表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

幕間後編

ああ、昨日中に投稿したかったのに!


ブクマ登録件数16件数ありがとうございます!


物語に矛盾があったので、変えました。

変更


ギルドマスターが二人いたこと。

一人をサブギルドマスターに。


少し加執しました

村を歩いているとエレナが訪ねてきた。


「この村って土のぐらいの広さがあるの...?」


「あーあ、確か小国一つより少し大きいぐらいだって、リサが言ってた。」


「村じゃないじゃん......」


あきれ半分で言われる。

確かに、規模的には小国なので、いっそのこと国を名乗ってみようかなと思う。

ま、そんな簡単な話ではないとは思うけどね。


「ってか、こんな発達した建物があれば、村って言い張るのは無理があるわよ?」


団地を指したのだと思う。

最近魔物や魔人が多くやって来るのだ。その為住むところが足りなくなったので作ったのだ。素材は木なのだが全てに強化魔法を使っているので、固さ的には鉄と何らかわりないものになっている。それにより、5階建てを可能にしたのだ。因みに、俺の別荘は鉄に強化魔法を使って建てたので、都内に建てても違和感がないほどの出来映えだった。それをみればエレナも言葉がでなくなるだろう。

しかし、場所は白兜とリサしか知らない上に、リサが最近覚えたと言う不可視の結界が張ってあるために、見えなくなっているのだ。

あんなに目立つままじゃ、狙ってくださいっていってるようなもんだよな!

そんなわけで教えなかった。

すると、エレナが思い出したようにいった。


「あ、そうだった、あなたの恩師が私の国に戻ってきて欲しいって言ってたわよ。」


「ウロルさんのことか?」


そう、と返事が返ってくる。

ならば行かないのは無礼だろう。それにここに来てから一回も会いに行ってなかったのだ。

修行のために来たのだが、覇気をコントロールできたのでここにいる意味はない。しかし、村があるためなかなかいく決心がつかなかったのだ。

どうするかと悩む。

すると、リサが話に入ってきた。


「行ってきたらどうです?村の人間はともかく、魔物や魔人等は貴方に魅せられて来たのです。言わば神に近い存在でみています。魔族が神を信じるのはどうかと思いますがね」


成る程。

ってことは魔族たちは俺を裏切ることはないと言うことだな。人間の方は分からないが、リサが何とかするだろうし。

人任せなことこの上ないが、リサに言ったら快く引き受けてくれた。


「ありがとう、リサに任せるよ。」


リサなら裏切ることもないだろうしね。

すべてを任せることにした。


「おっと、そうだった。リサ、後ろ向いて。」


俺の呼び掛けに首を傾げながらも後ろを向くリサ。その警戒のない背中に手を当てた。

無論セクハラではない。

エレナが声をあげそうになったが、それより先に俺が説明する。


「魔力回路を増強してる」


「はぁ?魔力回路コアを弄るなんてこと人間にできるわけないじゃない!」


ありゃ。普通のことじゃなかったのか。

どうやら人の魔力回路は魔族より単純らしいが、それでも強化など出来てないらしい。

理由は、魔力回路の構造にある。

俺もリサの魔力回路を増強するときに分かったことがあるんだが、魔力回路は数億の少しずつ違う遺伝子が数珠みたいに繋がっており、魔素を流しにくくしているのらしい。ここだけだと日本で言う電気抵抗に近い。魔力回路に魔素を流して、生まれるエネルギーが魔力なのだ。

それをエレナに説明する。


「はぁ、あんた、それ他の人にはいっちゃ駄目よ?世界中が大混乱になるわ。」


先ほどの驚きのはぁ?ではなく呆れのはぁ、だった。それにしても、何故大混乱になるのかを聞いてみた。

エレナ曰く、世界の魔法使いは人口の2割りほど。残りの8割りは魔力回路が小さいか、全くないらしい。そこでもしこの魔力回路を弄る技術が流出してしまったら、魔法使いが7割り増えると言う。要するに、魔法使いが重宝されているのは数が少ない上に、回復や遠距離攻撃ができるからなのだ。当然魔法を使える人が増えたら魔法使いの価値が下がり、仕事が来なくなってしまうのだ。俺も営業妨害したくないし、俺の技術を盗まれたくないので、あんまり喋らないようにしようと心に誓った。

