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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
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15 新機能実装

「出た! 今日ボス! ブッコちゃんは、先生に捕まってるし、どうしよう?」


授業中。強力なレアな着ぐるみパジャマを着ているブッコは、先生と仲良く遊んでいる。ゲームの世界に1人残されたナゴンは、今日ボスの「タコの火星人」に出会ってしまった。


「タコタコ!」


タコスミが、タコの8本足が、次々とナゴンを襲う。ナゴンのアバターは、恐竜さんの着ぐるみパジャマ「ガオー!」である。少しはレベルが上がって、強くはなったものの、ソロで今日ボスを倒せるかというと、厳しいのである。ナゴン1人では、タコ焼き無料券は、まず無理であった。


「キャア!」


ナゴンは、「助けて! ブッコちゃん!」と思うのだが、現実社会でブッコは、黒板の前で問題と睨めっこして、微動だに動かない。


「燃やせ! 着パゲマ 恐竜ファイア!」


ナゴンの恐竜の着ぐるみパジャマ「ガオー!」のスペシャルウエポンのキパゲマ、口から炎を出して、タコの火星人を攻撃するが。


「タコ?」


タコの火星人は、黒板の前で問題と睨めっこして、微動だにしないブッコと一緒でまったくダメージを受けていなかった。ブッコの心に諦めムードが・・・。


「もうダメ・・・私は、タコさんにやられちゃうのね・・・、そんなのイヤ! 勝って、おいしいタコ焼きを食べに行くんだ!」


しかし、ナゴンは、(ブッコちゃん・・・。)親友のブッコも頑張っている。ここで私が頑張らなくてどうするのと、気持ちを奮い立たせて、奮起した。ナゴンの落ち込んでいた脳波レベルが、やる気満々の活発な脳波に変わった。渋谷EEGgamesは、プレイヤーの脳波を読み取る。ナゴンが元気になれば、ゲーム内のアバターも元気になるのだ。


ピンポンパンポン~♪

「なに!?」


その時、ゲーム内に新機能の実装のベルが鳴り響いた。


「新機能の実装です。今まで今日ボスを捕獲しても、プレイヤーの庭に配置してホッコリ、合成して育成しかできませんでしたが、今回のアップデートで、捕獲した「今日ボス」を着ぐるみ化して、プレイヤーが今日ボスの着ぐるみパジャマとして、使用することができるように解禁します。」


ナゴンの脳波に反応したかのような、新機能が実装された。もしかしたらプレイヤーの強い気持ちのこもった脳波がゲームシステムに影響を与えるのかもしれない。


「ということは、私が捕獲した、昨日ボスの「織田信長」を着ぐるみパジャマとして着ることができるのね!」


今日ボスとは、毎日、新しいボスに変わるが、毎日、どこかのステータスが、1だけ上がっているので、本日では最強なのである。どこかのステータスが、1しか上がっていないので、昨日ボスでも、ほぼ最強なのである。


「昨日ボス、織田信長の着ぐるみパジャマに着替える!」


ナゴンは、脳波を送信して、ゲーム内のアバターに命令を送った。ナゴンのアバターは、恐竜の着ぐるみパジャマを脱いだ。


「キャアアア!? イヤーン~♪ 見ないで! 」


ナゴンのアバターは、下着姿になってしまった。チェリーの絵が入った下着のサービスショット。この瞬間、渋谷EEGgamesでの感染者数が20億人を超え、観戦モードのサーバーがパンクした。そして、ナゴンのアバターは織田信長の着ぐるみパジャマ「ちょんまげ侍」を着た。初期武器は、日本刀である。


「これが、織田信長の着ぐるみパジャマ・・・、すごい! 恐竜の着ぐるみパジャマの「ガオー!」ちゃんの10倍以上のパワーがある!? 」


今日ボスの着ぐるみパジャマの性能は、すさまじかったのだ。


「私はおバカで、落ちこぼれで、元気と可愛さしかなくて、いつもブッコちゃんの陰に隠れて、逃げ回っばかりで、応援ばかりしていたけど・・・、これなら、「ちょんまげ侍」なら、私でも、私なんかでも、きっと戦えるはず!」


自分は劣等生と、自分自身に自信がなかったナゴンだったが、レアな着ぐるみパジャマは、おバカな落ちこぼれにも、勇気を与えてくれる。そこに、運営からお得な途中経過がゲーム内に放送される。


「今日ボスの捕獲は、1日5体までですが、現在、本日の今日ボス「タコの火星人」は、あと2体、捕獲の在庫が残っています。みなさん頑張って捕獲してくださいね。」

「よし! 2日続けてレアな着ぐるみパジャマをゲットしてみせる!」


ナゴンは、やる気満々だ。目を閉じて精神を集中して、目を見開いて命令する。


「やれ! キパゲマ!」


ナゴンのスペシャルウエポンのキパゲマ命令に、アバターのちょんまげ侍の着ぐるみパジャマが突進する。タコの火星人に飛びかかり刀で、ブスブス切りまくる。


「タコのぶつ切り!」


タコの火星人をバラバラに斬りつけた。アバターは着地もしっかりと決めた。


「YOUR WIN」

「やった~♪ 私でも勝てた~♪ わ~い~♪」


ナゴンは、自分一人の力で勝ったのだ。たかがゲームでの勝利ではあるが、それは15才の女の子に勇気と自信を与えた。


「ナゴンちゃん、おめでとう~♪」

「ブッコちゃん、ありがとう~♪ 私も一人でもタコさんウインナーに勝てたよ~♪」

「すごいね~♪ 私にはわかっていたよ、ナゴンちゃんは、やればできる子だって~♪」

「ナゴンできる子~♪」

「キャハハハハ~♪」


結論、2人は仲の良い友達です。ちなみにブッコは、問題が解くことができず、先生に「ガー! ガー!」怒られた。


1番すごかったのは、渋谷EEGgamesで、「初めての事故」、ゲーム中の着替えが問題になり、バトル画面では着替えができない様に修正された。着替えは、実際にトイレか、お店の着替え所で行うようにルールが決められた。決して、着替えシーンが無くなる訳ではない。現実社会同様、痴漢・痴態行為は、犯罪と決められた。


違反者は、2度と渋谷EEGgamesにログインすることができなくなる。人間の脳波は、個人を特定できるらしい。渋谷EEGgamesでは、「複垢」「自動マクロ」「やらせ評価UP」「やらせランキング」などの不正行為はできないのである。全てを管理するコンピューターが、運営の松濤財団には、あるらしい。


「キャアアア!? イヤーン~♪ 見ないで! 」


ということで、ナゴンのセクシー画像は、「伝説の画像」として、世界中に拡散したのであった。


つづく。

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