野球語り
麻雀をしている最中、携帯で野球の速報を追っていた俺に友人が、「映像もないのにそんなに気になるか?」と苦笑いしていた。
バッドマナーだったと反省はしつつ、言われてみれば確かにとも思った。テレビで流れていてそっちに集中してしまうとかだったらわかる。しかし速報はただの文字でしかないというのに、時折目が離せなくなるのは何故だろう。少し考えて、自分なりの考えがまとまったのでシェアしたい。
俺は野球のプレーを見るのはもちろん好きだ。打撃や投球、守備だけでなく戦略の駆け引きも含めて魅力だと思っている。しかし、それでは文字だけの速報に釘付けになる説明はつかない。
結論を述べると、俺は野球のシチュエーション・ドラマ性に強く惹かれている。誰が、いつ、何をしたかを特に楽しんでいるのだ。
例えば、「絶不調の主砲が9回裏ツーアウトの場面で復活のサヨナラホームランを打った」とか、「甲子園以来のライバルが日本シリーズの第7戦で対戦」みたいな、極端な例だがこんな感じである。
このようにシチュエーションを楽しむ目的であるなら、映像は要らない。そして映像が無くても球速が上がる、ファウルで粘るなど、試合の熱が高まっている状況は伝わってくる。それが野球のいい所なのだと腹落ちした。
とはいえ、麻雀中に速報を追うのは程々にしなければならない。切る早さに影響は出ないようにはしているが、その分判断がぬるくなるから。みなさんも、野球がいくら面白くても目前の出来事に集中することをおすすめする。




