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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
45/80

45 気持ち

「ルンルン~♪」


エレベーターの中で、マリコは、なんだか楽しそうである。


「マリコ先輩、なんだか楽しそうですね?」


ブッコは、おバカなので初対面の人に気を使わないから、人見知りはないのだ。


「え!? 楽しそうに見える?」

「はい。」

「私には、ミツバチの着ぐるみパジャマを着て、ゲームの世界で遊んでいる、あなたたちの方が楽しそうに見えるわよ?」

「ブンブンブン~♪ それほどでも~♪」

「ブッコちゃん、マリコ先輩に褒められたよ~♪」

「わ~い~♪ ブンブンブン~♪」

「誰も褒めてない・・・。」


それでも、マリコもブッコとナゴンと同じくらいに、笑顔で楽しそうである。3人でミツバチさんブンブンブンができるぐらいに。


「そうね、しいて言えば、私たちは、いじめを受けていたの。」

「ええ!? マリコ先輩がいじめられていたんですか!?」

「どこのどいつですか!? ブッコちゃんが殴りに行きますよ!?」

「私かよ。」

「エヘヘ~♪」

「現実世界の学校での「いじめ」とは世界が違っていてね、私たちが受けていた「いじめ」って、出番がないことよ。」

「出番が無い?」

「あなたたちみたいに、今連載されている子たちには分からないでしょうね。ここにいる純一郎、エール、シュークリム、四文字熟男は、元々、主役として登場したわ。でも、連載が終わると、出番が回って来なかったの。無視されていたのよ!」

「ヒドイ! マリコ先輩たちを無視するなんて!」

「たまに登場しても、一行書きで終ったり、人数がいるシーンだから登場できただけだった・・・。」

「いじめ最低! ナゴンがミツバチさんの針を刺しにいきます!」

「これは復讐じゃないわ! 私たちは、出番が欲しかっただけよ! だから、私は新魔王となり、みんなは黒のジョブにチェンジしたのよ!」

「マリコ先輩、カッコイイ~♪」

「祐名先輩、寝てるだけでも登場してるもんね・・・そりゃ、マリコ先輩、怒るのも当然だわ。」

「そうだ~♪ せっかくだから、エレベーターが6階に着くまで、「着パゲマ~♪」で対戦してあげましょう~♪」

「遊んでくれるですか!? わ~い~♪」

「ナゴンちゃんもどうぞ~♪ 2人がかりでいいわよ~♪」

「やった~♪ ブッコちゃんと2人がかりでボッコボコにするんだ~♪」


ここで3人の会話に他の連中が入ってくる。まず兄ナスビが、


(今、エレベーターは4階、接続して5階、1階分上がって6階にエレベーターが到着するまでに勝負を着けるというのか?)


次に、黒の4人が、


「なにもマリコさま、自ら戦われなくても・・・。」

「純一郎、あなたは、夜の遊園地で出番があったからわかるはず、登場できるて、なんてステキなことなのかしら~♪ 体のウキウキが止まらないのよ~♪ みんな許してね~♪」

「僕はどうでもよくない、今度はでるからね。」

「俺は、もう出番に興味はない。出番の無い、ちょい役を経験して、いじめられている子供たちの気持ちを悟ったから。マリコさまの気持ちも分かります。」

「どうぞ、どうぞ。まだ純粋バーサーカーが黒のジョブチェンジした姿がつかめないんだ。お構いなく。黒の剣士かな? 黒の純粋バーサーカーなのかな?」

「みんな、ありがとう~♪」


マリコも脳波ゲーム「渋谷EEGgames」の着パゲマ~♪ の戦闘モードを対戦でセットした。


「いくわよ! ブッコちゃん! ナゴンちゃん!」

「負けませんよ! マリコ先輩!」

「がんばれ! ブッコちゃん!」

「・・・ナゴンちゃん、あんたもだよ。」

「エヘヘ、そうでした。」


こうして、新魔王マリコと着ぐるみパジャマの世界で戦うことになったのだ。


つづく。

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