浮気をされた平凡男爵令嬢ですが、誰にも心を開いてこなかった白王子に、求婚されました。
婚約者であるディエゴ・オルシーが浮気をしている。
私、アニータ・デムーロがそう確信するにいたったのは、数か月前のことであった。
ある日、彼がびしっとフォーマルな衣装に身を包み馬車に乗り、どこかへと向かうのを見かけたのだ。
胸元には、私が過去にプレゼントした自作のペンダントが揺れていたのだから、見間違いではない。
意外な姿だった。
子爵令息である彼は、婚約者とはいえ、男爵家出身令嬢である私を見下しているところが常にあり、私の前へ出てくるときはいつも、簡素な服を着ていた。
なにか、大事な会合でもあるのかしら。
その時はそう思ったのだけれど、翌日、前日見かけた時とまったく同じ服を着て私の前に現れた時には、さすがに疑わざるをえなかった。
「ディエゴ様。今日はなんだか、甘い香りがしますわね。どこかに行かれていたのですか?」
なるたけ柔和な笑顔を作って、鎌をかける。
普通の会話と同じような調子で。
そう心がけてはいたのだけれど、平静を装い切れず、唇はぴくぴくと吊っていた。
幸い、ディエゴはそれに気づかなかった。
「いいや、どこにも行ってないさ」
彼はこう爽やかな笑顔で答えるからクロだと確信した。
公務での外出であれば、婚約者である私に隠す必要がない。
その後、私は本格的に調査をはじめた。
ディエゴの浮気疑惑については、両親や使用人を含めて誰にも告げなかったため、一人で、だ。
男爵家からしてみれば、子爵家のオルシー家は格上にあたる。
そのため、婚約が成立した際、両親はかなり喜んでいたし、今も私が結婚するのをかなり楽しみにしていた。
そんな二人に告げるには、事実として重すぎる。そう考えたのだ。
そうして孤独な調査を行った結果、私は衝撃的な言葉を耳にした。
「アニータ? あぁ、あれ。あれは持ち物みたいなものだよ。そうだな、せいぜいがハンカチーフと同じだな。使わなかったらポケットに入れたまま存在を忘れてしまう。ハンッ、おもしれぇだろ?
まぁあんなんでも、家に大目玉を食らわずに遊び回るためには、ちょうどいいお飾りってわけよ」
と。
街へ遊びに出たディエゴが、捕まえてきた女性の肩を抱きながら、こう語っていたのだ。
どうやら私は最初から、彼が女遊びをする隠れ蓑にされる予定だったらしい。
正直、かなり胸に堪える一言だった。
親同士が決めた婚約とはいえ、将来の結婚相手だ。私の方は一途に彼を想おうと努力をしてきた。
その結果がこれなのだから、いきなり目の前が真っ暗になったような絶望感があった。
♦
それから数日はすっかり塞ぎこんでいた私だったが、くよくよ悩んでも仕方がないことも同時に分かっていた。
本当ならばすぐにでも婚約破棄を申し出たかったが……
ディエゴとの婚約は、私の両親から申し出ることで成立した縁談だ。
いかなる理由があるとはいえ、それを簡単にこちらから取り下げるようでは、家の信頼度下落にもつながってしまう。
簡単に関係を切れないのは、確かなことだった。
ならば、どうにかしてディエゴの気持ちを私の方へ向けさせるしかない。
そう考えた結果、私は当王国の第五王子・エリゼオ王子主催のお茶会に参加することとした。
簡単に言えば、嫉妬心を煽る作戦に出たわけだ。
「わ、すごい人の数ね……」
エリゼオ王子は、王の子息の中で、残る唯一の未婚者である。
まだ婚約者のいない彼は、その地位だけでも令嬢の間で取り合いになるような高貴な存在だ。
加えて、容姿もかなり優れているため、その人気は普通では考えられないほど高く、彼に思いを寄せる令嬢はかなり多い。
実際、お茶会の参加者は7割近くがご令嬢だった。
一部には公爵令嬢のような、普段はお目にかかれないような地位の方も参加されていたあたりからも、エリゼオ王子の人気ぶりがうかがえる。
そんな会場の中心にて、
「ねえ、エリゼオ王子ったらこっちを向いてくださいな」
「いいえ、わたくしの方を見ていただきますわ」
主役である王子は、引っ張りだこになっていた。
茶会の真ん中のテーブル、四方八方から腕を引かれている。
彼はそれらすべてに笑顔を向けはするが、明白には答えを出さない。
「落ち着いてください、みなさん」
目に少しだけかかった銀色の髪をかきながら、柔らかな笑みで諭すだけだ。
ほぼ、完璧な笑顔であった。
綺麗な銀色の髪の毛も、ミルクより白い肌も、美しく弧が描かれた鼻筋も、さりげなく耳から垂らしたアクセサリーまで、隙がない。
こうして見ると、『白王子』と言われる所以もよくわかった。
清廉で、どこにも欠点の見当たらない美丈夫。
