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現代兵器で異世界革命  作者: 多田 貢
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002 茨の道[ブランチロード]

やっと二話目です!最近忙しくて書いている暇がありませんでしたが、今回やっとのことで出来ました!ヒューヒューパチパチ!ということで今回もレビュー、感想をお待ちしております!本当マジで書いて欲しいです。

 あの後も少し会話をしてから戻って来た。

 そして神になった次の日。私は朝から悩んでいた。


「この力をどうするべきか。

 今まで出来なかった事が出来るようになったが具体的には・・・書き出してみるか」


(選択肢があまり無いな・・・

 まずは、世界大戦を終わらせることか・・)


「よし、始めに世界に対して宣誓をし、この戦いに加わることを宣言しよう」


「大臣らを招集しよう」


 この宣言が後に“終戦宣言”と呼ばれることになる。


 翌日、大臣らや幹部らを招集し、会議を開いた。


「今回の会議はどのようなことで招集されたのですかな?」


「いや、今回お集まりいただいたのは、今起こっている世界大戦を終結させる為にどうしていくかを決める会議である。」


「そ、そうですか・・・

 で、ではどのような事をお考えでしょうか?」


(ん?今の様子から見て何かあるな)


「私はまず近隣の朝鮮半島から終わらせようと考えている」


「はぁ・・ですが、我が国にはそのようなことに費やすお金は有りませんが」


「いや、出来るようにしていこうということだ。

 その為に始めに私はある物を造った。

 少し場所を移動しようではないか」


 そう言って私は近くにいたメイドに言伝を頼み、建物の外に止まっているある物に向けて歩きだした。

 着いた先には飛行機のようなものがあった。

 着いて来た大臣達は何だ?と思いながら見ていた。

 そこで、私は執事に合図を送り振り返って言った。


「これは最新の戦闘機である。

 これは私独自で開発したものであり、従来の戦闘機よりもコストはかからない。

 詳しくは後でそこに居る執事に聞くと良い」


(他にもあるがそこは言わないでおくとしよう)


「こういうものを使っていけば、出来るのではないか大臣」


 私は内心ニヤリと思いながら大臣達を見ていた。


「出来るので?しょうな・・・」


「では皆、同じ意見ということでよろしいかな?」


「はっ、異議ありません!」


「では、これで解散とする!」


 各々がその言葉を聞いて会議室から出ていく。

 しかし、私は最後まで残っていた。


「はぁ・・やはり疲れる。

 こういう堅苦しいところはあまり好きになれん」


 それを聞いていたメイドに⦅それは仕方のないこと です⦆と真顔で言われた。

 堅苦しい昔よりはいいから良しとしよう。


「少し外へ出るか」


 そう言って外へ出てある所に向かった。

 さっきまで居た場所から数分離れた場所にある建物である。

 外観はいかにも牢獄ですと言っているような造りで、中はご想像にお任せします。

 そして、その中を歩いて行き一人の牢屋の前で止まった。

 そう、その人とは前に暗殺をしようとして来た女である。


「やぁ、久しぶりだな。

 私を暗殺しようとした暗殺者」


 それを聞いて彼女は顔を上げて私を見つめた。

 その後、彼女は複雑な表情になり顔を背けた。

 そんな彼女に私はこう告げた。


「君をここから出してあげようか」


「私に会いに来て良いのか?一度襲われたんだぞ」


「襲おうとしている人はそういうことは言わないだろ

 う。だから、大丈夫だろう」


 私は確信めいたことを言う。


「・・・」


「そういうことだ。私は気軽に話せる相手が欲しい。

 堅苦しい言葉を話すのはあまり好きではない。

 そこで、今回の事で処刑されるであろう君に声をか けたわけだ。どうであろうか?これは、交換条件だ。

 どちらにもメリットがあると思うが?」


「・・・私は任務に失敗した。

 私には何も失うものは無い。

 だから、死んでも誰も気にしないだろう。

 しかし、私はあなたの言うことをあの時信じたいと思ってしまった。

 暗殺者としては失格だが、あの時に思ったことは今でもまだ私の心の中に残っている。

 何故だろうか?私はまだ死にたくないと思っている。この気持ちは初めて感じた」


 彼女はそう言っている途中、彼女の目から一筋の涙が流れていた。

 彼女は生まれて初めてその感情を感じたのだろう。


「それならば、君の好きに選べ!

 私の話相手となれ!そして生きよ!

 私からは以上だ。さぁ、どうするのかを答えよ!」


 言い終わると彼女の体は震えていた。そしてか細い声で言い始めた。


「わ・・た・・しは、私・は生きて・貴方の話し相手に・なって・あげます!」


 それは彼女の精一杯の見栄だった。彼女は顔を上げて私を見つめた。


「そうか・・よく決断した!それは君が今自らの手で選んだことだ。忘れるな!心に刻み込め!

 それから、これから宜しく」


「はいっ!」


 彼女はそう言って涙が出て赤く染まった顔ではにかんだ。

読んだらレビューを書きましょう。よろしくお願いしますよ!本当に!また、他の執筆があるので不定期に出して生きます。(数だけはある。あはは〜はぁ)ということでどうかよろしくお願いします。゜(゜´Д`゜)゜。

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