まとめ編 009
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うちの家は他の家と比べて、如実に常識がおかしい…
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兄
「おっぱいが自分にあれば毎日揉めるのになあ」
姉
「自分で揉んでもあんまり嬉しくないよ?」
兄
「ない人の意見は興味ないので」
姉
「本当にないか試す?」
兄
「…」
姉
「ほら根性なし」
兄
「いや、服の上からだとどこがおっぱいかわからなくて」
姉
「目薬直接刺してあげるね」
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兄
「夫さん、姉の胸が小さくて悲しくないですか?」
夫
「いきなりだな」
兄
「僕ならあんなまな板、耐えられないと思うんです」
夫
「結婚はおっぱいとするわけじゃないぞ」
兄
「でも巨乳物のエロゲばっかり買ってますよね?」
夫
「無い物を求めるのがエロゲだろ?」
兄
「深い!」
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兄
「ちょっとお願いがあるんだけど」
妹
「嫌」
兄
「話くらい聞いてくれても…」
妹
「嫌」
兄
「一生のお願い」
妹
「嫌」
兄
「昔はあんなに仲良かったのに、俺が酷い兄だから嫌われたかな」
妹
「…ごめん言いすぎた、話くらい聞くわ」
兄
「おっぱい揉ませて!」
妹
「絶対に嫌!」
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兄
「母さん俺、絵師になろうと思う」
母
「そか、いいと思うで」
兄
「だから液晶タブレット買って欲しい」
母
「…道具に頼るのは、まだまだやな」
兄
「!?」
母
「まずは去年も買ったノートと鉛筆からでええんちゃう?」
兄
「そうする!」
母
「いつか才能を発揮すると信じてるで」
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姉
「何か欲しい物ある?」
兄
「急に何?」
姉
「たまには優しくしてあげようと思って」
兄
「欲しい物…」
姉
「エロゲでも抱き枕でもなんでもいいよ」
兄
「巨根…」
姉
「あっ」
兄
「…」
姉
「小さい方が可愛いから」
兄
「貧乳もステータスだしね」
母
「二人ともすまんな」
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夫
「男は大きさじゃなくて器の大きさが大事だぞ?」
兄
「僕、器も小さいですけど」
夫
「でも度胸はあるぞ」
兄
「空気読めないだけですから」
夫
「そんなこと言ってたら画面の女の子達も悲しむだろ?」
兄
「…お兄さん!」
夫
「それにいざとなれば道具を使うという選択もあるぞ」
兄
「大人だ!」
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妹
「兄貴がエロいこと言ってきてキモい」
母
「そう?」
妹
「妹のおっぱい揉みたいとか言うのは変だよ」
母
「そんなん女性として自信を持ったらええ」
妹
「…でも返答に困る」
母
「じゃあお姉ちゃんと同じこと言ってみ?」
妹
「大丈夫かな?」
母
「童貞を信じるんや!」
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妹
「兄貴…おっぱい揉みたいの?」
兄
「え?」
妹
「おっぱい、別に揉んでいいよ」
兄
「本当に!?」
妹
「うん」
兄
「はぁはぁ、妹おっぱい揉める」
妹
「…」
兄
「はぁはぁ…ハァハァ…」
妹
「…」
兄
「うっ!」
バタ
妹
「あっ、気絶した」
母
「夢の中で楽しんでる顔やね」
妹
「ダサ」
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つづく
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