虜にならない女性の方が、おかしいくらいの完成度であった。
他にも高貴な身分の男性はたくさんいたけれど、その中でも彼の美貌は群を抜いていた。
しかし、私はその綻びに気付いていた。
いつか、ディエゴに鎌をかけて浮気を問い詰めた際の私と同じだ。
どうにか、無理やり笑顔を保っている。
なぜ分かるかといえば、私と同じく唇が引きつっているからだ。
ぴくぴく、と軽い痙攣をおこしていた。
国の将来の一端を大きく担う王子だ。たぶん、心労もあるのだろう。
なんて、私は遠巻きに同情する。
なぜ遠巻きかと言えば、私が男爵令嬢だからだ。
王子の周りを囲んでいるのは伯爵家以上の高貴な家柄の方々ばかり。
男爵令嬢が、近づく機会なんてあるわけがない。
……と、思っていたのだけど。
「ではこれより、エリゼオ王子との個別の会話時間に入らせていただきます」
どうやら、茶会に参加するだけで誰でも少しはお話できるらしい。
もちろん時間制限は設けられているが、王子と一対一で話せる機会なんて、そうない。
たくさんのご令嬢が参加されていたのも、これが目当てだったというわけだ。
エリゼオ王子が待つ部屋へ、参加者が順番に通されていく。
「エリゼオ王子ったら、私のこと素敵って言ってくれたのよ」
「あら。あたしなんて、エリゼオ王子に手編みの手袋渡したら、大事に使うね、って言われちゃったもの」
出てきた令嬢たちがこんな言い合いをしていたのを見て、私は悟った。
王子とは言うけれど、もはや見世物状態だ。
都合のいいことしか言わないように、強制でもされているらしい。
そんなやり取りを眺めていると、私の順番が回ってくる。
部屋へ入ると、やはり唇を軽く引きつらせたエリゼオ王子がそこには待っていた。
席について、彼と向かい合う。
「初めまして、だね? お名前は?」
二人きりの空間だ。
柔和な声で話しかけられると、一瞬どきりとする。
が、エリゼオ王子は、あくまで義務感から私に笑顔を向けているのだ。そう思いなおすと、すぐに胸の鼓動は引いていった。
代わりに私は口を開く。
「いいですよ、私の名前なんて覚えても仕方ありませんし」
「……えっと?」
「これから、もっとたくさん令嬢の方がいらっしゃいますしね。少しは休んでくださいな。あ、私のことなら無視していただいて結構ですから」
王子の茶会に参加していたという事実によって、ただディエゴの気を引ければいい。
よもや王子に名前を覚えてもらおうなんて大逸れた欲はない。
エリゼオ王子は、私の態度によほど面食らったらしかった。
しばらく放心したように黙り込んでから、
「……ならば少し甘えさせてもらおうかな。正直、少し疲れていたんだ」
首をもたげて言う。
それ以降は、一言もかわさないまま、規定の時間がやってきたので、形式的な挨拶だけをして、私は部屋を退出したのだった。
予想外のことが起きたのは、ここからだった。
そうして茶会が終わり、私が帰ろうとしていた時のこと。
「お待ちください、アニータ・デムーロご令嬢」
思いがけず、王家の執事の方に声をかけられた。
「……私になにか御用ですか?」
「はい。エリゼオ王子が、あなたともう一度お話をしたいとおっしゃられていまして」
「私と、ですか。他の誰かの間違いでは?」
なにせ、ほとんど会話をしていない。
が、執事の方は間違いなく私なのだと言う。
こうなったらば、どうせ断りようもない。
私は再度、エリゼオ王子の待つ部屋へと入った。
「さっきは助かったよ。アニータさん、と言うんだね。執事にきいたよ」
「え、えぇ。たしかに名前はそうですけど。なぜ私をわざわざ二回もお呼びに?」
「さっきはまともに話をしていなかったからね」
「いいんですよ。私となんて無理にお話してくれなくても」
謙遜でもなんでもなく、素直な思いから私は言う。
が、エリゼオ王子はふるふると首を横に振った。
「無理に、じゃなく、君と話をしたいと思ったのさ。僕が疲れてる、なんて気づいた令嬢は君だけだったから。どうやって気づいたんだい? 見せないように振る舞っていたつもりだったんだけどな」
「ああ、それなら。唇がぴくぴく動いていたので、無理して笑顔を繕ってるんだろうなと思ったんです」
「……なるほど、唇か。それは気づいていなかったな」
「たまたまですよ。少し前に、同じような笑顔で修羅場を誤魔化したことがあったので」
余計なことを言ったな、と後から思った。
「なにがあったんだい? よかったら聞かせてもらえるかな?」
が、エリゼオ王子にこう言われれば、答えないわけにはいかない。都合のいい言い訳も、思い付きはしなかった。
「ここだけの話ですが……」
