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デート

 11月21日。午前中で仕事を終えた私は、キャリーバックを引っ提げてマンションを出る。電車を乗り継いで品川へ。新幹線に乗って帰省した。


 お父さんが駅まで迎えに来てくれていて、そのままランチを食べに行った。北山の方にある洋食屋だ。昔から家族でめでたいことがあると、いつも行っていた店だった。私の高校卒業祝いの時も、弟の中学卒業祝いの時も同じ店だった。私はそこのカニクリームコロッケが大好物だった。


 夜には弟が帰って来て、3人で夕飯を食べた。私が帰って来る時は毎回私の好物が食卓に並ぶ。うちのお父さんは料理が得意だ。きっと私達姉弟を育てる為に努力したのだろう。そう思うと感謝が込み上げてきた。明日にゆづの結婚式を控えている感慨もあったのかもしれない。


 東京に出てから私は美味しい物を沢山食べた。人より高いお給料を貰っているし、ロケや撮影でも提供して貰える。社長や山下さんに連れて行った回数だって数え切れない。


 それでも実家のご飯が一番美味しい。きっとこの場にどんな高級な食べ物が出て来ても、この料理以上に私を満足させるものは無いだろう。


 ふざけたお父さんに、不愛想な弟。この家族に生まれて来て良かったと、私は改めて思った。


 22日。結婚式当日。式は午後からだった。その前に、私は高梨さんに会いに行く。


 お父さんに「早ない?」と言われたけど、先に友達と会うからと言って出て来た。高梨さんのことは家族には言えてない。


 京阪電車に乗り、東山駅で降りる。私は電車の中で京阪が一番好きだ。京阪に乗ると安心する。関西に戻って来たことを感じられる瞬間の1つなのだ。東京の鉄道に比べてやや狭い車両の幅。特徴的な青い座席。両端にだけ設計されている、縦並びのシート。


 東山駅からは八坂神社までは徒歩で。時間は約10分程度だ。私は式に出る服装なので、周囲からの視線を感じる。観光客だろうか、着物を着た人の姿が点々と見える。京都という街の特色の1つだ。


 私が「東條 まもり」だということは、バレなかった。嬉しいような悲しいような気持ちだ。プライベートで気を遣いたくない一方で、認知度の低さを実感する。やはり私は面倒臭い人間なのだろう。


 入口の赤い鳥居を潜る。まだ時間が早くて、人は少ない。今日は1人なので記念撮影はしなかった。


 敷地に入ると、いつものように空気が変わった。ヒールの靴で石畳の上を歩いて行く。ドラマ中によく履いていた成果か、あまり歩きづらさは感じない。


 私は眼鏡で軽い変装をしている。普段は帽子も被ったりするが、服装が服装だけに合う帽子が無かった。


 少しずつ、緊張が高まってきた。固いヒールの音が自分自身を煽ってくる。何度も高梨さんとは会っているもののプライベートでは今回が初めてだ。ここより先はもういつ会ってもおかしくなかった。


 花見時の賑やかな状態も好きだけど、閑静な円山公園も良い。基本的に少なからず人が居るからうやむやになっているけれど、この人気の無い状態こそが本来の姿なのだと悟る。


 100メートル程度の緩やかな坂を上って行く。その先にある枝垂桜が見えてきた。私はその横顔を確認する。一段階緊張が高まった。歩きながら深呼吸し、彼の元へと近付いた。


「高梨さん」


「あ、こんにちは」


 高梨さんが振り向いた。いつもの微笑みを浮かべている。


「こんにちは。……なんか、変な感じですね」


「はい。まさかこんな日が来るとは夢にも思っていませんでした」


 改めて考えてもこの繋がりは不思議だと言わざるを得ない。まず芸能人とファンが繋がることが珍しい。何故ならファンに手を出すと世間からバッシングに遭う可能性がある。


 例えば飲みの場で繋がって、という話は聞く。けれどこういった形でわざわざちゃんと待ち合わせをして、というのは多くはないだろう。


「まもりさん。今日、時間はどのくらいありますか。何時に何処へ着けば宜しいですか」


「えっと、12時半に四条駅の地下鉄への出入口前で待ち合わせなんです」


「そうですか……、分かりました。では、行きましょう」


「はい」


 ちゃんとこちらのスケジュールを確認してくれる。そんな所に、大人だなあ感服する。


「京都だったらまもりさんの方が詳しいかもしれませんが、僕なりに幾つか案を考えて来ました」


 高梨さんが考えて来てくれたプラン。1つは清水寺界隈の探索。前に高梨さんが見つけたお団子屋さんや人気のコーヒーショップがあるとのこと。2つ目は、鴨川沿いにあるスイーツ店でまったりする。所謂「川床」だ。情緒を楽む。3つ目は少し足を伸ばして東寺の五重の塔の観光。4つ目が、河原町内にある新しく出来た猫カフェの訪問。


