1-14準備
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「今日の夜ですか!!」
「それじゃあどんなに急いでもギルドマスターが間に合いません。」
「今から早馬を出して急いで戻っても夜に間に合うかどうか。しかも休憩もしなければ戦えません。」
「どうしよう。街の主戦力は西の森に言っているのに」
「ミーナさん。この街の警備団と戦うことができるギルドの冒険者は何人ですか?」
「300ぐらいです。」
「300ですか...それでゴブリンの部隊はどのように向かってきてたのですか?」
「あぁ。ゴブリンの大半が先に進み、少し離れた後方にゴブリンキングとジェネラル、上位種が70ぐらいだった。」
「そうですか。」
「ではこの街の前の平原で戦うべきでしょう。森から出てきたところを叩くのがベストです。」
「そうは言ってもキングやジェネラルはどうするんだ。上位種だって160はいるんだぞ。」
「まず警備団と冒険者で街の壁の前に並び、壁の上からは砲台を準備します。そして攻めてきたところをあらかじめ平原に準備した罠で一網打尽にすれば良いと思います。」
「だから。キングやジェネラルはどうすんだって言ってるんだよ!ゴブリンが倒せても相手はあの街一つ滅ぼしたゴブリンキングだぞ!勝てるわけない。」
「だからと言って逃げる時間はないでしょう。一日では住民全員の避難はできませんし、遠くに逃げられません。後ろから攻められれば終わりです。」
「ゴブリンキングとゴブリンジェネラルは私がやります。」
「おい正気か!!」
「無茶ですショウマさん!!手も足も出ませんよ!!」
「大丈夫だ。それよりまず草原に罠を仕掛け、住民をできるだけ避難させてください。」
「ああそうだな。行ってくる。」
「私も行ってきます。」
そう言って2人は出ていった。
(そういえば他のギルド職員は?)
(もうすでに避難勧告を出しに行っています。)
(そうか。)
(ところでマスター。勝算はあるのですか。)
(もちろんある。まず俺が接近し、ジェネラルとキングを抑えながらジェネラルを一体ずつ削る。その間にユノに周りの上位種をかたずけてもらいキングと一騎打ちだ。)
(ジェネラルを倒せばLvは上がり今以上に強くなれる。しかも今7925ある俺の魔力で対戦車地雷を作ればどうにかなるだろう。)
(そうですか。現在MP上昇スキルがLv3ですので15kgの地雷を出すことができますがどのようにして使われるのですか?)
(それは自分の体につけ、自分ごと巻き添えにだ。俺は魔力操作で自分の身を守ればいい。)
(ですがジェネラル7体は削りきれるのでしょうか?)
(さあな。だが今キングやジェネラルと戦えるのは俺しかいない。いざとなったら魔力爆発をすれば足止めはできるだろう。)
(わかりました。では準備をしましょう。まずはMP回復のためにMPを回復させる薬を買いに行きましょう。)
(ああ行こう。)
俺はギルドを出てリザの店へ向かった。もう街は逃げようとする人でいっぱいだった。
(仕方がない。上を走ろう)
俺は屋根の上まで飛び屋根をつたってリザさんの店へ着いた。
「リザさん居ますか?」
「はい。どうしましたか?」
「MPの薬を沢山ください。それとリザさんも逃げてください。ここに居ては危険です。」
「私の心配をしてくれてありがとう。ですが薬は必要になるでしょ?私がいれば薬の心配はしなくてすみます。」
「ですが...」
「こう見えて私は元Bランクですよ。私も戦いに参加します。」
「えっリザさんがですか!」
「はい。ショウマも無理をするつもりでしょ?あんまり無理しないでね。」
「はいこれMPの薬。お代はいいから準備に行ってね。」
「ありがとうございます。」
そう言い俺は準備をするため宿に戻った。




