32 妖精に出会う
「ブンブンブン~♪ ハチが飛ぶ~♪」
ブッコとナゴンは、ミツバチの着ぐるみパジャマを着て、学校の屋上を飛んでいる。
「なかなか黒いうさピョンは、いないね。」
「そうだね。どこにいるんだろうね。」
脳波ゲーム「渋谷EEGgames」のコンピューターウイルス「着パウス」の黒いうさピョンを探しているが、なかなか見つからない。
「あれはなんだろう?」
「お花畑に何かいるよ?」
渋谷にお花畑? を知らないので、結局、学校の屋上に、お花畑を生成する。
「ウンちゃんたち、リストラ対象からは、外れたみたいですね~♪」
「でも、ウンちゃんのご主人様は、たいした個性も無いし、もう出てこないんじゃない? 私のご主人様は、ウンちゃんのバスケ部の先輩だったもの・・・。」
「ご主人様・・・。」
「サラちゃんのご主人様、地味過ぎて絶対にでないぞ~。」
「ノーちゃんなんか、ドワちゃんがご主人様設定なので、ドワちゃんが出るまで出番すらなかったのだ。」
「ドワちゃんは、ブラックスミス オブ ナイトなのに、出番が無い・・・人間を滅ぼすぞ!」
「私たちの世界観は、これだけ出来上がっているのに・・・。」
「ご主人様! カンバック!」
「ウンちゃんは、よっぽど冴えない男が好きなのね。」
「ダメンズっていうんだぞ~、女なら腐女子だぞ~。」
「サラちゃんは、どこで知識を補充するのだ?」
「ドワちゃんは、主役出身者だぞ!?」
「ご主人様!!!」
ブッコとナゴンが見つけたのは、精霊と小人の集団だった。精霊が4人と小人が1人だった。この5人は、精霊と小人の世界観は出来上がっているが、5人を引き立たせるため、ご主人様である人間の設定を「一般人、個性無し」にしたため、ご主人様のバスケ少年は、出番が無かった。
「ブンブンブン~♪ 妖精さんたち、何をしてるのかな?」
「ブッコおバカだから、分かんない~♪」
作者が約20作ある、スポンサーなしの駄作に心を痛めるので、「主役合成」なるモノを思いつき、多すぎる気遣いを減らすことにした。まず、「フェアリー・オブ・バスケ」に「ブラックスミス オブ ナイト」を合成。これで20作品から、19作品に。さらに、ご主人様の人間も「リストラ」した。
「こんにちわ~♪ ブッコと遊ぼう~♪」
「ナゴンも一緒に遊びましょう~♪」
「うわぁ!? 人間!?」
おバカコンビには、精霊、小人などお構いなしに、突撃あるのみ!
つづく。




