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猫耳娘と大魔王の剣  作者: ナオ
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勇者と王

 朝日が昇りかけた時刻、青みがかった裏庭の壁の上に炎の鳥が降り立った。人の姿に変わったそれはロープを取り出し放り投げる。もう1人を引き上げ、まだ暗い裏庭に降ろしたあと自分自身も裏庭に降りた。

 勇者ロークは屋敷を見定める。標的の居場所はすでに結界術師リバが突き止めていた。何の遠慮もなく庭を横切り屋敷に入った。正面に2階に続く階段、その右手前にあるドアの先に標的がいる。様子を探ろうと近づいた矢先、中から声をかけられた。

 「入れよ、ローク。罠なんかねぇよ。」

 チッ、と舌打ちしながらも素直にドアを開けた。部屋の中はろうそくの頼りない灯りながら全体が見てとれた。

 「元気そうだな、ローク。」

 「グリン、ずいぶん痛めつけられたな。そこにいる魔物たちにやられたか?」

 窓際にあるベッドの前で包帯でぐるぐる巻きにされたグリンが笑いながら答える。

 「いや、別の魔物だよ。そこのお嬢ちゃんたちには助けられたのさ。」

 「ふん、魔物に助けられただと?情けない話だな。まさかそれで仲間になったとでも言うのか?」

 ロークは剣をいつでも抜けるように柄に手をのせ、壁際に立て掛けられた魔剣と体を丸めて眠る猫耳の娘を牽制した。

 「予想はついてるぞ、グリン。そこの子猫に情が移ったんだろう。だが、敵にまわるなら、こちらは遠慮なく切り捨てるつもりだ。」

 「まあ、落ち着けよ。確かに何も連絡せず行動したのは悪かった、謝る。だが話を聞いてくれ。頼む。」

 ロークは言葉を返さなかった。彼なりの承諾なのはこの2年間の付き合いでグリンには解っている。

 「そこのお嬢ちゃんだが、元々は人間なんだ。」

 「誰が信じる?」

 「俺も半信半疑だった。だが悪い奴に拐われて魔物にされたって話だ。本当にそんな不幸な境遇の人間なら命を奪うと夢見が悪いだろう?」

 「アスフィンの命を奪っておいてなにが不幸だと?」

 「殺されそうになったからな。それに」

 グリンは剣の方を見てため息をついた。かなり芝居がかっていて、場が白けそうだと剣は思った。だが、ロークは結構食いついている。

 「アスフィンに手をかけたのは剣の方だ。お嬢ちゃんを操ったのさ。その時お嬢ちゃんに意識はない。不幸なお嬢ちゃんは人殺しの手伝いを自分の意思に反してさせられちまったんだ。同情せずにいられるかい?」 

 さすがに下手すぎる、勇者を怒らせるつもりか、と心中ハラハラする剣を余所にローク自身は真剣に聞いていた。20代半ばという年齢にしては純真過ぎるといえる。チラリとリバに目配せした。リバはアスフィンの死に際の記憶を精神干渉で見ている。

 「確かに、グリン様の言っていることに嘘は在りません。」

 「…そうか。」

 「まあ、俺だって敵の言うことを無条件に信じちゃいなかったさ。それで、確かめるためにここに来た。」

 「この建物はなんだ?どうしてここに来たんだ?」

 「ここにお嬢ちゃんは閉じ込められて悪い魔法使いに魔物に変えられちまった。そう聞いて証拠を調べに来た。ここの地下に魔物に変えられた人間がいた。お嬢ちゃんの言うことは本当だった。このケガはその魔物にやられたんだ。見てくるか?」

 「後で見よう。だがそれならその猫娘も人を襲うだろう。ここで退治しておくべきだな。」

 「それが、お嬢ちゃんは完全な魔物じゃない。魔物に変えられる途中で逃げたんだよ。だから心配はいらない。」

 「信用できんな。誰が保証するんだ?」

 「ククク…馬鹿どもが騒いでおる。」

 剣が突然蔑むように笑い、言葉を挟んできた。もちろん芝居だ。

 「なにが可笑しい?」

 「この小娘に執着しとるようだが、勇者とやら、これが、小娘が恐ろしいかね?ワシを忘れておらんか?小娘が貴様らの仲間を葬れたのはワシがいればこそ。ワシの強さこそ恐れるべきではないか?」

 「…魔王殺しの魔剣、もちろんお前は破壊してやる。」

 「ほう、どうやって?貴様に教えてやろう、ワシの体は時間の流れが無い物質で造られている。壊れることも、錆び付く事も無い。その剣で一撃を入れてみるか?貴様の剣が折れるだけじゃ。さあ、どうする?」

 「おっと、待てよローク。」

 半ば剣を抜きかけたロークをグリンが宥める。

 「その剣が破壊出来ないってのは本当だ。俺が試した。だが幸いなことにソイツは自力で動く力を今のところ失っている。」

 「勇者様、それも本当だと思われます。今この魔剣からは強い魔力を感じません。」

 「そこで提案だ。そいつを今のうちに封印してしまうんだ。方法は知っている。」

 「何故それをお前が知ってるんだ、グリン?」

 「えーと、お婆ちゃんの…うちの嫁の母親の知恵袋というか、まあ聞いたことがあるんだ。」

 さすがにロークも変な顔をした。

 (グリンの奴、いくらなんでも無理があるじゃろ!)