私は短く、婚約者であるディエゴに浮気をされていた話をする。
「それで、王子はどうして無理に笑顔を作ってまで、たくさんのご令嬢にいい顔をされているんです?」
すぐに、王子の話へと内容を切り替えた。
別に、王子に愚痴や悩みを聞いてもらうつもりなどなかったからだ。
エリゼオ王子はしばらくは話すのをためらっていた。しかし、私が先に秘密を話していたことが効いたらしい。
「じゃあ、これもここだけの話にしておくれ」
と前置いて言うには、
「……家の方針さ。王家で結婚をしていないのは僕だけだからね。特定の人に肩入れせずに、いろんな人に期待をもたせることで、貴族からの貢物を多く集めたいんだそうだ。たしかに財政が苦しいとはいえ、笑えるだろう?」
とのこと。
財政難による資金調達の手段として、利用されているらしい。
「君は婚約者に浮気をされ、僕は国の道具として利用され……お互い災難だね」
「規模感が違いすぎますよ。あなたの問題に比べれば小さなものです」
「はは、たしかに。でも、君の感じ方としては、重大な問題だろう? そういう意味では同じさ。苦労仲間だね、僕と君は」
その言葉にはっとさせられて、私はこくりと頷く。
それから、ふっと吹き出してしまった。
一国の王子と、男爵令嬢が仲間。どう考えても、おかしな話だ。
私につられたのか、エリゼオ王子もやがて、くすりと笑う。それから二人して、しばらく笑いあった。
無理していないのは、その笑顔で分かった。どうやらこの人はわらうと自然に、笑窪ができるらしい。
その素朴な表情を見ていると、なんだか心がかるくなっていくのを感じる。
「また話をしてもらえるかな、アニータさん」
「ええ、無理をしていないのであれば」
「無理はしてないさ。むしろ、君とはまた話したいと思ってね。ここまで話をしたのは君だけだから」
「……そういうことなら、こちらこそよろしくお願いします」
こうして、予期せずエリゼオ王子と親交を深めることとなったのち、一度目の茶会はお開きとなった。
♦
それからも、エリゼオ王子の茶会は定期的に催された。
私はそのたびに参加し、エリゼオ王子と雑談する機会を持つ。
身分に大きな違いがあるとはいえ、ほんの些細なきっかけだったとはいえ、誰にも言えない悩みを吐露しあった仲だ。
もはや家族より、気楽に話せるような間柄になっていた。
そのため、しばしば茶会終わりに話し込んでから帰宅することもあったのだけど……。
それがついに、ディエゴに伝わったらしかった。
王子とのお喋りの時間を終え、帰路についたところ、
「おい、アニータ! お前、こんな時間までなにをしてたんだ?」
眉間にしわを寄せて、悪魔みたいな形相をしたディエゴが私の行く手を阻んでいた。
「……少しエリゼオ王子のお茶会に参加していただけです」
「少し? もう他の令嬢は誰もいないじゃねえか! ……まさか浮気してたんじゃないだろうな?」
「してませんよ。ただの一参加者です。だいたい、エリゼオ王子なんて雲の上の人ですよ」
もともと、待ち望んでいた展開だった。
しかし、裏目には出てしまったらしい。妬いてくれているわけではなく、ひどく怒っているようだった。
にらまれて、私は一歩後退せざるをえない。
「じゃあ、お前はこんな時間までなにをしてたんだ? もうお前がエリゼオ王子となにやら仲がいいことは割れてるんだぞ」
「……ただ雑談をしていただけです」
「にしては随分と長く熱心じゃないか。茶会の度だって話じゃないか」
自分の浮気は一切合切、棚に上げるつもりらしい。
ディエゴはなお、強気に私を問い詰める。
「はんっ、どうせ遊ばれてることも分からないのか? 胸もなければ脳もないらしいな。お前のような身分の、大した容姿でもない令嬢が、相手にされるわけがないだろう」
「ですから、決して恋愛関係では――――」
「じゃあ、もう金輪際、エリゼオ王子の茶会には参加をするな!」
こう突き付けられて、一瞬、頭が真っ白になった。
別に問題はないはずだった。
エリゼオ王子の茶会に参加していたのは、そもそもディエゴの気を引くため。
その作戦は、今回彼がこうして私を待ち伏せしていたことで、成功とは言えないまでも、一定の成果を得ることができた。
だから、もうこれで終わり。これ以上を望む必要はない。
「……それは、嫌です」
けれど、こう答えてしまっていた。
「は、はあ? 婚約者様である俺の言うことが聞けないってのか? やっぱり浮気してたんじゃ」
「してません。してませんけど、それは嫌です」
私は腰元で拳をにぎり、怒るディエゴを見ないようにぎゅっと目を瞑って、必死で言う。
