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コドク
ある日、授業でグループワークが行われた。
大和は、あまり話したことのない数人と組むことになった。
たとえ話したことがあるクラスメイトと一緒だったとしても、
そんなに深い仲ではないので状況はあまり変わらない、
グループワークが始まった。
”何か言わないと”意見を出そうと考えてみた。
だが、考えがまとまらない、、思いついたことを言ってみるが、
だんだん自分が何を言っているのかわからなくなってくる。
発表が終わった後、クラスメイトたちが楽しそうに談笑しているのを見て、
深い無力感に襲われた。
”なぜみんなと楽しめないんだ”
帰り道、心の中で呟いた言葉が、鉛のように重く響く。
明るく振る舞おうとすればするほど空回りし、結局は誰とも打ち解けられない。
努力が足りないのか、それとも自分に魅力がないのか。
学校帰りの街中で、楽しそうに歩く同年代のグループが目についた。
彼らの笑顔を見るたびに、大和の心には言いようのない寂しさが広がった。
自分もああなりたい、でもどうすればいいかわからない。
この孤独は、いつまで続くのだろう。終わりが見えないトンネルの中にいるような気分だった。




