67 神奈川 VS 山梨
ここまでの第2回 ジャパロボ 女子大会の経過。
攻め 守り (数字は犠牲者の数)
神奈川✖1 ー 山梨〇
茨城〇 - 栃木✖2
千葉〇 - 茨城✖0
茨城〇 - 千葉✖1
埼玉✖2 ー 群馬〇2
残り10名。
東京都2人。(祐名・大きな袋、ブッコ・ナゴン)
茨城県2人。(マリコ・ナイトメア、常盤子と家電メーカーのおじさん。)
群馬県2人。(ゆる子・ぬいぐるみのぐんまちゃん、富岡子・世界子)
山梨県2人。(信玄子・勘助子、富士子・樹海子。)
神奈川県1人。(外国人?)
千葉県1人。(グワ子・デジ子。)
「神奈川 VS 山梨」
会場の大型スクリーンに表示される。
「おお!」
会場のお客さんが歓声をあげ盛り上がる。
こちら山梨の富士山の麓。
「また神奈川が攻めてきた!?」
「先に来た外国人の敵討ちじゃない?」
「誰が来ても同じよ。」
山梨ペアは、1勝しているので、自信満々である。そこにブラッドリーちゃんが現れた。助手席には、写真が飾ってある。
「・・・。」
「出たな! 神奈川の外国人!」
「今度は私の番よ! 山梨御当地スキル、富士山アタック! 発動!」
しかし、富士子のジャパロボのスキルは発動しなかった。
「あれ?」
「どうしたのよ!?」
「スキルが発動しない!?」
戸惑う山梨ペア。それをあざ笑うかのように、ブラッドリーちゃんがニヤっと笑った。
ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!
いきなり富士山が大噴火を起こした。マグマが流れ出し、噴石が飛び散り、火口から噴煙が昇っている。
「キャア!」
「うわ~あ!? なに!? あれ!?」
山梨ペアがバランスを崩しながら、富士山上空に何かがいるのを見つけた。
「ド、ドラゴン!?」
翼で上空を飛んでいる、ドラゴンがいる。
「ただのドラゴンじゃないわよ。」
「え!?」
「しゃべった!?」
ブラッドリーちゃんが被っていた顔の皮を剥がす。中からアジア系の顔が出てきた。
「仮面!?」
「あなた! いったい何者なの!?」
「私の名前は、キムちゃん。私は偉大なる将軍様に忠誠を誓うのも。」
会場は、招かれざるお客の登場でパニックに陥る。
「き、北朝鮮!?」
「どうやって侵入したんだ!?」
「早く、あいつらを排除しろ!」
「ダメです! コンピューターウイルスで汚染されていて、排除できません!」
「なんだって!?」
特別室で観覧していた、森田大臣と芦原名人も驚いている。
「zzz。 いや~スイ~ツは別腹ですね・・・ムニャムニャ。」
祐名は周りお構いなしに寝ていた。
「もう少し右かな?」
「こう? ナゴンちゃん?」
「いい感じだよ! バッチリ!」
「キャハハハハ!」
女王蜂たちは、決めポーズの振り付けを練習していた。
「あのドラゴンが現れましたけど・・・。」
がんばれ、天皇。
「ギャア!?」
ドラゴンの炎が1撃で富士子のジャパロボを燃やし尽くした。
「富士子!? キャア! うわ~あ!?」
信玄子のジャパロボも、ドラゴンの前足に掴まれて、ガシャン! と一握りで潰されてしまった。
「ポンセちゃんは仮の姿、私の本当の名前は、ヨジョンちゃんよ。そして、この子はドラゴンはドラゴンでも、北朝鮮から持ち込んだ、ファイアードラゴンよ!」
北朝鮮のヨジョンちゃんの乗るファイアードラゴンは圧倒的な強さだった。山梨の自衛隊機をあっと言う間に倒してしまった。
「神奈川 WIN」
会場の大型スクリーンに表示される。
「おお!」
会場のお客さんが歓声をあげ盛り上がる。テロ行為でも、お客さんは、おもしろければお構いなしだった。
「あなたたちが勝つか、私たちが勝つか、それしか、この戦いを終わらせる方法はないわよ! さぁ、私を楽しませてみなさい! オーホホホホホ!」
ファイヤードラゴンの背中に、キムちゃんのジャパロボが飛び乗り、ファイヤードラゴンライダーが完成した。
つづく。




