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第1話 異世界召喚


白い光が収まると、そこには慣れした親しんだ教室の姿は無く、日本ではありえない広さの部屋でどこかお城の光景のようにも見える。俺を含めクラスメイトの全員が困惑していると、


「勇者様方お願いです、魔王を倒して私たちを救って下さい」


と言う声が聞こえた。俺はテンプレキター!と心の中で叫んだ。その声聞いてもう一度辺りを見渡すと、全身に鉄の鎧を着た騎士が13人ローブを着た人が7人いた。床には教室に出てきた魔法陣があった。正面には肩で息をする女の人がいた。


「勇者?魔王?なんのことですか?そもそもここはどこですか?」


勇義はクラスメイト全員の疑問を聞いた。女の人は申し訳無さそうな顔で


「すみません話しが急でしたか。私はラスティア王国第2王女アメリア・フォン・ラスティアです。ここはあなた達のいた世界とは別の世界です」


「僕達は帰れるのですか?」


「すみません。私達では皆さまを元の世界に戻すことは出来ません」


王女はきっぱり言った。すると、クラスメイトから「ふざけんな!」「帰してよ」などど、と言っている声が聞こえた。当たり前だ、勝手に召喚され、魔王を倒してくれと言われ、しかも帰れないなんていわれて怒るなという方が難しい。その声を聞いたアメリア王女はさらに言葉を続けた。


「ですが、魔王には、帰る(すべ)が持っているとされています。そこで勇者様方、魔王を倒してくれますか?」


「少し考えさせて下さい」


アメリア王女は少し考える素ぶりをして。


「分かりました、勇者様方は召喚されてすぐで混乱されているようですし明日、父上の前で答えを聞きます。そこの人、勇者様方を部屋まで案内しなさい」


アメリア王女はそう言って一人の騎士を指した。騎士は「はっ、わかりました」と言って俺達を見て「勇者様方、お部屋にご案内します」と、言った。僕達はその騎士の後に続いた。



案内された部屋は一人で使うには十分過ぎる広さだった。


「どいしようかな」


と、ベッドに倒れこむ。急に召喚され、魔王を倒してくれなんて、アニメとかでよくあるのが本当のことになってしまった。魔王を倒すと言う事は死んでしまう可能性があると言う事だ。もういっそこの世界に住んでしまうのもありだ。俺はそんな事を考えていると眠気がしてきて、いつのまにか寝てしまった。


ざわざわと騒がしくなってねれなくなって悠人は起きた。すると、ドアがノックされ、


「勇者様、夕食の用意が出来ました」


と、言う声が聞こえた。ふと、窓を見ると太陽は赤く染まっていた。部屋を出ると、メイド服を着た人がいた。


「夕食の用意が出来たので、ご案内します」


と、その人はそう言って歩き出した。僕は急いでその後を追う。案内されたのはとても広い食堂みたいな感じだった。クラスメイトは全員揃っていて、俺が最後だった。俺が席に着くと、前にアメリア王女が現れた。


「勇者様方、気持ちの整理は着きましたか?返事は、明日聞くので、今はお食事をお楽しみ下さい」


「ちょっと待って下さい」


と、出て行くアメリア王女を呼び止めたの勇義だった。


「なんでしょうか?」


「俺達は争いのない世界から来たので戦うことができません」


「それなら心配ありません。召喚された人達はこの世界の人より数倍強いのです」


「それでは、お食事をお楽しみください」


そう言うとアメリア王女はお辞儀をし、この場から立ち去った。アメリア王女が立ち去った。アメリア王女が立ち去ると、勇義が席を立った。


「みんな聞いてくれ、異世界召喚とか言う訳の分からない事に巻き込まれたが、俺達の意見を一致させるべきだと俺は思う。此処の人達は返す事はできないらしいが、魔王は帰る術があるらしいから、俺は魔王を倒したいと思う。みんな、俺と一緒に魔王倒してくるか?」


勇義がそう聞くと、あちこちから「もちろんだ」「勇義一人だけ行かせっかよ!」「坂上君が行くなら私も行く」とあちこちから、声が聞こえた。そしたら勇義が「じゃあ俺達は魔王を倒すという事でいいな」と聞いた。そして、次の日の朝食を食べた後俺達は王のいる場所に案内された。

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どうも作者です。第1話を投稿しましたがどうですか?

意見や感想を聞かせて下さい。また誤字脱字報告あればお願いします。あと投稿ペースは週1〜3話ぐらいを目安にしていただけたらと思います。次話もよろしくお願いします。

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