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覚醒

おそくなりやした。

プロットなしなので、かなり脱線する恐れがありますw


ブクマ登録件数7件ありがとうございます!

二人はギルドの奥の部屋で、ギルドマスターと対面していた。

まず何故こうなったのかを説明しよう。


光が収まって、俺の姿が幼い少女になっていることに気がついた。

回りの者たちはビックリしたような目でみていた。

そりゃ、目の前の男が光り出して少女になったらびっくりするだろーよ。自分だってビックリしてんだから。

喧嘩はそこで終わった。

硬直状態の中で逃げるのは今しかないと思ったのだろう。

全員が一斉に走っていった。

追いかけようとした白兜だが、エレナに止められ追撃を諦めたのだった。

少しすると回りがひどく怯えていることに気がつく。

皆が白兜を膝間付いている。

しかし、エレナは普通にしているので混乱する白兜。

そして、追い討ちをかけるように新たな問題が発生した。

景色が止まったのだ。

自分も動けず、皆も動かない。

思考が追い付かない白兜に声が聞こえた。

その声の主は、そう。神であった。


神曰く、「ごめんねー。少女が魔王になるとかいいかなーっておもっちゃってさぁー。あと、この世界にはスキルって言う概念がないから。そこんとこよろしくな!」らしい。


ちょっとこらしめてやろうかな。

そう思ったところに再び声が聞こえる。


「もうひとつだけいいー?。。男かさー、美少女。どっちがいい?あ、白兜の性別じゃないよ?」


自分の容姿のはなしではなく、好みの話らしい。俺には同姓を愛す趣味はないので、美少女を選択した。


「りょーかい。美少女ねー。んじゃ、サポートエンジェルつけとくから、なんかあったら頼りな。でわ!」


その言葉を合図に動き出す皆。一方的にきられたようだ。

よくわからないまま固まる白兜。

すると、白兜のもとへ一人の女性が来た。


「うーす。ここのギルドマスターのウロルだよー。よろしくー。突然だけど、ちょっと来てくんないかな?」






そんなわけでギルドマスターと対面しているのであった。


「あのさー。その覇気みたいなの押さえてくれない?私でも膝間付きそうなんだけど。」


ギルドマスターでさえ膝間付かせるとか、どんだけだよ。

しかし、押さえ方がわからない。と言うか、出している感覚がないのだ。

その事を伝えると、「ええ!素でそこまでの覇気出せるの!?」

と、驚かれた。

覇気とはその者が積んできた功績で出せるようになるらしく、功績により覇気の強さが違うらしい。

無心で出せるようになるには相当な功績が必要になるらしい。例えば、国相手に戦争を吹っ掛け、一人で倒すなど、災害を一人で押さえる等々。人の枠を越えたものしか獲得できないらしい。出せたものは過去2人しかいなかったらしい。

因みに、覇気は先ほど獲得した「絶対王者」により発動したものだと思う。


「そっかー。なら、押さえられるまで、町に来るの禁止ね。歩くだけで普通の人は気絶しちゃうもん。町を壊する気なの?」


もちろんそんなつもりはないが、確かにそうなったら困る。

町が機能しなくなってしまうのだから。

そんなわけで、森の奥で修行することになった。

森は危険だが、力のコントロールを練習するには、最適な場所らしい。

そこでエレナと別れることになった。






ウロルの魔法で森まで飛ばされた。

洞穴のような所に飛ばされたのだが、家具はすべて揃っていて、風呂もトイレもあった。

驚きなのが、水や電気が通っていると言うことだ。

電気がこの世界にもあると言うことは、電気機器を期待してしまうのは図々しいだろうか?

それはさておき、食事を確保しにいくことにした。

食事をしないと死んでしまうからな。

修行どころではなくなってしまう。

ってなことで洞穴を出る。いや、ここは既に洞穴ではないな。家だよこれ。

そして家を出た白兜は、目の前の茶色い壁に目を奪われた。


「うわぁ!何で強そうな熊だろう笑」


そこにいたのは2m以上の巨体な熊。

白兜にガンを飛ばしてくる。

少しチビっちゃいそうになった。いや、少しちびった。

それほど恐ろしい熊だ。

白兜は、対人戦闘は負けなしだが、対獣戦闘などしたことなかった。

戦闘経験があり、強者との戦いのプレッシャーを知っていたからこそこれだけですんだ。

もし、一般人がこの熊を目の前にしたら、ちびるどころではなかっただろう。

それほど脅威であった。




にらみ会うこと7分。

ようやく場が動いた。

熊が急に怯えた顔になり、ひれ伏したのであった。

よくわからないが、これが白兜の初勝利となった。


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