 剣はグリンに話の出所を任せたことを後悔した。

 「とにかく、塩水、海の水と同じくらいの塩水に沈めれば剣の意識を封じ込められる。だがそれだけではただ眠っているだけだ。魔力が満ちれば復活する。先に剣に封印の紋様を書いた布を巻いて魔力を封じ、更に呪文で意識と魔力を封印しておく、だったかな?」

 ロークはリバに目配せして、真偽の判断をまかせた。

 「…一応、理屈としては、合ってます。無機物に宿った魔物は塩の水を苦手とします。それに封印の紋様と呪文で二重に封じ込めるというのも。」

 「思い出した!封印は最高位でないと意味が無い、ナゼナラ時間ノ制約ヲウケナイノハ最高位ノフウインだけだからな。」

 もはや棒読みゼリフとなっている。

 「…問題なく出来ます。ですが勇者様、話がそれています。あの娘の処遇となんの関係もございません。」

 「リバの言うとおりだ。グリン、剣は封印するとして、この猫娘を世に放てばどんな危害を及ぼすか測れない。」

 「お嬢ちゃんは俺が預かる。」

 グリンはそう言いはなった。

 「何?正気か?」

 「俺が責任を持ってこの子を人間として育てる。だから、任せてくれ。」

 「駄目だ、所詮魔物だ。この場で処分する。」

 ロークが剣を抜き放った瞬間、グリンは素早く立ち上がり娘と剣の前に立ち塞がった。

 「…頼む。」

 どうみても満身創痍ながら強い意志と気迫は、勇者にこの歴戦の猛者が魔物との戦闘でどれ程の働きをしてきたか思い出させた。思わず一歩退く。

 「…王の命は魔剣の捕獲と破壊だ。本来なら猫娘に用はない。本命が目の前に控えているなら雑魚に構う暇など無いな。」

 「よろしいのですか、ローク様?」

 「ああ、これまで1000を越える魔物を葬ってきた。気まぐれに一匹見逃すだけだ。」

 「ありがとう、ローク。」

 「だが、勇者とは魔物の殲滅を使命とする者だ。お前とはここで道を違えることになる。仲間の仇に肩入れするような奴に用はない。もちろん報償金を受け取る権利も剥奪される。それでも構わないんだろうな?」

 「ああ。」

 「よし、お前の分はアスフィンの家族へ手当ての上乗せとして渡しておく。それがお前の罪滅ぼしだ。」

 「感謝するよ。」

 「そちらの話は終わったかね?ワシを封印するならさっさとするがよい。だが、覚えておれ、いつか力を取り戻し封印が解けたときを楽しみにしておくからな。」

 「ああ、そうだな楽しみにしてるよ。…いやそんときはお前さんをきっちり破壊する方法を見つけておく。覚悟しておくんだな。」

 (危うい奴じゃなグリン!…まあ、おそらくその時にはお主らの寿命が尽きた頃じゃろう。お別れじゃな。せいぜい長生きするがよい。)

 「さてと、ソイツは人間が持つと本来の重さの100倍の負荷がかかる。封印さえ済ませば10倍程度の負荷になるはずだからなんとか持ち運べる。封印の儀式を手伝ってやるから怪我の治癒を頼む。」

 ロークは試しに魔剣の柄に手をかけた。

 「…リバ、グリンの怪我を治してやれ。」

 治癒魔法により回復したグリンとロークは2人がかりで剣を広い階段ホールに引きずり出し、リバが描いた魔方陣の中心に置いた。

「…何してるの?」

 封印の布を巻き付け、これから儀式が始まるタイミングで娘が目を覚まして部屋から出てきた。

 グリンが素早く取り押さえ、部屋の中へ押し込んだ。外からグリンの体でドアを押さえる。部屋の中からわめき声とも泣き声ともつかない声が響き、ドアを叩く振動がグリンの背中に伝わってくる。

 (すまない、お嬢ちゃん。すまない…)

