表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の茶会  作者: シンイ
1/1

森勝玄一郎

まだ小説を書くことは慣れていないので、暖かい目で見て頂けると幸いです。

自分と向き合うことが出来なかった侍たちは腹を切る前に必ずこの茶会にやって来る。

その侍たちは様々な事情を抱えている。

その事情を聞いてやるのがこの私、池尻仁左衛門だ。


今まで茶会を開いてきたが、茶会の中で様々な経験をしてきた。

中には、泣き出すもの、逆上して襲いかかってくるもの、などがいた。


そしてまた今日、茶会の訪問者がやってきた。

「よろしく頼む」

「こちらこそ」

このものの名は森勝玄一郎。最近罪を犯してこの茶会にやってきた。さて、このものはどのような事情を抱えているのだろうか。


「では、これまでの人生でやり残してきたことなどはなんでしょうか?」

「私が人生でやり残してきたことか...」

「しいてあげるとするなら、親の死に立ち会うことができなかったことだ」

茶をたてながら質問する。

「親とは仲が良かったのでしょうか?」

玄一郎は顔を少ししかめながら答えた。

「いや、逆に仲が悪かった」

「絶縁もされていた」

「どうしてですか?」

顔をうつ向けて答えた。

「以前から家を継ぐことで揉めていたからだ」

「なるほど、ではここらで茶を飲みましょうか」

そう言って私は玄一郎に茶を渡した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