幕間前編
不定期
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少し変えました。
物語中盤からやっていこうかなー何て思ってたりいます。
朝。
いつも通り6時に起きた。
それから、朝ご飯を食べ、着替えて家を出る。
夜冬 白兜は毎朝早くに学校へ行き、勉強するのが日課だった。
特になんの意味もないが、家にいても暇だし、どうせなら学校へ行こうというのが理由だ。
片道5kmの道のりを、自転車で登校する。
車が少ないため、すぐに学校についた。
特に何もなく学校が終わった。
外に出ると、雨が降っていた。白兜は天気予報で雨が降ることを知っていたので、傘を持ってきていたが、知らないでそのまま来ていたら大変なことになっていただろう。
帰る途中、二人組の男に引かれ、路地裏にはいる山下 唯(/クラスメイト)が見えた。
山下は怯えて、男たちはにやついている。
これは確信犯だ。
傘をたたみ、路地に向かって走る。
見てみると、一人の男は山下の右肩と、右手を抑え、もう一人は左手を抑え、山下のスカートに手を伸ばしていた。
<<ぶち殺してやる>>
「おい、お前ら何してる」
低く、冷たい声を出す白兜。
それに気づき、白兜の方を見る三人。
スカートに手を伸ばしていたリーダーみたいな男が白兜に向かい言った。
「はぁ?てめぇに関係あんのかよ?そもそもてめぇ誰に向かって口聞いてんだぁ?」
「関係だと?その子は俺のクラスメイトだ。その子に手を出している時点で俺をキレさせる理由になる。」
「ぶぶっ!なんだこいつっ!今流行りの中2病ってやつか??ぶはっはははっっ!!!笑えるわ」
バカにされたのはわかるが、そんなことはどうでもいい。ただ、知り合いを傷つけられるのがいやだったから。
「知るか、3秒くれてやる。それ以内に
「あぁぁぁ!!!こいつ知ってるぞ!「白夜の鬼」だ!仲間を傷つけたやつを全員病院送りにする、化け物だ!」
もう一人の男が言葉をさえぎり叫ぶ。
「白夜の鬼」という言葉に、二人の男が怯え、急いで手を離す。
が、
「くふぅぇえ」
リーダーの男が、3m先まで吹っ飛ばされた。
何が起きたかわからない男は溝を抑え、うずくまる。
横で見ていた男には見えていた。一瞬で懐に入った白兜が、溝にエルボーを放っていたところを。
体制を立て直した白兜が、となりの男を睨む。
反射的に殴る男だが、左手で受け止めた白兜の右ストレートが、左頬に直撃し、5mぶっ飛び意識を刈り取られた。
立ち上がらない二人を睨み、女の子に優しく問いかけた。
「大丈夫?山下さん。怪我とかない?」
「う、うん。だ、ダイジョウブ。ダヨ。」
顔を真っ赤にさせながら答える山下さん。
「そか。ならよかった。気を付けてね?」
そう言って立ち去る白兜。
そのあとをじっと見つめる視線には気づかなかった。
それから暫く歩いていると、何となく嫌な予感がした。
頭の中で、ここは不味い、と警報を鳴らしている。
その感覚に逆らわず、全力で前にとんだ。
その直後空気を破るような爆音と共に、目の前が真っ白に染まる。
見てみると地面が黒くごげている。
雷が落ちたようだ。
(おお...!なんだそりゃ。)
冗談のような出来事に、目を引かれてしまった。
そして、車のクラクションが鳴り響く。
しかし、白兜は反応できなかった。
そして、体が宙に舞った。
目を覚ますと、天井が見えた。
しかし、その天井は黄色がかった真っ白だった。
決してくすんでいるとかではなく、部屋の電気に軽く黄色を入れた感じだ。
「お、目が覚めたか?」
おじいさんの声がした。
「何があったかわかるか?」
「何が、あったか」
何があったか。思い出そうとする。
が、記憶がない。
何があったか思い出せない。
「いや」
素直に答える
「そうか、いや、何でもない、ところで、君は一回死んでおる。そのため前の記憶がないのじゃ。」
「そうですか。」
「いや、何でそこまで冷静なんじゃ?」
「いや、記憶がないから仕方なくない?」
「確かにそうじゃな。でも、何で死んだかとか、お前誰だ、的なのはないんか?」
「あー、じゃあお前誰?」
「めんどくさそうじゃのう、、、まあ良い。わしは神じゃ。正確には、神様を束ねる神じゃが、」
「ふーん」
「ふーんって、聞いといてそれかのう。。」
さっきっから予想はしてたけど、この自称神様、めんどくさい。
そんなこんなで、何で死んだか、ここはどこか、次は異世界に行くとか、色々なことを聞かされた。
「なんだ?要するに、お前が放った雷が当たりそうになり、避けた俺が跳ねられ、死んだと。」
「うむ、というか、神に向かってお前は、、
「だから次はお詫びに、人の10倍の力をもつ体と、無限の魔力と、神聖剣エクスカリバーをあげるから許せと。」
「う、む」
「要するに、お前が俺を殺したと。」
「だから。神に向かってお前は、、
「殺された相手に向かって敬語を使えと?」
「ごめんなさい。」
神様を困らせるのはここまでにしておこう。
一応生き返らしてくれるそうだしな。
なんかくれるみたいだし。
「それで?どこに復活するの?」
「それなんじゃが、わからん。」
「はぁ?」
わからんって、仮にも神様を束ねる神なんだろ?
ちゃんと仕事しろよ。
「まあ、神の都合なんだ。こればっかしは仕方ない。」
もう、異議を唱えるのもめんどくさくなってきた。
「それじゃあ、早く復活させてくれ」
そう言うと、わかった、と返事が聞こえ、体を光が包んだ。
「世界神様。あれは何者なの?」
一人の少女が呟く。
「わからんのじゃ。しかし、雷を避ける人間なんぞ、というか、生物なんぞ聞いたことがない。だから、彼の行った世界を監視してくれんか?次元の神よ」
次元の神と呼ばれた少女が、うなずく。
「わかりましたわ、世界神様。神の名において。」
そういって、消えていった。
基本pv増えれば元気が出て書く気になれる私である。
増えないと、投稿してる意味あるのかな。。と自暴自棄になる私である。
わはは