 ロークはドアの方から目をそらし、リバに儀式の開始を促した。何かを察しているようだが、言葉には出さない。

 (ああ、娘の声を最後に聞けたか、短い間だったが久しくなかった楽しい時間であったな。また長い眠りの時に入る、懐かしいような、寂しいような…何かを思い出しそうじゃ、が、眠い。何かを…)

 封印の儀式は始まり、リバは一心不乱に呪文を唱えた。



 日が登りきった頃、儀式が終わり封印された剣をガレージアに届ける為、勇者達は帰途についた。グリンは屋敷に残っていた。剣との約束を果たすために。ドアを開けると、娘は後ろ姿で膝を抱えて座り込んでいた。顔は伏せている。グリンは声をかけられずにその姿を見ているしかなかった。

 「…グリンさん?」

 体勢を変えないままで、娘は声を出した。喉が枯れている。

 「…ああ。」

 「…剣さんは?」

 答えられない。

 「剣さんを、渡したの?勇者の人に…」

 「…ああ。そうだ。」

 「…裏切り者。キライ。もういい。出ていって。」

 「そういう訳にはいかない。お嬢ちゃんを任された。その…剣さんにだ。」

 「…わたしは1人でいい。誰も信用出来ない、パパも、ママも、グリンさんも、やさしいふりをしてわたしを傷つける。」

 「聞いてくれ、剣は自分から勇者に渡してくれと頼んできたんだ。奴はお嬢ちゃんが行き場を失ったことを心配していた。お嬢ちゃんのパパとママが…ああなってしまった以上、家族が必要だと、だから俺に家族になってくれと頼んできた。人間の家族になってくれと。自分と一緒にいればお嬢ちゃんは勇者達に追われる。だから、」

 「剣さんは家族だった!わたしは剣さんと一緒に居たい!」

 「剣の気持ちはどうでもいいのか!」

 「えっ…!?」

 「ずっと助けてくれただろう!なのに、お嬢ちゃんは両親が魔物になって襲ってきたとき、何もしなかった!…酷なことをいうが、お嬢ちゃんは剣の闘え、という言葉を聞こうとしなかった。剣は自分が死ぬことはないと言っていたが、その事を知らないお嬢ちゃんは無抵抗だと剣を巻き添えにすることになる、そこまで考えなかっただろう?だから何もしなかったんだ。家族だと?甘えていただけだろう!本当に家族だと思うなら剣の為に動くべきだった!」

 「そんなつもりは…」

 「無かっただろうな。だが、実際そうなんだよ。剣が大切なら剣が俺にお嬢ちゃんを託した意味をしっかり考えて欲しいんだ。いつまでも剣に甘えていたらダメだ。剣はお嬢ちゃんを死なせないように必死だった、その剣が選択したことだ。お嬢ちゃんのためにってな。だから、お嬢ちゃんは俺が連れていく。」

 娘は顔を上げた。

 「お嬢ちゃん、パパとママの墓を作ろう。そしてもうここを出よう。ずっと外に出たかったはずだろ?新しい場所へ行くんだ。剣のためにも、な?」

 娘は振り返ってグリンの顔をみた。そして頷いた。 



 ~1週間前~

 ガレージア王城の地下牢、一番奥にある一際堅牢な一室にかつて魔王の側近を務めた魔物は居た。勇者による尋問で剣の正体や居どころの見解を吐かされたが、そのほとんどが憶測や伝え聞きであり、核心に迫る知識など持ち合わせていなかった。結界術師が何か報告を述べに来てここから出ていく時に、すでに魔物に見切りをつけていた勇者は去り際、

 「もはや生かす理由は無いな。戻り次第殺す。」

と、言いはなった。

 (勇者が戻れば私の命運は尽きる。魔王を除けばその魔力の強大さに数多の魔物が畏れを為しひれ伏した私の、その最後がこの狭く汚い小部屋とはな。)

 魔物が自身の末路を憂う最中、複数の足音が地下牢内に響いた。城内の地下牢は政治犯や敵将を投獄するためのもので、現在はこの魔物一体だけが存在している。そこに、思いもよらない人物が現れた。勇者が遂に始末をつけに来たか、と構えた魔物はガレージアの国王が覗き窓から顔を出したことに驚いた。

 「魔王の側近よ、ワシはこの国の王レオン・ガレージアである。貴女の顔を見に来た、面を上げるがよい。」

 魔物は身震いした。こんな屈辱はない。たかが人の国の王ごときが私に命令するだと?だが今の自分に出来ることなど何もない。せめて睨み付けてやれ、そう思いガレージア王の目を見据えた。