そして、リサにしている増加が終わった。


「ありがとうございます!やはり、受ける度に強くなった気がします。必ずや任務を完遂させて見せます。」


何処の部隊かと思ったのだが、こう言うことに対してはいつもこう言う口調なので、なれてしまった。

因みに、リサはこう言うプレイしてんの?と引かれたが、こっちからしたらそういう考えしてんの?と引く。

おっと、話が大部脱線したな。


「はいはい、んで、明日の朝出発するから。」


「うん。」


それで別れようとする。

しかし、後ろをついてくるエレナ。

振り替える。


「朝出発するから。じゃあね~」


「うん。ばいばい」


踵を返し、再び別れようとする。

まだついてくる。

振り替える。


「宿の方向俺んちと一緒なの?」


「うん。そうよ?」


らしい。

遂には俺のうちの前まで来た。


「じゃあね!また明日!」


「ん?なにいってんの?泊めてくれるんでしょ?」


「ん?」


「ん?」


「は?」


「え??」


「まじ?。」


「まじ」


「とった?」


「ううん。」


「そうか。」


「ありがと」


「部屋は?」


「同じ」


「は?」


「...」


今の会話を訳そう。


「ん?」


「ん?なに?」


「ほんとに留まるの?」


「え?当たり前でしょ?」


「まじ?」


「まじ」


「まあいいよ。」


「ありがと」


「まあいいや。部屋はどうするの?」


「は、白兜と一緒がいい」


「ごめん、もっかいいって。」


「...」


ありゃ。顔真っ赤にしちゃって。

今日は寝れそうにないな。わはは♪

嘘です。ちゃんと寝ますよ。




家を見たときのエレナの反応は面白かった。

例えるなら、ド田舎の都会を見たことがない女の子が、初めて東京駅を出たときみたいだ。わかりづらいな。

まぁ、とにかく凄かった。

そんな彼女を引っ張って家にはいる。ここだけ見ると誘拐はんに見えるのだが、仕方ないだろう。警察も納得な理由なのだからねっ!

一ついい忘れていたが、俺の家は洞穴ではなくなった。住むことには問題ないのだが、回りが石だと冬が冷える。なので、少し離れた場所に立て替えたのだ。日本で言う金持ちな友達の家見たいな。ダメだ、例えがわかりにくすぎる!

それはさておき、中にはいったときはそこまででもなかった。呆れたらしい。


「んで、あんたの部屋は?」


玄関をキョロキョロしながら上がろうとする。

しかし、足を上げる前に待ったをかけた。


「家は土足禁止なんだ。掃除が面倒だし。絨毯汚したくないからね。」


ごめんと誤り、靴を脱いで貰う。

しかし、この世界でも靴を脱いで家には上がる家が多いらしい。理由の殆んどが掃除が面倒くさいかららしい。やはり、異世界どこに行っても考えは変わらないのか。

脱ぎ終わり、上がるエレナ。

そして、リビングで遊んで楽しい一時を過ごした。

これは今度機会があれば語ろうとしようかな。





ご飯を食べ終わったあと、準備大会が始まった。

正直、男の俺にとっては、替えの着替えとぱんつ(/じぶんの)があればよかったのだが、リサが心配してか、お弁当やらなんやらをやってくれたのだ。


リサにはほんと感謝だね。俺が入れ忘れた物をしっかり入れてくれて、ってあれ?俺のぱんつがない?まあいいか。

そして、ベッドに入り眠りにつこうとする。

エレナは後から入ってきた。

少し緊張してるみたい。ガタガタ震えてる。

少しじゃなかったね笑

なにもしないから大丈夫っていったのだが、俺の理性が保たれるか不安だね。


そんな矢先、手を繋いでくるエレナ。




夜は長いのだと思う白兜であった。

おかしなとこがありましたら報告していただけると助かります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