表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
53/80

53 予選の種目

「それでは第1問! 森田クールジャパン大臣はカッコイイ? 〇か✖か!?」


ジャパロボ予選の種目は、〇✖クイズだった。全世界から10億人の参加者があり、参加者が多すぎて、本選のように実機を使う訳にもいかず、本選の代表1都7県で、各2名の16人。予選は、8つの巨大サーバーで処理するために、運も実力のうちということで、〇✖クイズになったのだ。ちなみに東京都の代表は1枠は、前回優勝者の森田祐名で決まっている。参加者が1番多い東京都が、本選出場枠は1名なのに、1番参加者が多い激戦区になっている。


「ナゴンちゃん。」

「なに、ブッコちゃん?」

「森田なんたら大臣って、誰?」

「知らない!」

「どうせ、おっさんでしょ!」

「ダサイから、✖だ!」

「キャハハハハ!」


今時の中学生が、大臣の名前を知っているはずがない・・・。


「俺はカッコイぞ!」

「大臣なんですから、お静かに!」

「いいじゃない、僕と芦原名人との仲じゃない?」


このおっさんたちが、森田大臣と芦原名人である。


「祐名はんのお父さんって、かっこよかったけ?」

「お父さんがカッコイイわけがない! 会社をやめて、ゲーム会社は作るし、大臣になったらなったで、忙しくて家には帰ってこないし、最低のお父さんよ!」

「こわ~。」

「ヒヒヒヒヒ、ポチっとな。」


ちなみにジャパロボは、国家プロジェクトである。運営は富国増強で自衛隊が運営している。祐名は自衛隊の職務として、〇✖クイズの正解を娘の価値観で判断する。


ということで、


「正解は、✖です。」


娘の出した答えは✖だった。もちろん運営マニュアルには〇と書いていた。


「やった! ナゴンちゃん大正解!」

「おっさん、ダサイ!」

「キャハハハハ!」


ブッコとナゴンは、見事に成功した。


「あれれ!? 〇にしろって、マニュアルに書いてたのに!?」

「まあまあ。」


父は知らない。娘が〇✖クイズのボタン押し係になっていることを。


「あ!? そうか!」

「嫌な予感しかしませんけど、祐名はん、どないしたんですか?」

「ミツバチたちを東京都代表にしてしまえばいいんだ! 私に憧れているカワイイ後輩たちだからな。ウッシシシ。」

「それ不正行為ですやん・・・。」

「天皇、ミツバチたちの元に、お行きなさい!」

「ええ、あきまへんって・・・。」

「私に刃向かう気?」

「行ってきます! 行かせてもらいます!」

「それでよろしい。」


第1問のサービス問題で、〇を良心で選んだ参加者は、ログアウトされた。東京都予選、約3億人参加で残り、1億人。


つづく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