まとめ編 006
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うちの家は他の家と比べて、なにかと常識がおかしい…
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兄
「お姉様、女装したいので化粧を教えてくださりません？」
姉
「おっと、女装物のエロゲやって影響受けたね」
兄
「あらやだ、女装物のエロゲの影響なんて受けておりませんわ」
姉
「わかりやす！せっかくだし可愛くしてあげる」
兄
「お姉様よりぜひ大きいお胸でお願いします」
姉
「…」
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妹
「あれ、部屋に知らない美女がいる」
美女
「…」
妹
「お姉ちゃんの友達の方ですか？」
美女
「…」
妹
「あの、すぐ姉を呼んできますので、きゃ！そんな急に腕を…」
美女
「…」
妹
「あっ、逃げないでください！」
たったったっ
妹
「どうして女の人に、ドキドキしたんだろう」
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父
「夫君はどんなエロゲが好きなんだい？」
夫
「そうですね、寝取られとか不倫物とか好きですよ」
父
「ほお」
夫
「後は監禁系や、痴漢物、ロリ物も好きですね」
父
「ふむ…」
夫
「後は親娘丼なんて最高ですね！」
父
「…お義父さんちょっとドン引き」
夫
「ええー！？」
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父
「聞きたい事があるんだが」
姉
「どしたの？」
父
「夫君に変なプレイとか強要されてないか？」
姉
「変なプレイ…たまに縛りプレイは言われるかも」
父
「縛り！？そんなハードなことを」
姉
「エロゲの進め方だよ？」
父
「わしも縛りなんてしたことないのに」
姉
「私の話、聞いてない」
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姉
「そういえば昨日お父さんから変なこと聞かれたんだけど？」
夫
「変なこと？」
姉
「プレイがどうとか言われたんだけど、変なこと言ってない？」
夫
「いいい、言ってないよ？」
姉
「本当に？ならいいけど」
夫
「親娘丼とか、寝取られとかそんなこと言ってないから」
姉
「ふーん…」
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兄
「今月発売のエロゲを買いたいから、小遣い頂戴」
母
「ええよ」
姉
「ちょっと、甘やかしすぎじゃない？」
母
「ええんやで」
姉
「どうしてよ？」
母
「遊んだ内容は全てデータ化して、お父さんの会社の研究に使われてるんやで」
姉
「そうだったんだ」
母
「好きも才能の一つやね」
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兄
「エロゲ発売日の徹夜は最高だね」
姉
「もしかして寝ずに遊んでたの？」
兄
「この日のために生きてるようなものだからね」
姉
「無理しちゃダメよ」
兄
「普段、力を溜め込んでるから大丈夫」
姉
「あんた無職だからね」
兄
「…」
姉
「毎日が発売日と変わらなくない？」
兄
「…」
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妹
「そういえば兄貴、お風呂なかなか上がらないね？」
母
「せやね」
妹
「兄貴っていつもエロゲした後に風呂入ってるよね？なんでだろ？」
母
「なんでやろねえ」
妹
「そういえば兄貴の後には絶対入っちゃダメっていうよね？」
母
「妊娠したら困るからなあ」
妹
「なんで妊娠！？」
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母
「あんた、たまにはお母さんに甘える系のエロゲやってもいいんやで？」
兄
「流石にそれは無理だわ」
母
「二次元とリアルは別腹なんやろ？」
兄
「別腹でも無理なものは無理」
父
「嫁の前で寝取られゲームができて一人前だぞ」
母
「人としては、最低やけどね」
兄
「一人前とは…」
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つづく
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