ニヤリと笑い、火の刀を飛ばす。

その意味が分かる頃には、竜の体は真っ二つになっていた。

白兜のキャラがどんどんあらぬ方向に。。。

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