25 ロボちゃんと友達
「ブッコとナゴンは、どこに行ったんだ?」
「おい!? ナスビの家の前に、自衛隊のジャパロボが止まってるぞ!?」
「どうして、うちなんかに?」
「最新鋭の期待だ! カッコイイ~♪ 」
兄のナスビと兄友のハチは、ナスビの家の前まで帰って来た。なぜ自分の家の前に自衛隊のジャパロボが止まっているのか、不思議だった。
「ロボちゃん、送ってくれてありがとう~♪」
「そんなん言われたら、照れるわ~♪」
「ロボちゃんは、私たちの友達だよ~♪」
「と、と、友達!?」
ロボちゃんこと、ジャパロボのAI(人工知能の)の渋谷区スキル、敵視減少300%持ちの明治天皇、あだ名は天皇。
「ごはんを作れ! 洗濯物を干せ! 働け! 働け! 私は寝る。zzz。」
毎日、祐名との恐怖の上下関係。
「虹子はんのパンの臭いを嗅いでると、幸せな気分になる~♪」
虹子ちゃんのパン屋でのレジのアルバイトで癒される。これがロボちゃんの日々の生活である。
「こ、こ、こんなわいでも友達になってくれるんですか!?」
「ロボちゃんとブッコは、マブダチ~♪」
「ロボちゃんとナゴンは、親友~♪」
「ブッコとナゴンは、ガールズラブ~♪」
「ブッコちゃん、ちょっと日本語が違うかな?」
「アハハ~♪」
「ロボちゃんは、ロボ友だよ~♪」
「ロボ友・・・。」
「あれ? ロボちゃん固まっちゃった。」
「感動してるんだよ~♪ ね~、ロボちゃん~♪」
「う、う、うれしい! おおきに! おおきに!」
ロボちゃんは、初めての友達ができて、うれしくて涙をこぼして泣きました。その結果・・・。
「うるさい!」
「ギャア!」
運転席で眠っていて、うるさくて目が覚めた祐名から蹴りが飛んできた。
「ミツバチたち、Emperor Mの正体は内緒よ。」
「はい~♪ 口は堅いです~♪」
「はい~♪ ミツバチ、嘘つきません~♪」
「これからも、天皇と仲良くしてあげてね。」
「はい~♪ ロボ友です~♪」
「はい~♪ ロボちゃん大好き~♪」
「じゃあ、またね。」
「先輩、さようなら~♪」
「先輩、ありがとう~♪」
その自衛隊のジャパロボからブッコとナゴンが降りてきた。
「ブッゴン!?」
「驚きすぎて、2人が混ざっているぞ。」
2人を降ろすと、自衛隊のジャパロボは、走り去っていった。ブッコとナゴンが手を振ってお見送りする。そこに兄たちがやってきた。
「ブッコ。」
「あ、お兄ちゃん。」
「あ、じゃないだろう。」
「エヘ~♪」
「そんなことより、どうして自衛隊のジャパロボに乗ってたの!? すげえ~カッコイイ!?」
「あれは・・・。」
「ダメ! ブッコちゃん! 私たちが口を滑らしたら、ロボちゃんの命が!」
「そうだね。ということで、内緒です~♪」
「ええ!? そんな・・・今度乗る時は、俺も乗らせてくれ!」
「キャハハハハ~♪」
以外にも、ミツバチさんたちは、口が堅く約束は守るのだった。2人だけの秘密である。ブッコとナゴンは今日の出来事を思い出して黄昏る。
「カッコよかったね~♪」
「強かったね~♪ 憧れるね~♪」
2人の瞳は、スターを見たように、夢と希望で輝いていた。
「祐名先輩~♪」
2人は、祐名のロボちゃんを蹴ったキックに、心を奪われていた。
「私もジャパロボの大会に出てみようかな?」
「ブッコちゃんが出るなら、ナゴンもでる~♪」
「2人で、がんばろう!」
「おお!」
ロボちゃんの話題は出てこなかった。
つづく。




