メカ・ニック
この物語は、「着パゲマ」書き出しから、いつの間にか「ジャパロボ」を実装した。タイトルも「女子中高生は、ゲーム好き!」に変更。これなら全体バランス的に上手に収まった感じ。
普段、話のテンポを優先するため、細かくは書いていない。どちらかというと「書けない」ではなく、「おもしろくない。」「既存のヒット作と同じ。」になってしまうからだ。
ということで、字数が足らないところで、細かく練っていこう。司会は、メカ・ニックさん。アメリカ出身。自衛隊のジャパロボの開発責任者である。
「よろしく、お願いします。」
ここで、ニックさんの経歴を考えなければいけない。もちろん名前の由来は、メカニックからである。名前を決めるのが、面倒臭いという所から、日本でしか製造されていないロボットなのに、開発責任者が外国人という設定になる。
「それでいいんですか?」
いいんです。ニックさんは、アメリカで機械工学を専攻。しかし、アメリカでは人型ロボットの制作に失敗続き。ついには研究所を解雇される。傷心の日本旅行に行った際に、日本国家のロボットプロジェクトチームからヘッドハンティングされる。
「はい、そうです。」
これがニックさんの経歴である。
ニックは、日本で再就職をした。たまたま、日本は自動車業界が強かった。腐っていたニックは、当時、日本で流行していた、森田の作ったゲーム「カー・ロボット・ワールド」を真似して、アメリカンジョークで車に手と足を付けてみた。
「動いた!?」
車型ロボット、ジャパロボが完成したのである。
「やったね!」
これが、ジャパロボの誕生秘話である。苦労や努力は無く、ジャパロボは冗談の中から生まれたのであった。
第1回 ジャパロボ 女子大会の時は、まだ試作段階でテストを兼ねての実機の実験の場であった。しかし、第2回 ジャパロボ 女子大会の頃には、ジャパロボの量産に成功。各自動車メーカーは、ジャパロボの改良に明け暮れた。最近では家電メーカーや造船メーカーなどの異業種も参加してきた。まず日本全国の自衛隊・警察に配備。一般販売はまだ行われていない。治安を優先させた。
ジャパロボの心臓部の秘密技術のプログラムは、取り外そうとしたり、ハッキングすると爆発するので、外国には技術が盗まれることはなかった。これもジャパロボに直接装備してあるAIのおかげである。ちなみに祐名のジャパロボのAIの明治天皇は、祐名の寝相の悪さから、ジャパロボから引っこ抜かれ、カーナビのように関節装備が可能になった例外中の例外である。なぜ引っこ抜かれても、天皇が動けているのかは謎である。
ニック開発責任者の指示の元、研究スタッフたちとの日夜、ジャパロボの開発は進んで行くのであった。
「バックパックにロケットエンジンをつけて、遠距離攻撃はどうだろう?」
「着弾時の衝撃に、ジャパロボが耐えられません!」
「パラシュートで途中で降下するのはどうですか?」
「それいいね。シュミレーションしてみよう!」
こんな感じで、ジャパロボの開発は続いていく。
シュミレーションのコンピュータの画面には、ミサイルに巻きつけられたジャパロボがついている。ジャパロボのバックパックには、パラシュートリュックが装備されている。
「あの・・・私は必要でしょうか?」
「祐名くん、がんばってね!」
シュミレーションに付き合わされる祐名がいた。
「パラシュート降下作戦は、基本操作は、AIがやってくれるから、失敗はないよ。安心して行ってらっしゃい。」
「はい・・・。」
祐名は、訳の分からない作戦のシュミレーションに不安しかなかった。
「天皇、後は任せたわよ!」
「祐名はん、そんなにわてを信頼してくれているんやね! わて感激!」
祐名は、天皇に手を置き信頼していると言った。
「それじゃあ、おやすみ。」
「丸投げかい!?」
「zzz。」
「あかん、もう寝てはるわ・・・。」
眠り姫は、1秒もあれば熟睡できるのだ。布団に入って1,2,3の男の子を超える睡眠に対する執着である。
「カウントダウン開始します。5,4,3,2,1、発射!」
ジャパロボを乗せた大陸弾道ミサイルは、エンジンを噴射させ、煙をあげながら、ドカーンと発射した。
「zzz。」
もちろん祐名は、眠っている。
「うわぁ!? 大気圏や! きれいやな!」
ミサイルは打ち上げられ、大気圏まで撃ちあがったのだ。そしてこれから軌道を描きながら、大地に降下していく。
「そういえば、今回の作戦の降下ポイントってどこやったんやろう?」
ミサイルが地上に近づいてきた。
「ここがパラシュートの降下地点やな、ジャパロボを切り離しまっせ!」
ポチっとな、とミサイルとの切り離しに成功。
「パラシュートを開きます!」
ジャパロボの背中から、パラシュートが開き、ジャパロボは、ゆっくりと降下していく。しかし、景色がおかしかった。
「あれ!? なんでや!? ここ渋谷のスクランブル交差点やで? ということは・・・ミサイルは・・・まさか!?」
天皇の嫌な予感は的中した。
「助けて!!!」
ミサイルは、ドカーン!!! と市ヶ谷の防衛省に見事に命中した。打ち上げたミサイルは、地球を一周して日本に戻ってきてしまったのだ。
「シュミレーション、大成功です!」
これが、ジャパロボの開発責任者ニックさんのお仕事である。
「なんて間抜けな・・・、アホらしい・・・。」
天皇は、こんなヤツに命を預けると思うとやる気がなくなる。
「zzz。私、熊なんか食べませんよ。・・・。」
もちろん祐名は、寝たままである。
つづく。




