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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
52/80

52 予選開始!

「私と戦いたければ、私のところまで来なさい! ミツバチたち!」

「はい! 祐名先輩!」

「必ず、会いに行きますね!」


いよいよ「第2回 ジャパロボ 女子大会」の予選が始まる。予選免除の前回の優勝者、森田祐名は、かわいい後輩の紫式部子こと、ブッコと、清少納言子こと、ナゴンは、握手をかわし、予選の健闘を誓う。


「それでは、選手の方々は、ログインして待機してください。」


ブッコとナゴンも予選会場のパソコンにログインして、ジャパロボにinした。


そもそも「ジャパロボ」とは、カー・ロボット・ワールドの世界である。開発者は森田社長。小さなアーケードゲーム会社であったが、ゲームの世界の有名人、芦原名人に気に入られ、奇跡的に大ヒット! 大手ゲーム会社から買収の話を持ち掛けられるが断り、買収先に日本国家を選んだ。おかげで、森田社長は、森田クールジャパン大臣にまで成り上がったのだった。ちなみに森田大臣は、森田祐名の父親である。ちゃんちゃん。


元々は、アーケードの過疎ゲーだったが、人気ヒット作としての知名度と日本国家から多額の補助金を得て、全世界から、誰でも参戦できるオンラインゲームに進化したのであった。


「いよいよ予選だね!」

「そうでんな。盛り上がってきましたな。」

「前回大会の予選が懐かしい!」

「え・・・祐名はん、寝てただけやん・・・。」


そう、前回大会の舞台は東京23区。祐奈は、渋谷区民として、渋谷区予選に参戦! 壮絶な松濤と代官山の相打ちで、両者ノックアウトで幕を閉じたかに見えたが、祐奈だけは1度も戦わずに眠り続けていたのだった。生き残ったのは祐奈だけだったので、祐奈が渋谷区代表の選手になった。もちろん、ジャパロボのAI(人工知能)、大阪弁の明治天皇の「敵視減少300%」のおかげである。


「懐かしいな~、予選で天皇と出会ったんだよね。」

「祐奈はんの寝相が悪くて、わてを寝ぼけて、本体から引き離したんやないですか・・・あの時は、ホンマ、死ぬかと思いましたわ。」

「めんご、めんご。でも、おかげで天皇は、独立できて自由意思で動けるようになったんだから、感謝してよね。」

「ああ言えば、こう言う・・・祐奈はんには敵いまへんわ。」


アーケードゲーム機から、AIを引っこ抜く寝相とは・・・恐るべし!


「ミツバチたちが、どれくらい戦えるか見ものね。」

「そうでんな。」


ゲームスタート! 見つめる先で、ジャパロボの予選が開始された。


つづく。

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