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まとめ編 027

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うちの家は他の家と比べて、ちょっと常識がおかしい…


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「僕が女だったら毎日自分のおっぱい揉めるのになぁ」

「別におっぱい自分で揉んでも嬉しくないよ?別に男も自分の乳首毎日いじったりしないでしょ?」

「いじるよ!」

「…じゃあお姉ちゃんみたいな貧乳だと思えば?」

「なるほど」

「納得してんじゃない」


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「最近弟が冷たい気がする」

「そう?」

「だって出番少ないもん」

「だったらお姉ちゃんのがエロゲ好きだしそこでアピールしたら?」

「なるほど」


「弟君、明日お姉ちゃんとエロゲ買いに行く?」

「いいけどタイトル名を大声で読み上げないでね」

「はい!」


------


「太陽が眩しい…」

「また徹夜でエロゲしたの?」

「徹夜でエロゲしてると彼女と朝チュンした気持ちになれるからね」

「ちなみに何人抱いたの?」

「7人!」

「…全部出したの?」

「全部出した!」

「二次元だと、本当に色男ね」


------


「あんたまた徹夜でエロゲしてたやろ?」

「まだ攻略してないヒロインがいっぱいいるんだよ」

「そんなこと言って無理してたら精子の質が悪くなるで」

「…ゲームなんだから関係ないし」

「あほ、あんたにとっては嫁なんやろ?」

「…はい」

「休む時は休むんやで」


------


「父さんは学園物のエロゲしてても、楽しいの?」

「その考えはまだまだだな」

「え?」

「男はいくつになっても青春時代の淡い気持ちは変わらん」

「おお」

「それに世代が離れすぎてる方がドキドキすることもあるんだよ!」

「どういうことか詳しく聞こか?」


------


「妹ってレモンティ好きだよね」

「そうね」

「僕も最近好きになってね」

「兄貴が?どこの銘柄が好きなの?」

「味というか見た目?ペットボトルでも紙コップでもそれっぽく見えるからさ」

「見える?」

「ちょっと温いくらいが最高だね」

「あっ…本当にゴミ」


------


「パソコンの容量がいっぱいで新しいエロゲがインストールできない!」

「やってない古いゲームは消したら?」

「そんなヤリチンみたいなこと僕にはできない」

「でも増やしすぎても、兄貴の体は一つだけだよ?」

「確かに」

「それにインストールすればまた会えるよ」


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「あんた!また部屋に篭ってエロゲして」

「おおう!?」

「大雨で外出せずにエロゲして偉い!引きこもるのも大事や」

「おう…」

「家に引きこもる時こそ、エロゲが一番やね」

「あの、今いたし中なので、そろそろ…」

「下半身の雨を降らせてる所やったんやね!」


------


つづく

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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