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まとめ編 032

------


うちの家は他の家と比べて、ちょっと常識がおかしい…


------


「お兄ちゃん、やっぱり彼女さんの事好きなんだね…」

「まだ明るいのに一人で帰ってると私が振られたみたいでなんかムカつく」

「このビキニどうしよう…」

「…ああもう、暗くなるのおしまい」

「水着キャラのコスプレしてネットの皆に、いいねで慰めてもらうんだから」


------


彼女

「…」

「彼女ちゃん元気ない?」

彼女

「…勢いで妹さんと張り合ったけど、お出かけ邪魔しちゃって」

「あっ」

彼女

「妹さんとも仲良くしたいなって」

「じゃあ今度コスプレしましょう!」

彼女

「コスプレ?」

「妹好きなんで!」

(俺も彼女のコスプレ見れるしね)


------


「水着も買ったしさ、この後一緒に市民プール行かない?」

彼女

「…そうですね、せっかくですし行きましょうか」

「やった!」

彼女

「あっ、でもスク水で…?」

「うん、スク水で」

彼女

「すごく恥ずかしいんですが…」

「でも選択肢は絶対だからね、ロードは不可だよ」


------


「市民プールに来るなんて小学校以来だな」

「彼女の水着姿を見て勃起しないか心配だなあ」

彼女

「おまたせ」

「胸に"かのじょ"の文字が!」

彼女

「ネットにそうすると書いてたので…」

「その通り!」

彼女

「周りの視線がすごいです」

「彼女ちゃんが可愛いからだね」


------


「よし…じゃあ泳ごうか」

彼女

「あのね、実は私…泳げないの」

「え?実は俺も泳げないよ」

彼女

「じゃあ二人、泳げない?」

「…そうだね」

彼女

「…」

「…」

彼女

「でもお陰でゆっくりお喋りできますね、プールや海のおすすめゲーム教えてください」

「任せて!」


------


「母さん小遣い頂戴」

「あんた、お金必要ならそろそろ自分でバイトしたら?」

「ならうちの会社にアルバイトでくるか?」

「いいの?」

「マスター前で人が欲しかったしな」

「やった!」

「それにエロゲを作ってる人のことをもっと多くの人に知って欲しいからな」


------


「今日から新しくアルバイトが入る、自己紹介よろしく」

「お世話になります、兄といいます」

「えっと、コネ入社です」

スタッフ

「!?」

「妹がいますが妹エロゲが大好きです!陵辱もNTRも大好きです!よろしくお願いします!」

スタッフ

「…ヤバイ奴が来た」

「…」


------


CG

「君、面白い挨拶だったね、笑い取りに行ったの?」

「あれは、マジですよ」

CG

「マジやったん!?」

「だってコネ入社とか後でバレると影で言われるじゃないですか」

CG

「確かに」

「それに好きなジャンルわかる方が仕事もらえるかなと」

CG

「…意外にしっかりしてるね」


------


つづく



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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