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第5章

 第二音楽室で閉じ込められた日の1週間後、余りにも変な人が学園に来る

理事長と明莉は案内するべく普段見ない人に挨拶する

 理事長「初めまして、私は栗花落 礼司と申します!」

 明莉「初めまして、私は悠樹 明莉と申します!」

 日和井「はい、どうも初めまして!」

 明莉「貴方は普段見ない方なんですが何をなさってるのですか?」

 日和井「あっ、申し遅れて失礼致しました!

因みに私は学校評論家の「日和井 助兵衛」と申します」

 理事長「卑猥?スケベ?」

 すると、明莉は声といい、名前からして凄く怪しむ

 明莉「ねえ、もしかして貴方はあの時の痴漢ですよね?」

 日和井「えっ、痴漢ですか!?

いいえ、違います

痴漢ではありませんので人違いです!」

 明莉「プフッ…、ふふふ…

あははははは!!」

 笑いに堪えてた明莉は頭の代わりに顎に毛が生えてる日和井の特徴で笑いの壺にハマった所為か我慢出来ずに笑ってしまった

 理事長「こら、人の見た目で笑うな!」

明莉「いっ…、いったぁぁぁい…」

 理事長は明莉に拳骨して叱るが日和井の顔には明莉に笑われて腹が立ってる表情が出ている

 日和井「理事長様、人の顔を見て笑うとか随分と酷い娘さん方ですね!」

 理事長「大変申し訳ありません!

後できつく教育しますのでお許し下さい」

 日和井「そうですね、この娘さんに学校案内させてくれましたら許します」

 理事長「そうですか、分かりました

明莉さん、学校案内は頼みますね!」

 すると明莉は疑惑で不安に戸惑いながらも「え?はい、学校案内しますのでついて来てくださいね!」と言い残し日和井を案内しに行く

 明莉「先ずは教室から案内します!

此処は1年生の教室で3クラス有ります

因みに私はC組です」

 日和井「C組のCっていうのはおしっ…

いいえ、何でもありません!」

 明莉「おし…?(ずっと前から思うけどこの人何か可笑しいのよね…)」

 日和井「そうでした、学年毎に幾つ居るのですか?」

 明莉「基本的にこの学校は学年毎に100人迄居ります

クラス毎ですと30名から35名ですね

因みに現在は1年生は100名居りまして、2年生は88名、3年生は73名ですね」

 日和井「あれ、学年毎に減ってますがどういう事ですか?」

 明莉「私はその理由を御存知なのですが宜しくない事ですのでお教え出来ません!」

 日和井「そうですか…、それは残念ですね…

そんな事より次の案内をお願いします!」

 明莉「あっ、し、失礼しました!

次は2年生の案内をしますね

2年生の教室は2階に在りますので階段を上って行きます」

 明莉が案内しながら階段を上っていると日和井は距離を取りながら中腰の姿勢で上りながら明莉のスカートの中を覗こうとするが明莉はスカートのガードが甘い訳ではないのでスカートの後ろを押さえてる手が邪魔で中が見えない

 そして、明莉が階段を上り切ると背後に居る日和井の異変に気付く

 明莉「ねえ、もしかしてスカートの中が覗きたくてやってるんですよね?」

 日和井「えっ?いいえ、違います!

脚が綺麗だなって思いまして…

(クソ…、何でパンツ見せてくれないんですか?

っていうかパンツ見せてくれないとかブスの癖に頭可笑しいとです!※明莉はブスではない)」

 明莉は呆れつつも「ふ〜ん、そうなんですか…?そんな事より此処は2年生の教室です

ご覧の通り3クラス在りますね」と案内した矢先に日和井は「あっ、コンタクト落としてしまいました!?

探すの手伝って下さいお願いします!」と頼みつつも明莉は「な、何よ…、探せば良いんでしょ?」とタメ口が入りながらも渋々と探すの手伝う

 明莉が四つん這いでコンタクトを探している時に日和井は土佐草に紛れて明莉の制服の隙間から見える谷間を覗いて興奮し鼻血を出す

 それに気付いた明莉は「わあ、だ、大丈夫ですか!?」と心配し、ティッシュを渡してコンタクト探しを続行する

 日和井は渡されたティッシュで鼻血を拭き取り、明莉がコンタクト探しに集中してるのを確かめてから背後に回りスカートの中を覗く

 日和井「おお…(無地で白いフリルのパンツで良いのですがまだケツが小ちゃいままで残念ですね…

それに対してオッパイは引き締まって大きく見えててけしからん、実にけしからんとです!