「本当は嵐山や東福寺も良いと思ったんですけど、時間が微妙かなと思いまして」


「わざわざ考えて下さってありがとうございます」


 事前に考えて来てくれたその気持ちが嬉しい。


「どれが良いですか」


「そうですね……」


 どれも魅力的なプランだった。強いて言うなら清水寺はこの前も行ったし、猫カフェよりも特別感がある方が良い。だとすれば川床か五重の塔だ。あるいは。


「東福寺、行きませんか。高校生の頃に一度だけ行ったことがあるんですけど、もう一度行きたいと思ってたんです。場所もそんなに遠くないですし」


「東福寺ですか」


「はい。私の好きな場所で、そこを高梨さんにも知って貰いたくて」


「ではそうしましょう。もし時間が余ったら他も回りましょう」


 私も同じことを考えていた。


「私の推量ではあと1つくらいなら行けると思います」


 私達は東福寺を目指して歩き出した。




 東福寺駅に着いた。ここから10分程歩く。京都らしい、昔ながらの町並みが広がる。 


「まもりさんが育ったのも、こういう趣のある場所なんですか」


 「京都らしさ」は言葉で表現しづらいがある。道路が碁盤の目になっていて、木造の家が多く、瓦屋根で、簾や鬼遣らいがある、といった感じだろうか。時代や歴史を感じさせるのだ。


「ん~、私の生まれた所はそこまでですかね。雰囲気は近いですけど、ここまで京都らしさは無いかもしれません。なんか変なこと言ってますか、私」


 私の実家は太秦の方だった。嵐山から近くて、映画村などがある。


「京都なのに京都っぽくないってところですよね。言いたいことは伝わってますよ」


 東福寺は私が一番好きなお寺なのだが、あまり混雑しないのが良い。他の観光名所や市街地から、やや距離があるからかもしれない。


 今も観光客らしき人はちらほら見掛ける程度だ。大半は地元住民の人達だろう。自転車に乗った主婦の方だったり、手押し車を押すお婆さんだったり。


 誰かにバレる心配が少なくて助かる。こうして初めてお会いする相手を前に、周囲を気にしてばかりなのは失礼だろうから。


 道中には、興味をそそるお店が幾つもあった。ボリューム満載のハンバーガーショップや、宇治抹茶を用いたアイスクリーム屋、お皿や器など歴史がありそうな物ばかりを集めた骨董品屋など。


「あっ、あれ可愛い」


「まもりさんは意外と古風な物が好きなんですね」


「意外ですかね」


「ん~、イメージ的にはやはり、流行の最先端を追っている女性なので。でも良いと思います」


「ありがとうございます」


 今度は高梨さんが呟く。


「香ばしい匂いがしますね」


「あれじゃないですか? あのパン屋さん。私朝食はパン派なんです。高梨さんはどうですか?」


「僕はご飯派ですかね。お味噌汁と目玉焼きとベーコンの組み合わせが至高です」


 得意げな高梨さんに、私は破顔してしまう。


「それはイメージ通りです。……って何でそんな優越感に浸ってるんですかっ」


「日本の朝食と言えばこれだろう! ……みたいな」


「高梨さんって実は冗談が好きなんですね。意外です」


「いや、実は僕も滅多に言いません」


 高梨さんは照れながら頭を掻いた。


 私は、道中を歩いているだけでも楽しかった。人も少なくて、気を遣わなくて良い。何だか芸能活動を始める前のただの女の子に戻った気分だった。それはゆづや家族と一緒に居る時、はたまた高校時代の彼と一緒に居る時を彷彿とさせた。自分らしく居られている気がした。


 東福寺へは、あっという間に着いた。一度来ただけなのだが道には迷わなかった。入場料を支払い、中へ入って行く。


「そうだ、確かにこんな感じだった」


 東福寺は約6年ぶりだった。入口は思い出せなかったが、中はちゃんと記憶が残っている。私が心を奪われた景観が、そこに在った。


 やや高い場所にある通路。その足元は木造だ。屋根付きの回廊で、左右は吹き抜け。左右には見頃の紅葉が色づいている。特に赤のもみじが鮮烈で、良い時期に来られたと感嘆する。


