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まとめ編 024

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うちの家は他の家と比べて、常識がすげえおかしい…


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「なんか体調悪いな…」

「兄貴が体調不良!?」

「今日は大人しく寝とこう」

「…なんか飲みたいものとかある?」

「冷たいお水」

「え、おっぱいとかじゃなくて!?ガチのやつだ」

「…」

「お詫びにおっぱいプリン買ってきてあげる」

「…ちょっと嬉しい」


------


「風邪なかなか治らないなぁ」

「熱も高いね」

「エロゲヒロインは心配してくれてるかなあ」

「どうだろね」

「…」

「…寝ないと治らないから、しんどくても目を瞑る」

「はいはい…え?手を握って」

「目は開けたらダメ、好きなヒロインでも思い浮かべて」


------


「風邪治った!」

「よかったね」

「これも妹のおかげかな」

「別に…」

「またまた照れちゃって」

「別に照れてないし」

「でもあの手の温もりは忘れないよ」

「途中でノートパソコンと置き換えてたんだけどね」

「え?」

「パソコン暖かくてよかったね」


------


「父さんは息子と一緒にお酒飲みたいとか、旅したいとかあった?」

「あったなあ」

「酒も飲めず、外に出るのも嫌いでごめん」

「男はな…」

「?」

「自分の仕事を息子が憧れてくれるのが何より嬉しいんだよ」

「父さんの作るエロゲが一番!」

「最高の気分だ」


------


「お母さんは息子に望むことある?」

「私が息子に望むのはね」

「うん」

「リアルでも二次元でもどちらでもいいから一度決めた大事な人を守る強さを持って欲しいって気持ちやね」

「強さ…」

「せめて一度始めたエロゲは最後まで終わらせるんやで」

「はい!」


------


「兄貴の机の上にコンドーム!?」

「ほら、男としてエチケット的な」

「絶対使うことないのに、もったいなくない?」

「そんなことわからないじゃん!それにエロゲしながら使ってもいいじゃないか!」

「選択肢、絶対中出しなのに?」

「確かに!」


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「ちょっと!トイレ行った後はスプレー撒いてよね」

「つい忘れちゃうんだよね」

「使う前に他の人の臭いがしたらいやでしょ?」

「いやいや、僕らの業界的にはご褒美でしょ?」

「お母さんでも?」

「…それは嫌かな」

「どういうことかな?」


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「辞書のエロい単語に丸つけるとか、本気でやめてくれる?」

「仕方ないじゃんエロゲしてたら難しい言葉も多いから」

「パソコンでゲームしてるんだしパソコンで調べたら?」

「なるほど!」

「え!?」

「パソコンはエロゲ専用だからさ」

「逆に尊敬するわ」


------


つづく

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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