嵐の予感
これから頑張ります!
2年に進級して一月経った5月。
俺は幼馴染の鞠花と一緒に登校していたのだが、今年からは中学時代の後輩である陽菜ちゃんも同行することになった。
なんでも、「1人だと不安なので慣れるまで柊真先輩達と一緒に行きたいですっ!」とのこと。
もう一月経っているのにまだ通学路になれないのか?と疑問に思わなくもないが、2年になってからはこのメンツに慣れてきているし、このままでも悪くない。そんなことを考えると、すぐに学校に到着。陽菜ちゃんと別れて俺らの教室に入る。
教室に入るや否や鞠花が駆け寄るのは、鞠花と俺が1年の時から仲の良い、俺の初恋相手でもある彩颯ちゃん。
彩颯「あっ!柊真くん達おはよー!」
彩颯ちゃんの口から俺の名前が・・・!朝から幸せすぎないか!?頭が彩颯ちゃんでいっぱいになっていると、背後から声が聞こえてきた。
幸梅「柊真くーん!」
この子は今年から同じクラスになった幸梅ちゃん。この子は俺と絡む時のテンションが少し異様で不思議な子。
幸梅「今日も柊真くんにお弁当作ってきたんだ〜!もし良かったら食べて?」
柊真「ありがとう!」
幸梅「いえいえ!柊真くんが美味しそうに食べてくれるところを見てるのがすごく幸せで・・・ふふっ、柊真くんちゅきちゅきらぶらぶちゅっちゅ〜〜♡♡♡♡」
・・・前言撤回。幸梅ちゃんは不思議どころか、少しやばい子なのかもしれない・・・
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誤字脱字がないか心配……