や、やばいあまりにもの興奮で鼻血が…)ブフォッ…」

 すると日和井の鼻血は明莉の脹脛に付いてしまい明莉は「きゃっ、何よ!?

嫌だ、脹脛に鼻血が付いちゃってるじゃない…」と不快に感じながらティッシュで脹脛に付いた鼻血を拭く

 すると日和井は直ぐその場で土下座になり「すみません、コンタクトが明莉さんの後ろに有るかと思いきや誤ってスカートの中を見てしまいました!

わざとではありませんので本当に申し訳ありません!

ですので私を脱衣するなり、スパンキングするなりして良いのでお許し下さい

本当にお願いします!」

 明莉「日和井さん、そんな卑猥な事は嫌いですし、しませんよ?

今後もまた同じ様な事はなさりません様に注意して下さいね

お願いしますよ」

 日和井「はい、分かりました!

そんな事より次の案内をお願いします」

 明莉「そうですね、次行きましょうか!」

 次の階段で3階に上る時に日和井は階段の段差でわざとつまづき、手を伸ばして明莉のパンツを下ろそうとするが明莉の手が邪魔で失敗する

 その状態から日和井は転倒し、明莉も日和井の体重で巻き添いを食らって転倒する

 すると明莉は顔を赤くして日和井に「ねえ、わざとですよね?

絶対わざとですよね!」と疑うのに対して日和井は「いいえ、絶対にわざとではありません!

絶対にわざとではありませんよ?

良いですね、其処はちゃんとよく理解して下さいね!」と否認する

 そして、明莉は我慢が出来なくなりブチギレする

 明莉「はっ、言い訳ですか?

幾ら何でもわざとらしい嫌がらせは止めて下さい!

大体、日和井さんは何処からどう見てもあの時の痴漢ですよね!」

 日和井「すみませんが明莉さんに痴漢した覚えは有りません!」

 明莉「じゃあ、何ですか?

まるでラッキースケベみたいに上手く遣り過ごそうとしてる所が下心丸出しで明らかに怪しいんですよ!」

 日和井「そういえば明莉さんって、アイドルでしたよね?

確かプロフィールは尻が小さいのに対してオッパイがデカイのは本当だったんですね!」

 明莉「ねえ、そこは胸じゃないの?

やっぱり日和井さんはあの時の痴漢じゃない!」

 すると明莉はガラケーを取り出すが日和井は逆ギレして「チキショー!!

頭に来たのでオチン…」と下ネタのフェイントをする

 その下ネタのフェイントを聞いた明莉は顔を真っ赤にして「ッ!?いやぁぁぁぁぁ〜!!!!!」と普通の人が大声で叫ぶのより煩い130デジヘルの悲鳴を上げて日和井から逃げる

 その悲鳴の煩さで起きてしまった所為か教室で寝ていたネシアは階段を上って日和井の所に来る

 ネシア「明莉っていうお姉ちゃんの悲鳴が聞こえたけどあんたがやったのかしら?」

 日和井「いいえ、それは誤解です!」

 ネシア「5階?此処は5階じゃなくて3階だよ!」

 日和井「このクソガキ、テメエ…

此処は学校の癖に何でロリータ(こんな)服着てるんですか?」

 ネシア「あら、それがどうかしたのかしら?

そんな事より何であんたは頭の代わりに顎に毛が生えてるの?」

 日和井「んだとコラァ!!

おいクソガキ、頭に来たのでオチ○○ン出します!」

 ネシア「あら、そんなに撃たれたいのかしら?」

 日和井「ギャハハハハハ!!

学校にも関わらず玩具を持って来るとはとんでもないクソガキですね!」

 するとネシアは射撃するが壁に穴が開いたので玩具ではなく、本物の銃である事が分かる

 ネシア「あら、そんなに怖かったのかしら?」

 日和井「おいクソガキ、何で本物の銃を持ってるとですか?

幾らクソガキとはいえ、銃刀法違反で逮捕されますぞ!」

 ネシア「うっさい、死ね!」

 ネシアは日和井を銃で射殺して跡を去る

 そして、日和井の死について大騒ぎとなっていたものの、不法進入等の疑いも有り、とても曖昧である

 事件の後、その不安さが2ヶ月以上経っても何事も無く夏休みに入るのであった



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