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まとめ編 043

------


うちの家は他の家と比べて、ちょっと常識がおかしい…


------


「あんた最近エロゲ買ってないんちゃうか?」

「そんなの勝手だろ?」

「勝手やない心配してるんや。彼女のために趣味の時間我慢してるんやないかなって」

「あっ…エロゲの時間もちゃんと取るよ」

「最新作の人妻不倫のやつも買うんやで」

「…母さんもやりたいのね」


------


「お兄ちゃんが彼女とメールでやりとりしてるの見てると不思議な感じやね」

「僕だってリア充にぐらいなれますよ」

「本当に彼女いるの?」

「え?そこから疑うの?」

「だったら今度家に連れてき」

「エロゲ好きのこの家に?」

「そう、エロゲ好きのこの家に」


------


「彼女ちゃん、母さんがうちに遊びに来てって言ってるんだけどいけるかな?」

彼女

「大丈夫だよ、行ってみたかったし嬉しい」

「よかった」

彼女

「あっ、でも一つだけ懸念が…」

「何かな?」

彼女

「手土産はやっぱりエロゲのがいいのかな?」

「間違いなく!」


------


「明日家に彼女連れてくるから」

「みんな!今すぐ部屋の掃除や」

「散らかったエロゲ片付けておかないと」

「ハードなやつは隠してた方がいいよね?」

「壁のポスターやタペストリーは大丈夫か?」

「多分大丈夫…」

みんな

「よかった」

「…彼女さん、来るんだ」


------


彼女

「ご両親に挨拶って結構緊張するね」

「うちは庶民的だから大丈夫だよ」

「それにエロゲがあればそれだけで盛り上がれるから」

彼女

「うん、わかった」

「ところでもう一つのそれは?」

彼女

「これは妹さんにお詫びで…」

「お詫び?」

彼女

「ううん、じゃあ行こう」


------


彼女

「こんにちは始めまして」

「いらっしゃいあら可愛らしい娘ね」

「こんな可愛い娘を連れてくるなんてやるわね」

「息子ながら羨ましいぞ」

「ふふーん、じゃあ家に上がろうか」

彼女

「お邪魔しますね」

一同

「ようこそ」

赤ちゃん

「…おっぱい小さい」

一同

「!?」


------


「胸小さいのも希少価値だからね」

「そうそう」

「でも女の魅力は胸の大きさよね」

「わしは彼女のようなロリロリつるぺたも好きだぞ」

「お父さん…ちょっと裏で話しましょうか?」

「あなたはどうなの?」

「黙秘します」

「おっぱいで家族が崩壊していく!」


------


つづく


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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