「素晴らしいです。お寺自体もそうですし、中庭や周りの植物も手入れされていて、1つの作品みたいです。一目でこのお寺が好きになりました」


「本当ですか。それは良かったです」


「はい。偽りじゃなく今まで見てきたお寺の中で一番好きかもしれません。そのくらい心惹かれています」


 高梨さんにそう言って貰えて嬉しい。自分が好きな物を好きと言って貰える、それは自分自身を認めてもらえた気分になる。


 回廊の先には、敷き砂の石庭があった。「方丈庭園」という名称のこの場所は、東福寺の中で私が最も好きなエリアだった。 


 直線や円形の砂紋は、非常に細かく刻まれている。入念な手入れの賜物だろう。その上に1メートルを超える岩が幾つも並べられ、細長のものからホームベースを逆にしたような形状のものまで、様々だ。その1つ1つが厳選されているのだと瞬時に分かる。高梨さんの言う通り、建造物全体が1つの芸術だ。


 奥の方には苔が生えていたり、小振りな松の木が植えられている。モノトーンな空間に彩りと趣が追加されていた。


 その石庭の手前に濡れ縁がある。私はそこに座って庭園を眺めるのが好きだった。反対側の間へは立入禁止だ。濡れ縁の幅は5メートル近くあって、人が充分に座ったり出来る程度のスペースで、過去の偉人もこうして情緒を楽しんだのだろうと想像と膨らませる。


「高梨さんは何処出身なんですか」


「僕は東京ですよ。八王子の方ですね」


「あ~、何度か撮影で行ったことあります。有名な物、多いですよね」


「沢山ありますね。最も有名なのは高尾山ですかね。世界一登山者が多い山として知られています」


「へえ~、そうなんだ」


「はい。日本の歴史や神話にも度々登場する山ですから。あとはラーメン。八王子ラーメンは醬油ベースで刻んだ玉葱が入っているのが特徴です。他、自然も多く、アウトドアスポーツが楽しめますし、農産物も豊富です。トマトにナス、ホウレンソウにキュウリ。良く言えば都会らしさと自然のどちらも兼ね備えた街ですね」


「へえ~」


「あとこれは良くない方ですけど、不良が多いですね。暴走族が多いです」


「ああ~、そのイメージありますね。え、高梨さんもまさか……」


「いやいやっ。僕は無いでしょう。僕は真反対の人間です。そういうまもりさんが実は……?」


「無いです無いですっ。……え、そんな不良感出てますか?」


 冗談が言い合える距離になってきた。


「いや、人間性というよりお顔が派手だから有り得るかなと」


「あ~、目付き悪いとかはよく言われてました、昔から」


「今はそんなことありませんよ。とても感じが良く見えています。


芸能の方で昔悪かった人ってよく聞きますよね。今は清楚系で売ってるのに昔はレディースの総長だった、みたいな」


「沢山いらっしゃいますよね、そういう人。でも私はただの学生でした。犯罪には一切加担しておりません」


「そうでしたか。でも安心しました、まもりさんがもし悪い人だったら僕みたいなのは興味を持って貰えなかったでしょうから」


「そんなこと無いですよっ。……あ、じゃあ高梨さんの好きな女性のタイプを教えて下さい。今まで好きになった人の共通点とか」


「う~ん、何ですかね」


 じっくり話すのは初めてで、話題は尽きない。恋愛や仕事、自身の性格、嗜好、趣味、どんな学生だったか。将来やりたいことは。


 高梨さんは将来の夢を「小説家として生きて行くこと」と言った。それが最優先で、その為には他のものを犠牲にしなければならないとも。時間もお金も、他の娯楽も。そうでもしないと他の作家さん達に太刀打ち出来そうもないのだと言う。


