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まとめ編 044

------


うちの家は他の家と比べて、ちょっと常識がおかしい…


------


彼女

「あの…」

一同

「はい!?」

彼女

「私も見るのは大きいおっぱい好きですよ」

一同

「おお」

彼女

「だから兄君に頑張ってもらって大きくしてもらいますね」

「ひゅーひゅー」

「大した子やね」

「なんと羨ましい」

「僕も頑張ろう!」

「ふーん…余裕あるわね」


------


彼女

「あとこれ、お土産です」

「ほう、エロゲを選んでくれるのは嬉しいけどタイトルには厳しいぞ」

「どれどれ」

「これは!?母さんと青春を過ごした頃のエロゲのリメイク版!」

彼女

「私も最近遊んで感動したので、最高のエロゲですよね」

「今日は一日語り合おう!」


------


彼女

「あの、妹さんにもお土産あるんです」

「…どうせ、兄に恋するエロゲとかでしょ?」

彼女

「これ…」

「え?お揃いのキーホルダー?」

彼女

「実は同じ歳で同じ誕生日なんですよ、だから誕生石のキーホルダー」

「そなんだ、わざわざ調べて…せっかくだし使ってあげるわ」


------


「ちなみに…」

彼女

「はい」

「家族に気を使ってもらったりしてるけど、私は兄貴との関係を認めたわけじゃないから」

彼女

「…はい」

「でも…あなたはすごくいい人だし私も仲良くしたい」

彼女

「はい!」

「今後もよろしくね、また今度おでかけしよう?」

彼女

「はい」


------


彼女

「ここが兄君の部屋か」

「本当にグッズだらけでしょ?」

彼女

「想像以上でビックリした、でも作品に対する愛情を感じて素敵だよ」

「ありがとう」

彼女

「あとね…兄君にもプレゼントあるの」

「え?」


ちゅっ


「!?」

「ご飯できたでー」

彼女

「行こっか?」


------


「見た目も可愛いくて、気も効く彼女で本当によかったわ」

彼女

「そんな…」

「エロゲとオタクなグッズしかない家やけどまたあそびにきてな」

彼女

「はい!皆さん本当にありがとうございます」

赤ちゃん

「ばぶばぶ」

彼女

「赤ちゃんもまたね」

赤ちゃん

「…腹黒」

彼女

「…」


------


赤ちゃん

「ばぶばぶ」

(彼女ちゃんは人の目とか、顔色ばかり伺ってるね)

赤ちゃん

「ばぶばぶ」

(もっと自然に笑ったり怒ったりしたらいいのに)

赤ちゃん

「ばぶばぶ」

(過去に何かあったの?)

彼女

「ばぶばぶ」

(色々ね…大人は大変なんだよ?でも気にしてくれてありがとう)


------


つづく


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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