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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
73/80

73 神奈川 VS 千葉 (真実)

ここまでの第2回 ジャパロボ 女子大会の経過。


攻め     守り   (数字は犠牲者の数)

神奈川✖1 ー 山梨〇

茨城〇   - 栃木✖2

千葉〇   - 茨城✖0

茨城〇   - 千葉✖1

埼玉✖2  ー 群馬〇2

神奈川〇  - 山梨✖2

神奈川〇  - 群馬✖0

神奈川〇1 - 群馬✖2

神奈川〇  - 茨城✖0

神奈川〇  - 茨城✖2


残り4名。

東京都2人。(祐名・大きな袋、ブッコ・ナゴン。)

神奈川県1人。(ヨジョンちゃん。)

千葉県1人。(グワ子・デジ子。)



場所は、東京都。渋谷のスクランブル交差点。ここが祐名のお気に入りの睡眠ポイントである。


「ふあ~あ!」


ついに、ついに、眠り姫が目を覚ました。


「祐名先輩! おはようございます!」


ブッコとナゴンは、いち早く、目覚めたばかりの祐名に挨拶をする。


「ミツバチたち!?」

「ブ、ブー! 今は女王蜂たちです!」

「歌と踊りも完璧ですよ!」

「・・・。」


騒がしくなったので、ジャパロボのAI(人工知能)の明治天皇が気づいた。


「起きた!? 祐名はんが目覚めたぞ!? 」

「私を寝坊助みたいに言うな・・・天皇、うるさい!」


祐名は少しモジモジするが、すぐに元に戻る。そして、夢の中で聞いた話を思い出す。


「ドラゴンが、また出たって!? どういうこと!?」

「なんでドラゴンのことを、眠っていた祐名はんが知ってるんです!?」

「夢で聞いた。キラン!」

「うんな、アホな・・・。」

「そんなことはどうでもいい!」

「あれですわ・・・。」


天皇は、会場の大型スクリーンに表示されている、千葉県とドラゴンの戦いを指さした。



場所は、千葉県、東京ディズニーランド。


「これでも食らいなさい! 千葉県御当地スキル、友達スキル、発動!」


千葉代表のグワ子とデジ子のコンビが、攻撃を仕掛ける。上空にディズニーシーが現れた。


「あれは!? ディズニーシー!?」


観戦している祐名には、あんな巨大な物体を上空から落とせば、いくらドラゴンでも無事では済まないだろうと思った。


ボオオオ! ドラゴンは口から炎を吐き出し、ディズニーシーを燃やし尽くした。


「死ね!」

「グワ!?」


ドラゴンは口から炎を吐き出し、グワ子のジャパロボを1撃で燃やし尽くす。


「なんだ!? あの尋常でない強力な炎は!?」

「あれはドラゴンでも、ファイヤードラゴンです! 炎に特化したヤツです。」

「あんなものどこから持ち込んだんだ!?」

「北朝鮮製らしいですよ!」

「北朝鮮!? でもドラゴンを実体化なんて・・・まさか、リアルプリンターシステム!? あれは日本にしかない技術のはずだろ!?」

「どうやら、コンピューターウイルスに侵されているみたいです。」

「ハッキングされたのか!?」

「そうみたいです・・・。」

「なんてことだ・・・バカ親父は何をしていたんだ!? クソやろう!」


祐名のバカ親父、森田大臣。


「どうするんだ!? ああ! もう終わりだ!」

「大臣、天皇から連絡です!」

「なに!? すぐにつないでくれ!」


祐名が目覚めたので、無理やり起こして、蹴られる心配がなくなった天皇はジャパロボ本部に連絡を入れた。


「天皇!?」

「お父はん。」

「誰が君のお父さんだ! 私の娘はロボットごときにはやらんぞ!」

「いりまへん。」

「・・・祐名が不憫だ! うえ~ん!」

「娘はんが起きましたで。」


ここに森田親子の久々の再会である。


「お父さん・・・。」

「祐名、元気か?」

「お父さんは、こんなゲームと現実の家族と、どっちが大切なの?」

「な!?」

「お母さんも、私も、妹も、みんなお父さんが、お家に帰って来るのを待っているんだよ! 大臣だとか、お金だとか、そんなことはどうでもいいんだよ!」

「祐名・・・。」

「お父さん、帰って来るんだよね?」

「祐名・・・。お父さん、まだ帰れないんだ。実は日本国家は、自衛隊のジャパロボを日本軍のジャパロボに変更して、全世界を征服しようとしているんだ。」

「なんですって!?」

「協力しないと、母さんや、娘たちを殺すって脅されたんだ!」

「私たちを守るために、お父さんは・・・。」

「ジャパロボのデータは、まだ日本の国内データしか公表されていないが、本当は全世界のデータは完成しているんだ。ジャパロボの世界大会を開いた時に、悪魔のリアルプリンターシステムを使い、一気に日本国家は、全世界を征服するつもりなんだ!」

「そんな!?」


ついに、ジャパロボ世界の全容が語られた。


「わかった。私がお父さんが早くお家に帰って来れるように、この戦いを終わらせます!」

「祐名・・・。」

「リアルプリンターシステムも、私が破壊します!」


祐名は、ジャパロボの全てと戦うことを決意する。



つづく。

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