 私は高梨さんの考えを尊敬した。そこまで何かに懸けられる人は多くないし、そういう人にこそ夢を叶えて貰いたいと思う。


 私の夢も聞かれたが、上手く答えられなかった。強いて言うならもっと有名になる、とかだけど、漠然としていて幼稚な気がしたからだ。 


「そろそろ行きましょうか」


「はい」


 1時間くらいして、私達は東福寺を後にする。お互いのことを知るには短過ぎたけど、多少でも前進出来たなら良かった。良い時間になった。


 崇福寺を出た後、私達は四条に戻って来る。待ち合わせまではまだ時間があった。


 話し合って、川床を満喫することにした。お互い初めてで意見が一致した。


「うわっ、メチャクチャ良い眺めですよっ」


 お座敷に通された私は興奮する。川沿いを歩いている時とは比較にならない光景だ。高梨さんも感動している。


「本当ですね。これは東京じゃ味わえないなあ」


 窓際に2人で並んだ時、風が吹いた。


「まもりさん」


 風でバラバラになった後れ毛を高梨さんが直してくれる。突如距離が近くなり、私はどぎまぎしてしまう。やっぱり高梨さんも男の人なのだ、身長が高い。


 メニューを確認し、それぞれスイーツを注文する。数十分後に運ばれてきた品は「和」と「洋」が絶妙に融合している上、申し分無い味だった。高梨さんはチーズケーキを、私はモンブランを頼んだ。高梨さんはチーズケーキが一番好きらしい。昔は嫌いだったけど、食わず嫌いを止め食べてみたら一気に好きになったそうだ。東京にお気に入りの店もあるそうで。


「今度紹介しますよ。良かったら」


「是非お願いします。代わりに私の好きな昔ながらの映画館を紹介します」


「それはメチャクチャ嬉しいかもしれませんっ」


 そこでも私達は喋り続けた。お互いのこと以外にも、どうでもいい話まで出来るようになった。例えば冷房の22℃と暖房の22℃は何が違うのか、とか、電車の中でジャンプしてもその場所に落ちる慣性の法則は、都合が良過ぎて神様が後から付け足しただけだろう、とか。棒アニメの最後のジャンケンはどうでもいいのに絶対出してしまう。その上負けると腹が立つ。だからもう無くても良いんじゃないか、とか、子供の頃はどうしてあんなに無警戒に虫を触れたのか、信じられない。など。


 年の差は感じなかった。ごくたまにジェネレーションギャップを感じる場面もあったけど、大した弊害ではなかった。少なくとも私達には。


 楽しい時間は瞬く間に過ぎていく。早くも店を出なければならない時刻となっていた。話に夢中になって、時間を忘れていた。 


「じゃあ此処で別れましょう、まもりさんは先に出て下さい」


「いや、でも」


「お金は結構です。最初から支払うつもりで来ましたから」


 そういえば東福寺でも何も言わずに入場料を支払ってくれていた。


「親友の結婚式なんでしょう? 早く行ってあげて下さい」


「……分かりました。高梨さん、今日はありがとうございました」


「こちらこそ」


 私は先に店から出て行く。待ち合わせには少し遅れそうだ。屋外に出て、寒気を受けながら時計を見る。


 もっと、話していたかったな。やっと直接会えて、現実的な距離まで近付いた。だからまだまだ時間が足りない。


 離れたそばから、もう高梨さんに会いたくなっていた。こんな感情はいつ以来だろうか。


 次は、いつ会えるか分からない。高梨さんが離れていく心配を今はしていないけど、いつ・何がどうなるかは誰にも分からない。自分でこの関係で良しとした筈なのに、無いものねだりだ。


「ごめん、お待たせ~」


 待ち合わせ場所にはもう皆集まっていた。高校時代に仲が良かったメンバーばかりだ、懐かしさが込み上げてくる。


「きゃ~っ、真美や!」


「真美~、久しぶり。いつも見てるで~」


「うお、芸能人登場やんっ。やっぱ本物は違うな~」


「真美さん、俺のこと覚えてますか~」


 メンバーには男の同級生も居た。ゆうや側の友人として出席するのだろう。


「え~、皆久しぶり~っ。会いたかったで~」


 近況報告や昔話をしつつ、式場へ向かう。昔に戻ったみたいだ。京都の空は東京より青い。空に雲は殆どなく、快晴になっていた。


「ホンマ久しぶりやな~」


「俺らはそこそこの頻度で会ってるけどな」


「え、そうなん? 呼ばれてない……」


「芸能人呼べるかっ。それに東京やん」


「でもこれからはさ、真美も一応誘ったら良いんとちゃう。運が良ければ来られるってことで」


「それが良いっ。じゃないと寂しいわ」 


「分かった! じゃあ俺が責任持って誘います。連絡先は変わってへんの」


「ちょっとストップっ。アンタに任せたら危ない気がする。真美は私から誘うわ」


「いやいや待て待て。どんだけ俺信用無いねん。流石にそんな簡単に手は出さんやろ」


「うん、私も大丈夫やで。孝輔のこと全然タイプじゃないから。1秒も恋愛対象と思ったことないし。この中で一番無いから」


「じゃあ、いいか……」


 女子勢が納得する。


「あ、ごめん。やっぱ女子は女子から誘って貰える? 俺は男子集めるからさ」


「やっぱ狙っとったんかい!」


 全員の声が揃った。


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