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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
31/80

31 キメラ VS おバカ

「これは!?」


ブッコとナゴンは、授業中にアバター幽体離脱した女子高生の鈴木すずに連れられて、今日ボスの助っ人に連れて来られた。しかし、そこで見た者は、倒れている今日ボスを踏みつけている、キメラの着ぐるみパジャマだった。


「わたちゃん!?」


すずは、驚いた。キメラの着ぐるみパジャマを着ていたのは、飼育員、佐藤さとの幼なじみの渡辺わただった。


「カッコイイ~♪」

「ヘビとアヒルとニワトリが、くっついてる~♪」


普通は「残念!」とか「ここまで酷いのは見たことがない!」となりそうだが、ブッコとナゴンは、おバカだったので、斬新なモノには、とても惹かれるのだ。


「ブッコちゃん、来年は、キメラの着ぐるみパジャマがトレンドになるよ~♪」

「そうだね~♪ 1人3動物なんて、私も始めて見た~♪」

「あんたたちは、なに!? 中学生は、教室に帰りなさい!」

「その前に、握手してください~♪」

「え!?」

「先輩、カッコイイ~♪」

「な、なんなの!? この子たちは!?」


渡辺わたは、始めて見る、今時の中学生に戸惑っている。ブッコとナゴンは、フィクションで、例外と思っている人も多いが、今時の10代は、こんなものである。


「やった~♪ 握手してもらっちゃった~♪」

「渡辺先輩って、言うんですか? 私たちブッコとナゴンです~♪」

「は、はぁ・・・疲れる。」

「わ~い~♪ わ~い~♪」


はしゃぐブッコとナゴン。ついていけない渡辺。(助かった。)と胸を撫で下ろす佐藤、鈴木、伊藤、山本であった。


「あ!? ロボちゃん!?」


ブッコは、高校の教室の真ん中で、隣で眠っている森田祐名の代わりに、授業を受けているジャパロボのAIの明治天皇こと、ロボちゃんを見つける。


「ブッコはんに、ナゴンはん!?」

「本当だ! ロボちゃんだ~♪」


脳波の異世界ではあるが、あまりのうるささにロボちゃんは、振り返ってしまい、ブッコとナゴンのミツバチたちと目が合ってしまった。


「なにしてますん? 授業中でっせ?」

「かくかくしかじか。」

「そうなんでっか。」

「ということで、すずちゃん。ろぼちゃんは、ランキング1位だから、困ったら助けてもらうといいよ~♪」

「すごい! 1位なんだ! 鈴木すずです、よろしく。」

「こちこそ、よろしく。祐名はんには、明治天皇、ブッコはんとナゴンはんには、ロボちゃんて、言われてます。」

「私は、犬人間~♪」

「犬人間!? それは、すごい設定でんな~。でも、うちの祐名はんは、寝てるだけでも主役でんねん。まったく、この世界は何を考えているんだか?」


きっと、なにも考えてない。


「祐名先輩、授業中でも、堂々と眠っているよ! すごい~♪ 先輩、かっこ良すぎです~♪ まぶしい~♪」

「なんてったって、日本の平和を守っている自衛隊だからね! 先生もチョークはぶつけないよ~♪」

「キャハハハハ~♪」


ブッコとナゴンの「カッコイイ~♪」に明確な基準はない。


「私は、寝ている、あの子と同じなの・・・。」


渡辺だけは、女子中学生たちの、カッコイイの基準に納得がいっていなかった。


つづく。

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