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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
43/80

43 午前中は寝る

「黒いうさピョンの正体は、新魔王の手下だったんだ。」


朝、学校に登校しながら、兄ナスビは、妹ブッコと妹友ナゴン、兄友ハチに昨夜のことを説明した。


「カッコイイ~♪ ハチ公仮面~♪」

「会いたかったな~♪ ハチ公仮面~♪」


ブッコとナゴンは、黒いうさピョンのことはどうでもよかった。おバカは、正義のヒーローに弱かったのだ。


「いや~♪ ハチ公仮面、カッコイイね~♪」

(ハチ公仮面は、おまえだろ!)

「ハチとは大違い~♪」

「ハチがもっとしっかりしていたらね。」

「ハハハハハッ! 俺ごときでは、ハチ公仮面には敵わないよ~♪」


何と言われようが、ハチは自分のことなのでご満悦である。


「黒いうさピョンが言うには、新魔王たちは、出番が回って来なかったキャラクターたちが、自ら夢と希望を捨て去り、自分の出番を確保するという自己中心的な欲望のために、心を闇に染めたらしい。」

「ブッコ、おバカなので、分かりません~♪」

「ナゴンに難しいことを言わないで~♪」

「なんて、困ったちゃんな、連中なんだ。」

「ゲームの世界だけでなく、現実世界やSF世界など、異世界を全て征服するつもりらしい。」

「そんなことは、ブッコが許さない~♪」

「よお~! ブッコちゃん、日本一~♪」

「日本一は言い過ぎだよ~♪」

「キャハハハハ~♪」


まったくである。


「あれ、ハチ公仮面の大ファンの妖精さんたちは?」

「なぜ、おまえが知っている・・・。」

「妖精さんたちは、夜遊びに疲れたので、午前中は熟睡です~♪」

「朝帰りする、良い妖精さんです~♪」

「キャハハハハ~♪」


妖精さんたちは昼から学校に登校してきます。


「とりあえず、黒いうさピョンのことを、松濤主人さんに伝えに行かなくっちゃ。」

「今度は、俺もついていくぜ。」

「わ~い~♪ 遠足~♪ 遠足~♪」

「脳みそさんに」


和気藹々と、学校の正門までたどり着くと、前から、高校生の集団が現れた。


「あ!? 黒の精霊使い!?」


高校生の集団の中に、安住がいたのだった。


つづく。

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