30 カスタマイズ
「ブッコちゃん、1+1=いくら?」
「分かんない~♪」
「私たち、教わってないもんね~♪」
「キャハハハハ~♪」
これでもブッコとナゴンは、中学3年制である。そこに、犬が駆けてきた。
「ブッコちゃん! ナゴンちゃん!」
「すずちゃん!?」
「どうしたの?」
「今日ボスに困ってて、助けを呼びに来たの。」
「こいつ」
「え?」
ブッコとナゴンのゲーム画面にも、今日ボスの精霊風がいた。
「ちょんまげビーム~♪」
「YOUR WIN」
「い、一撃で・・・今日ボスを一撃で倒したワン・・・。」
ナゴンは、過去の今日ボス、1日5着限定ドロップのレアな織田信長の着ぐるみパジャマ「ちょんまげ侍」を持っていて、ブッコこと共闘しまくっているので、かなり育成が進み、レベルアップしている。
「ナゴンちゃん、高校の教室も見に行ってみようよ~♪」
「そうだね。おもしろそうだね~♪」
「ありがとう、みんな喜ぶワン~♪」
こうして、すずは、ブッコとナゴンを連れて、高校の教室に向かうことになった。
その頃、高校の教室では、
「ギャア!」
今日ボスが倒されていた。
「つ、強いニャア!?」
「こ、怖すぎる!?」
伊藤と山本は、怯えていた。今日ボスを倒したのは、2人ではない。
「ニョロ、グワ、コケコッコー。」
その着ぐるみパジャマには、動物が3体合体していた。頭はニワトリ、体はアヒル、尻尾はヘビ。こんなカスタマイズされた、着ぐるみパジャマを今まで見たことがない、スーパーポテンシャルを誇っていた。
「わた・・・。」
「佐藤は授業中だ、佐藤を巻き込む者は、私が許さない。」
ついに、キメラ渡辺、参戦。佐藤も渡辺の着ぐるみパジャマに怯えていた。
つづく。