どうやら私にとってエリゼオ王子は、いつの間にか、かけがえのない存在になっていたらしかった。
苦しみを分かち合うことも、些細な喜びを分かちあうこともできる、欠かせない人。
正直、ディエゴよりもよっぽどなんでも相談できる。
そんな彼とのささやかな時間を奪われるのは、どうしても嫌だった。
「ふざけるなよ? お前が俺に逆らうような言動をする時点でむかつくんだよ……!」
ディエゴは、自分の思うようにいかないことがあると、すぐ頭に血がのぼる。
過去には何度か殴られたこともあった。
きっとまた、拳が飛んでくるに違いなかった。それでも、エリゼオ王子との時間を想えば、怖くない。
私はどうにか耐えようと、必死で目を閉じ続けるのだけど、
「そこまでにするんだ、ディエゴ・オルシー子爵令息」
耳を撫でるような優しい声に、ふっと瞼の力を緩めると、そこにはディエゴの拳を受け止めているエリゼオの姿があった。
「……え、エリゼオ王子!? こんなところで、なにをして……」
「簡単なことだよ。大事な人を守りに来たんだ」
エリゼオは、にっと微笑むと、ディエゴと対峙する。
「な、なぜエリゼオ王子が邪魔をするのです!? これ《・・》は、俺の婚約者《所有物》です。あなたには関係ないのでは?」
「そうか……。残念だけど、この子は君の所有物じゃないよ」
腰に佩いた剣を抜くと、そこからはあっという間だった。
流れるような剣捌きから発された風属性魔法で、ディエゴを壁へと打ち当てる。
地面に倒れこんだディエゴに、エリゼオ王子は容赦なく剣先を向けた。
「ディエゴ・オルシー。今、ここで宣言するがいい。今この時をもって、アニータとの婚約を破棄する、と。そしてその責任は自分にある、と」
「な、な、なぜそんなことを」
「君が暴力をふるった挙句、自分は浮気し放題だからだろう?」
「どこに、そんな証拠が……」
「アニータはよく知っているさ。それに王家の調査隊に調べさせれば、君の行動くらいはすぐに分かる。これでも、まだ言い訳を続けるかい?」
ディエゴは、唇をかむと、そのままうつむいてしまう。
が、エリゼオが剣先を首元へ向けて催促をすると情けない声を上げて、
「み、認める、婚約破棄もする。それに俺が全面的に悪かった……!」
こう土下座をする。
ここまで一瞬のできごとで、私は見ているだけしかできなかった。
その後、ディエゴには婚約を破棄する旨と、賠償金を支払う旨の念書を書かせた。
そのうえで、一度家へと帰らせる。
私はディエゴが帰るまで、いっさい口を利かなかった。
もはや話すこともなかったからだ。ただただ、これまで強気だったはずの彼が情けなく、泣きべそをかく姿にあきれるほかなかった。
一方で、エリゼオには聞きたいことが山ほどあった。
「どうして助けに来てくれたんです? どこからか見てましたか?」
「いいや、王城の警備兵が僕のところに飛んできたんだよ。不審な男が門の前で待ち伏せている、ってね」
「……なるほど。でも、それじゃあ、そのまま警備兵さんに対応してもらえばよかったんじゃ?」
男爵令嬢のもめごとくらいで、王子が出張る必要は普通に考えればない。
私が首をかしげていると、
「そこは、ほら。いてもたってもいられなくてね」
エリゼオは銀色の髪を指で解きながら、少し頬を赤らめる。
さっきの『大事な人』発言に続き、なんだか誤解してしまいそうな言いようだ。
勝手に気恥ずかしく思っていると、と彼は話を切り替えた。
「それより、これで君の婚約者はいなくなったわけだね」
「……まあ、そう言うことになりますね。この先、一生貰い手が見つからなかったりして」
エリゼオのおかげで、賠償金を得られるようになったとはいえ、私が婚約破棄を引き起こしたことには違いない。
そもそも男爵令嬢は、その身分が低いことから引き取り手が少ない。今回の件で評価がさらに下がってしまうことを想えば、おおいにありえる。
「まあ、いいんですけどね。気分はすっきりとしています。助けてくれて、それから婚約破棄まで取り付けてくれて、ありがとうございました」
「礼には及ばないよ。僕がしたかったことをしたまでさ。婚約破棄のこともそう。僕がそうさせたかったんだ」
「えっと、というと?」
要領を得ない発言に、私はそう問い返した。
すると、エリゼオ王子は前髪をふうっと吹き上げて、少し間を開けてから言う。
「アニータ。僕が君の貰い手になってもいいかな?」
しばらく理解するのに時間を要したが、そののち私は大いに赤面させられるのであった。
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