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まとめ編 039

------


うちの家は他の家と比べて、ちょっと常識がおかしい…


------


「兄貴の邪魔して、自分で傷ついて…私ってほんと馬鹿」

「私って必要ないのかな…」

「何、泣きべそかいてるの?」

「え?お姉ちゃん…なんでここに!?」

「”たまたま”出産前の最後の旅行にね」

「うう…ぐす…」

「家族はずっと側に居るからね?」

「…うん」


------


「私…お兄ちゃんのことが、好き」

「うん」

「悪い事なのに…気持ちが抑えられなくて…」

「ありがとう」

「…なんで?」

「初めて恋の相談してくれた」

「でも、お兄ちゃんだよ…」

「私の初恋はお父さん、悪い事?」

「…ううん」

「だったら一緒だよ」


------


「今度、告白してみたら?」

「お兄ちゃんに!?だって彼女さんいるのに…」

「いたらしちゃダメなの?」

「…」

「望んだ答えが返って来ないかもしれないけど、それが好きになるって事じゃない?」

「…わかった」

「どんな結果でも一緒に受け止めてあげるからね」


------


彼女

「お風呂、気持ち良かったよ」

「…」

彼女

「え?顔真っ赤だよ、どうしたの!?」

「お風呂、浸かり…過ぎて、のぼ、せて…」

彼女

「冷たい飲み物飲んだ?あおいであげるから、横になってて」

「あっ、でも…」

彼女

「身体が一番だから、また今度だね」

「…ごめん」


------


「せっかくの旅行なのにのぼせちゃってごめんね」

彼女

「ううん、それも思い出だよ」

「覚悟を決めてたんだけど逆に緊張し過ぎて…」

彼女

「なら…ギュって抱きしめてくれる?」

「うん…」


ギュっ


彼女

「私もちょっと怖かったから…」

彼女

「"抱いて"くれてありがとう」


------


「夫君、たまには仕事帰りお店に一緒に行くか?」

「いいですね、行きましょう」

「夫君は人妻か未亡人かどっちにする?」

「僕は人妻ですね」

「じゃあ俺は未亡人だな、マスターキープしてたのを頼むよ」

店員

「…予約分のエロゲのことですよね?」

父&夫

「「はい」」


------


「せっかくだし今日は飲んで帰るか?」

「いいですねー」

「エロゲを肴にして語り合うか?」

「今日はとことん語り合いましょう!」


居酒屋


店員

「飲み物は何にしましょう?」

父&夫

「搾りたてのミルクで」

店員

「カルーアですか?」

父&夫

「母乳のようなミルクで!」


------


つづく


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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