第3章
翌日、明莉は銀行に行って入ると銀行強盗や警察等が居る事に気付く
強盗「銃を下ろせ」
人質「銃を下ろして下さ〜い!」
強盗「銃を下ろせ」
人質「銃を下ろして下さ〜い!」
強盗「何で銃を下ろさねんだよ?
さっさと下ろせよ!」
強盗「銃を下ろせ」
すると人質はネクタイを外して投げ捨てて強盗に「何でお前は強盗の癖に迫力の無い声はなんだ?
それじゃ警察がビビんねえだろ!」
強盗「あ、はい…」
人質「お前は腹式呼吸で発声練習してから強盗やれ!
まずは腹に力を込めて声を出す」
強盗「まずは腹に力を込めて声を出す」
人質「お前が言ってどうすんだよ?
見本は「ア〜!!」だ
分かったな?」
強盗「ア〜」
人質「まだ声が弱いな
もしかしたら、同性だから駄目なんだろうから異性だったらやり易いだろ?
おい、そこの姉ちゃん!」
明莉「えっ!?私?」
強盗「やめて下さい
この人は無関係者ですので巻き込まないで下さい!」
人質「仕方無い、だったら仰向けになって腹筋してから発声練習だ!」
強盗「はい」
人質「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10
良し、また発声練習だ」
強盗「ア〜」
人質「まだ弱い、もっと強く!」
強盗「ア〜!」
人質はワイシャツを脱いで投げ捨てタンクトップになり「ちょちょくれた声してんじゃねえぞ!
そんなんだったらお前はこの銃を持つ資格は無えな」と言って銃を取り上げて立場が逆転する
人質「銃を下ろせ!」
強盗「銃を下ろして下さ〜い!」
人質「銃を下ろせ!」
強盗「銃を下ろして下さ〜い!」
その間、明莉は銀行から出て逃げる
明莉「それにしても、何なの?
強盗は気弱だし、人質はやたら熱血だし…
それはそうとあの熱血な人が私を巻き込むんだから凄い恐かったわ…
現金を下ろせなかったけど足りるかどうかが心配ね…」
その時、明莉は何をするか考えている際不良が来る
不良「おい、そこの姉ちゃん可愛いね!」
明莉「ッ!?えっ、何?
恐いからやめて下さい!」
明莉は全力で逃げて不良は追い掛けるがその不良は明莉に追い付けない
不良「クソ、なんだあの姉ちゃん
思ったより足速えじゃねえか…!」
すると、誰も気付かれない所で不良はフェイズに斬り殺される
不良「誰かと思ったら人殺しの夜禍かよ…
選りに選ってついてねえな…」
フェイズ「明莉は気軽に関わって良い程の安い者ではない
さて、明莉がどう気を抜くかで油断は出来ないな…」
フェイズがさっきの不良を殺した事を知らない明莉はコンビニでキャッシュカードを使い現金を下ろし、買い物も済ませて家に帰る
翌日、学校でテスト勉強の為早帰りになる
明莉は大学の勉強まではしているが高校の勉強もちゃんと復習はしている
当日、生徒達はテストをやるがその結果が明らかとなる
第4章