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まとめ編 009

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うちの家は他の家と比べて、如実に常識がおかしい…


------


「おっぱいが自分にあれば毎日揉めるのになあ」

「自分で揉んでもあんまり嬉しくないよ?」

「ない人の意見は興味ないので」

「本当にないか試す?」

「…」

「ほら根性なし」

「いや、服の上からだとどこがおっぱいかわからなくて」

「目薬直接刺してあげるね」


------


「夫さん、姉の胸が小さくて悲しくないですか?」

「いきなりだな」

「僕ならあんなまな板、耐えられないと思うんです」

「結婚はおっぱいとするわけじゃないぞ」

「でも巨乳物のエロゲばっかり買ってますよね?」

「無い物を求めるのがエロゲだろ?」

「深い!」


------


「ちょっとお願いがあるんだけど」

「嫌」

「話くらい聞いてくれても…」

「嫌」

「一生のお願い」

「嫌」

「昔はあんなに仲良かったのに、俺が酷い兄だから嫌われたかな」

「…ごめん言いすぎた、話くらい聞くわ」

「おっぱい揉ませて!」

「絶対に嫌!」


------


「母さん俺、絵師になろうと思う」

「そか、いいと思うで」

「だから液晶タブレット買って欲しい」

「…道具に頼るのは、まだまだやな」

「!?」

「まずは去年も買ったノートと鉛筆からでええんちゃう?」

「そうする!」

「いつか才能を発揮すると信じてるで」


------


「何か欲しい物ある?」

「急に何?」

「たまには優しくしてあげようと思って」

「欲しい物…」

「エロゲでも抱き枕でもなんでもいいよ」

「巨根…」

「あっ」

「…」

「小さい方が可愛いから」

「貧乳もステータスだしね」

「二人ともすまんな」


------


「男は大きさじゃなくて器の大きさが大事だぞ?」

「僕、器も小さいですけど」

「でも度胸はあるぞ」

「空気読めないだけですから」

「そんなこと言ってたら画面の女の子達も悲しむだろ?」

「…お兄さん!」

「それにいざとなれば道具を使うという選択もあるぞ」

「大人だ!」


------


「兄貴がエロいこと言ってきてキモい」

「そう?」

「妹のおっぱい揉みたいとか言うのは変だよ」

「そんなん女性として自信を持ったらええ」

「…でも返答に困る」

「じゃあお姉ちゃんと同じこと言ってみ?」

「大丈夫かな?」

「童貞を信じるんや!」


------


「兄貴…おっぱい揉みたいの?」

「え?」

「おっぱい、別に揉んでいいよ」

「本当に!?」

「うん」

「はぁはぁ、妹おっぱい揉める」

「…」

「はぁはぁ…ハァハァ…」

「…」

「うっ!」


バタ


「あっ、気絶した」

「夢の中で楽しんでる顔やね」

「ダサ」


------


つづく

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしければ、感想やブックマークいただけると嬉しいです。

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