74 神奈川 VS 東京1(目覚め)
ここまでの第2回 ジャパロボ 女子大会の経過。
攻め 守り (数字は犠牲者の数)
神奈川✖1 ー 山梨〇
茨城〇 - 栃木✖2
千葉〇 - 茨城✖0
茨城〇 - 千葉✖1
埼玉✖2 ー 群馬〇2
神奈川〇 - 山梨✖2
神奈川〇 - 群馬✖0
神奈川〇1 - 群馬✖2
神奈川〇 - 茨城✖0
神奈川〇 - 茨城✖2
神奈川〇 - 千葉✖1
残り3名。
東京都2人。(祐名・大きな袋、ブッコ・ナゴン。)
神奈川県1人。(ヨジョンちゃん。)
場所は、東京都渋谷区のスクランブル交差点。ついに最終決戦が始まる。
「神奈川 VS 東京」
会場の大型スクリーンに表示される。
「おお!」
会場のお客さんが歓声をあげ盛り上がる。
祐名、ブッコとナゴンのジャパロボと、北朝鮮のファイヤードラゴンが対峙している。
「天皇、口の悪い女も、こいつにやられたの?」
「マリコはんは、ドラゴンの口に自ら飛び込み、内蔵されていた核と同期したんです。核を取り除くために・・・。」
「核ですって!?」
祐名は、驚いた。ジャパロボの世界に核を持ち込んだことからの、マリコが自ら核を取り除くために、敗者になることを選んだことを。
「・・・それが、あなたにできることなの?」
祐名は、少し口の悪いマリコに対する見方が変わった。
「私のできることか・・・。」
祐名は、祐名でジャパロボの真実を聞いてしまったからには、この戦いに負ける訳にはいかないのだ。
「女王蜂たち!」
「はい! 祐名先輩!」
「この袋の中身を接続するのに時間が少しかかるから、その間、あいつを任せていい?」
「やります! 女王蜂たちの名にかけて!」
「ありがとう! がんばってね!」
「行ってきます!」
ブンブンブンと敬礼をして、ブッコとナゴンのジャパロボは、ドラゴンに向かって行った。
「天皇、こいつを袋から出して繋げ!」
「どないするんですか? いつも学校で寝てばかりで、友達がいないから、誰か連れてこいっていうから、クラスメートさんを適当に袋に詰めて、連れて来ただけですよ?」
「フフフッ・・・。その点は大丈夫だ。私のクラスメートは、どれも個性的で、なんらかの特殊スキルを持っている。なぜかって? それは! 主役ばかりが集められている、Aクラスだからだよ!」
「ずる賢いな・・・。」
天皇は、大きな袋から中身を出す。決して、面倒臭いことは、祐名はしないのだ。そして眠っている女なの子に声をかける。
「お嬢さん、そろそろ目覚めてくれないか?」
その声に、「う、う~ん。」と気絶していた女の子がモゴモゴと目を覚ます。
つづく。




