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まとめ編 004

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うちの家は他の家と比べて、だいたい常識がおかしい…


------


「ねえねえ、最近で一番シコったエロゲ教えてよ」

「…それは流石に下品すぎません?」

「ごめんごめん、最近で一番お世話になったエロゲ?」

「いやいや、言い方の問題じゃなくて」

「わかった、じゃあパソコンの最近開いたソフトの履歴見せて?」

「言うよりそれ見られるのが一番キツイ!」


------


「ちょっと、私のお気に入りのパンツがないんだけど!」

「なんで俺に言うんだよ?」

「どうせ勝手に盗んで返し忘れたんでしょ?」

「!?」

「なんだか引き出しが怪しいわね、ちょっと開けさせて!」

「そこはダメ」


ガシャ


「これって誕生日プレゼント?」

「誕生日までは、知らないふりでお願いします」


------


「会社が倒産した…」

「え?お仕事どうするの?」

「ハロワに通って探すよ」

「わかった、仕事決まるまで生活支えるね」

「夫君、うちの会社で働くか?」

「え?いいの?」

「エロゲ好きだしな」

「それに父さんの会社は倒産せんしな。は、は、は」

「…」


------


「妹ちゃん、一緒にお風呂入る?」

「なんで急に?」

「たまには姉妹でゆっくり話したいし、それに…」

「それに?」

「百合展開のエロゲの勉強にもなるしね」

「お触りあり!?」

「それに視聴者さんにたまにはサービスカットもいるからね?」

「視聴者って誰!?」


------


「髪留めを外して」

「スカートを脱いで」

「…」

「今からショーツに手を…」

「ちょっとお姉ちゃん」

「何?」

「なんで実況してるの?」

「視聴者に伝わるようにね?」

「だから視聴者ってだれ!?」

「じゃあブラ外そうか」

「もっ、揉まないで…」


------


「姉妹でお風呂入るのも本当に久しぶりだね」

「昔は兄貴も一緒に三人で入ってたね」

「エロゲ展開的にはここで間違って入ってきたりするんだけどね」


ガチャ


「うわごめん、お風呂入ってたんだ」

「…ちっちゃ」

「ちっちゃいね」

「え?これ全開なのに」


------


「あんた、連休中ずっとエロゲしてたやろ?」

「せやね」

「どのゲームが一番よかったん?」

「…普通さ、休みの日は出かけたりとか彼女作れとか言わないの?」

「あのな、できもしないことより、出来ること前向きに話した方がよくないか?」

「ぐうの音も出ません!」


------


「うわ!虫が部屋に入ってきた!?ちょっと兄貴なんとかして!」

「パシっ、ほらもう入ってくるなよ」

「すごい!生きたまま手づかみで、ちょっと尊敬」

「虫物のエロゲで鍛えられてるからね」

「へぇ…」

「今度、虫入れてみる?」

「そんなことしたら兄妹の縁切るから」


------


「エロゲの姉は優しいのに、なんでリアルの姉は性格きついのかなあ」

「へえ、優しくされたいんだ?」

「たまには優しくして欲しいです」

「じゃあ頭を胸でギュってしてあげようか?」

「あ、胸小さいんで、結構です」

「首をギュってしてあげるからこっちこようか?」


------


つづく



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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