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心がすこーし軽くなるお話

体育のNちゃん

掲載日:2025/11/05

※この話はノンフィクション(実話)です。

どうも~!みもざちゃんです!

最近いきなり寒くなってきてびっくりしていますが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

クマの被害が毎日ニュースに流れてきてますが、一昨日私の大学にもついにクマ目撃情報が入ってきました(;´・ω・)

山の中にあるキャンパスなんで仕方がないかもしれませんが、みなさまもクマに気を付けてお過ごしくださいね!


さてさて、本題に入ります(笑)

今日は私が大学の授業で出会った素敵な女の子の話をしたいと思います。どうか最後までお付き合いくださいませ!


私は今、週に1回体育の授業を受けているんです。

入院中に取れなかった体育の授業の単位を一生懸命取ろうとしています。

だから授業は1つ下の後輩たちと一緒なんです。

同級生は私以外、誰もいません。


みなさまここまで読んで頭に浮かんだワードがありませんか!?!?

『気まずい』

いやあーそうなんだよな、めちゃくちゃ気まずいんですよ(笑)

今すぐ透明人間になりたいと何百回思ったことか…。


しかも!後輩たちが思っていることってこれですよね。。。

『この人、学籍番号違う…ってことは先輩だ!落単したんだな。』

うわーーーん。もう泣きたい、いやもう心の中では泣いております(´;ω;`)

落単した人間として後輩たちから見られるなんて……。

「私は学校に行きたくても行ける状況じゃなかったんですっっ!!!ちゃんと行ってたらいつも通り単位取れてたはずなんですっ!!!」

心の中で何百回さけんだことか…。


前期の授業は先生が面白い方で、大変助かりました。

私が違う学年でも特別扱いされることもなかったし、むしろ私のとんでもない運動音痴を笑いに変えてくれた素敵な先生でした(笑)

しかし…後期になってから先生が変わってしまいました(´;ω;`)

「ペアになってください。」「グループになってください。」

私にとって地獄の言葉でした。後輩たちはみんな優しくていい子なのですが、私には誰も知り合いがいないですから。私がおろおろしていたその時、後ろから声が聞こえたんです。


「一緒に組みませんか?」


振り向くと、黒髪を一本結びをして目がくりっとした小柄な女の子がいました。今まで少しだけ話したことがある子でした。


(え…⁉私と組んでこの子は大丈夫なのかな?)


すぐにこう思いました。でも、その時の私はそんなことより1人になる方が怖かった。だから「うん!ありがとう。」と慌てて答えたんです。彼女は「いえいえ。」と言ってニコッと笑ってくれました。


それから毎週の体育の授業で彼女は私に話しかけてくれるようになりました。

話しかけてくれるだけでなく、ペアを一緒に組んでくれるほどです。

出席確認の時に先生の声を聞いて知ったのですが(笑)、彼女の名前はNちゃんでした。


「先輩はどこの研究室に入ってるんですか?」

「○○先生のところだよ!Nちゃんはもう面談したの?」

「はい…でも、定員より希望者人数が多かったらどうしようって心配です(笑)」

「定員8人だよね!でも…きっとNちゃんなら大丈夫だよ!」

「ありがとうございます!」


Nちゃんは私がこの授業を受けている理由を一度も聞いたことがありません。

彼女はなんて大人なんだろうと思います。

私が1人だけ学年が違うこと、でもそれがなぜかは聞かずに、一緒にいてくれるんですよ?

私が1人にならないように。私が淋しくならないように。

Nちゃんは他の子のように同じ学年の女子といれたらどれだけ楽しいでしょう、気が楽でしょう。

それなのに彼女は私の傍にいてくれる。周りの目も気にしないで。

私が1人にならないように。私が淋しくならないように。


Nちゃんの存在に私がどれだけ救われているか、みなさまに伝わっているでしょうか?

Nちゃんのさりげない優しさに私がどれだけ救われているか、みなさまに伝わっているでしょうか?


「ねえ、Nちゃん。本当は同じ学年の子と一緒にいたいんじゃないの?なんで私と一緒にいてくれるの?無理してない?周りの子たちから変に思われたりしてない?私と一緒で気疲れしない?大丈夫?」


聞きたいことはこんなにあるんですが、私はまた1人になるのが怖くて聞けません。きっと…きっと体育の授業が終わる日まで聞けないでしょう。


でも、体育の授業の最後の日が来たら私は彼女に必ず伝えたいです。


「一緒にいてくれて本当にありがとう。私とたくさん話してくれて、笑ってくれて、隣に座ってくれてありがとう。Nちゃんがいてくれて本当に良かった。一緒の授業にいてくれてありがとうね。」


来週も笑顔が愛らしいNちゃんに会うのを楽しみに体育の授業を頑張ろうと思います❀

そう思わせてくれるNちゃんに心から感謝ですね。


最初は学年が違う人たちに交じって授業を受けることに恥ずかしさと不安で胸がいっぱいでしたが。

今はこう思えるようになりました。優しさに溢れた後輩たちと一緒に授業が受けられて私は幸せ者だと。

Nちゃんみたいに、誰も1人にしない気持ちを持った優しい心の持ち主に私もなりたいです。

ありがとね、Nちゃん。この恩は一生忘れないよ。

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