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僕は憧れる  作者: とりさん
2/2

始業式

話が圧倒的に進まないでござる。

 僕は川原星那、至って普通の体型に普通の顔、ワックスのついていない髪に着崩していない制服。

 教室の大多数を占める圧倒的モブだ。僕だって高校2年生。あと少しの学生生活を楽しんで過ごしたいと思うが今の仲良い友達がいて、話し相手がいて。それだけで十分にも感じる。


 今日は2年生の1日目、始業式だ。僕は幸い友達とクラスが離れることもなく、新しい友達ができるでもなく過ごしている。

 よく2年の始業式で仲良くなる奴がいる話は多いがあんなのは作り話だと思う。


 何故かって1年で仲が良かった人と話をして少し経って初めてグループ同士で仲が良くなることあっても個人ではないからだ。なお体験談だが何故こんな日に1人で考え事をしているかと言うと僕の友達は僕と同じ軽音部の人か、遅刻しがちな奴しかいないからである。


 遅刻しがちな奴よばわりの友達、道下知也は陸上部に入っているにもかかわらず当然のように遅刻を繰り返して顧問に拳骨をもらっているあほだ。

 腹立つことに顔も運動神経もよく女子からもモテる。


 え、なんで僕といるんだろうって思うけど重度のメンヘラかつ同じアニメ好きということもあり、知也が彼女と分かれてヘラったときに話を聞いているうちに席が隣ということもあり仲良くなった。


 驚くことに週1〜3遅刻するやばいやつである。

まぁ、遅刻でいないわな。


 次に軽音部の友達、僕とは違ってちゃんと頑張っている奴が多いから朝練に行っているためホームルームギリギリまでは来ないだろう。


 何故行かないのか。先輩とあまり仲が良くないからである。だから、会いたくないし行かない。

そうなるとびっくり仰天、僕は初日から1人でしたとさってわけ。


 今の時代はスマートフォンが普及しているからいつまでだって時間は潰せるだろう、便利な世界だと思う。


 とはいえ、スマートフォンとて無料ではないので僕はバイト、部活、学校を両立しているため平日は1日2日の休みがバラバラにありそれ以外は部活、バイトは10時まで。


 しかも土日なんてほぼ毎日。だからそこそこな給料を貰ってゲームに課金して家に生活費を入れて残りを普段に使う。


 驚くほどにシンプルな生活だと我ながら思う。


 なんて考えてるうちにもう8時半だからそろそろ部活連中は来るだろうしぼちぼち気合いを入れていきま


「あ!川原じゃん!また同じクラスだねー!よろー!」


「だね(笑)よろしくー」


 1年の時も同じクラスだった海堂美帆さん、と会話をする。僕は別にいじめられているわけでも、特別誰かと仲悪いわけでもないから、普通に周りと喋る。


 海堂さんは名前順で僕の前に座っていたこともあって1年の時に少し話をして以来バイトの愚痴やら授業の愚痴やらテストの点数やらを言ったりするくらいには仲がいい。


 僕と同じ普通くらいの学力だがコミュニケーション力振り切ってるからクラスのいろんな人と喋ってて普通にすごいと思う。


「てか、軽音部の子結構このクラスに集まってるから川原たちは連絡?とかしやすくていいよねー、うちのバレー部はみんなばらっばらにわかれてるのに!、先生の意図を感じる…」


「ほんとそうなんだよ、情報が回しやすくて助かる(笑)たしかにバレー部は結構わかれてるなー、1年の時授業中うるさいので先生も懲りたんじゃない?」


「それはあるからなんともいえないけどさー。あ、噂をすれば軽音部の子たちじゃん!始業式に朝練とはやりよる…」


「たしかに(笑)」


 なかなか遅いんだよね、だってホームルームが35分からで33分に帰ってくるって朝練ガチ勢じゃん僕には無理な領域のようだ…


 しかも先生まで来たから喋れないじゃんよ。


 とりあえずホームルームと校長のお喋りを我慢しにいきますか!

会話の後にどうつながるか悩む。

未熟だなぁ…

頑張っていくので応援お願いしまする!


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