まとめ編 005
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うちの家は他の家と比べて、何か常識がおかしい…
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母
「あんた、女子を家に連れてくることはないの?」
兄
「ないよ」
母
「あんたがエロゲの主人公やったら、そういう期待もあったんやけどなあ」
兄
「エロゲ主人公になんて、そんな簡単にはなれるわけないよ」
母
「せやな、あんたが真似できるのは、発射回数だけやな」
兄
「…」
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兄
「ああ、おっぱい揉みたいなあ」
妹
「おっぱいマウスパッド揉みながら言うのやめてくれる?」
兄
「おっぱい揉みたいなあ」
妹
「私、見ながらいうのもやめてくれる?」
兄
「おっぱい揉みたいなあ」
母
「お母さんの揉んでいいんやで」
妹
「あ、視線逸らした」
母
「まだまだやな」
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父
「家族とエロゲの会話できるのは、最高だなあ」
姉
「父の会社のゲームってシステム古いよね」
妹
「シチュエーションも偏りあるし、センスが悪い」
兄
「もっと巨乳キャラクター出してよ!」
母
「あなた、さっさとお風呂入って」
父
「家族と本音で話すのは、本当に大事だなぁ…」
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母
「あんた、最近おっぱい言い過ぎちゃうの?」
兄
「べ、別にいいだろ?」
母
「欲求不満なん?」
兄
「母親からそういうの言われるのは、本当にキツイです」
母
「せやな、気遣いできんでごめんな」
兄
「頼むよ」
母
「今度巨乳のエロゲこっそりインストールしとくからな」
兄
「…」
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姉
「たまには二人でお出かけもいいね」
夫
「家だとどうしても家族の目もあるからね」
姉
「実家に不満とかある?」
夫
「毎日エロゲの話ができて楽しいよ」
姉
「よかった」
夫
「何か家にお土産買って帰る?」
姉
「いいね」
夫
「何にする?」
姉
「うーん、やっぱりエロゲかな」
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兄
「可愛い幼馴染の彼女が欲しいなあ」
妹
「何?妹じゃ満足できないわけ?」
兄
「だって兄妹だと、付き合えないし、エッチなこともできないだろ?」
妹
「確かに審査団体に怒られたら困るからね」
兄
「その点幼馴染なら何してもOKだからね!」
妹
「兄ながら、こいつ本当にヤバイわ」
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母
「世間ではオリンピック盛り上がってるなあ」
兄
「そだね」
母
「あんたも活躍できる競技があればねえ」
兄
「フィギュア得意だよ!」
母
「え?スケート滑れるん?」
兄
「パンツ見ただけでどのキャラか当てれるよ!」
母
「…」
兄
「代表目指して毎日パンツ見てるねん」
母
「…」
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姉
「ねえ、このエロゲの攻略わかる?」
兄
「あっ、そのキャラは一度わざと振らないとフラグが立たないよ」
姉
「あっいけた、すごい」
兄
「任せてよ」
姉
「リアルの女心は全くなのにねえ」
兄
「リアルも自信あるよ!」
姉
「じゃあ私と妹どっちが好き?」
兄
「おっぱいが大きいh…ぐは」
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つづく
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