40 これはゲームだ!
「それは違う! 諦めちゃダメだ!」
「お兄様・・・。」
現在のウンちゃんのご主人様、ブッコの兄のナスビが言う。
「異世界からやってきたとか、光と闇の精霊とか、僕には全然、分からないけど、僕にだって分かることはある! おまえ、元はウンちゃんのご主人様だったんだろ? 分からないのか!? 今のおまえを見て、ウンちゃんが悲しんでいるのが!?」
「・・・。」
「お兄様・・・。」
ナスビは、安住の良心に問いかける。
「残念でした~♪ ご主人様は、メアちゃんの悪夢の中で眠っているので、あなた方の声は聞こえません~♪」
元凶は、ナイトメアのメアちゃんのようだ。
「これはゲームだ。脳波ゲーム「渋谷EEGgames」なんだ。僕が安住くんに対戦を申し込んで、メアちゃんを倒してやる!」
「いいわよ、その勝負、受けてあげるわよ~♪」
ナスビ対安住が決定した。
「ウンちゃん、僕がご主人様を取り戻して見せるからね。」
「ウンちゃんも一緒に戦います!」
「そうだね、一緒に戦おう。」
「はい~♪」
「ちょっと待った~♪ シルちゃんも戦います。」
「精霊、精霊と言われてムカついたぞ~♪ サラちゃんは妖精だぞ~♪」
「ノーちゃんは見せ場しか働かないのだ~♪」
「私は安住くんという、人間を全滅したいだけドワ~♪」
「みんな、ありがとう。」
「ありがとう~♪」
クリスマス限定、トナカイの着ぐるみパジャマを着た兄ナスビと、サンタクロースの着ぐるみパジャマを着た精霊たちは一致団結した。
「何人でこようが、メアちゃんの前では敵ではないのよ~♪」
「いくぞ! ナイトメア!」
いよいよ、黒いうさピョンの着ぐるみパジャマを着た黒の精霊使いと、馬の着ぐるみパジャマを着たナイトメアの戦いが始める。
つづく。