 「ほう…。」

 城内の兵士の間で噂されていた。捕らえた魔物は女、それも美女だと。事実そうだ。魔物は人間の姿に近い種族だった。性別でいえば確かに女性ともいえる、というよりその種族には女性しかいない。色白を通り越して薄い青に見える肌の色、金色の目、黒く艶やかな髪に妖艶な雰囲気が漂う、およそ魔物のイメージとは遠い美しさが確かにあった。噂は王の耳に入った。勇者との謁見の場ではその顔を見る機会を逃した王は、興味を抑えきれず立場上足を踏み入れることが無いはずの地下牢へ従者と近衛兵を引き連れてきたのだ。

 「噂に違わず美しい。ロークめ、不届きな奴じゃな。ワシにこれ程の美女であることを隠しだてするとは。不浄だと?抜かしおる、己の心持ちこそ不浄であろう。」

 女好きで知られていた。正妻を若くして病気で亡くしてから、たがが外れたように愛人を増やした。200を越えると噂されている。

 「問うが、貴女は魔王の側近であり、妾でもあったのか?魔物というものも閨を供にするものなのかね?魔物同士の種族が違っていても子を成すことがあるのか?」

 更に下品な質問をいくつか、にやけ顔で王は聞いてきた。下衆め、魔物は心底この老人を嫌悪した。無言でいた。

 「…言葉を知らぬ、ということはないはずだが。ワシに聞く口は無いということかね。よいのか?貴女の命運はワシの声一つで左右されるということが解らぬか?」

 (何をぬかす!自由の身ならば手足を切り落としあらゆる苦痛をその身に与えるものを!)

 だが、風向きが変わったことに魔物は気付いていた。

 (この色狂いの老人は権力者だ。人間は魔物と違い個々の力量ではなく、権力を持つ者を強者と称えその命に従う。あの勇者でさえも。こいつを味方につければ、状況は変わるのではないか?いや、上手くこいつを使えば優位にすらたてる!勇者を地獄に叩き落とすことが出来る!)

 「…畏れながら、私は人間と相容れぬ魔物でございます。それが、高貴なる国王陛下がお声をかけてくださる事態に歓喜の思いが胸に溢れ言葉を失いました。ご無礼をお許し下さい。」

 魔物の声を聞き、王は機嫌を取り戻した。魔物の声は美しく、甘美な響きを持っていた。

 「ほう、殊勝な心持ちであるな。どこぞの粗野な連中と違い、立場をわきまえておる。」

 「ところで、何故私ごときお声がけするためにこのような場所へ?失礼ながらこの場所は高貴な身分にある陛下が立ち入るにはあまりふさわしく無い場所でございます。」

 「ふむ、気まぐれじゃな。高位の魔物とはどのような姿であろうか興味を持ったのでな。魔物とは思えぬほど美しいことに驚嘆しておる。貴女こそこの場におよそ似つかわしくないであろう。」

 「ありがたきお言葉でございます。ですが、国王陛下程のお立場で私などと話をするのは周囲がお止めになるのでは?」

 「なに、ワシのやることに口出し出来るものなどおらん。しかし貴女をこのような場所に押し込めるとは、勇者には配慮というものが足りん。もっと上質な部屋を用意するべきじゃな。捕虜とはいえ敵方の貴人じゃ。それなりに扱わねば失礼であろう、な?」

 王の従者は答えた。

 「しかしながら、彼の者は魔物の中でも実力者でございます。万が一力を解放されれば我々の手に負えませぬ故に、勇者殿は人が寄り付かず、監視の目が行き届くこの場所を選び閉じ込めております。」

 「魔力は封じたとのことじゃろう?手足も縛り付けておる。何が出来るというんじゃ?」

 「ですが、」

 「口答えするか!魔力が無ければ人と変わらぬではないか!見よ、あの細身の女性が剣を持ち鎧で身をかためた兵士より強いと申すか?貴様らはそれほどに弱い役立たずなのか!?」

 剣幕に圧され、従者は黙った。王は絶対権力者であることを誇示することで、魔物が自分に好意を持つだろうとの企みをもっていた。魔物、それも魔王の側近を務めた程の高位のものと懇意の仲となればこれは快挙である、と歪んだ欲望で王は心を躍らせている。

 (これは、上手くいく。この愚かな老人は苦も無く篭絡できる。この小部屋から解放されれば勝利の道筋が見える!)

 魔物はほくそ笑んだ。

設定

結界術師リバ

ガレージアで若くして高い評価を受け、異例の出世を遂げている。城下の都で生まれ幼少から修道院に預けられた。親は貧しい平民と思われるが不明。魔法学で才能を見出だされ特例で城内の女学校に入学を許可され主席で卒業。結界術以外でも高度な魔法を習得している。勤勉で温厚、だが意志の強い性格で近寄り難いと周りから思われている。24歳。

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