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女子中高生は、ゲーム好き!  作者: 読書、大好き!?
14/80

14 ドロップ

「いけ! うさピョン~♪」

「YOUR WIN」

「やった~♪」


授業中であるが、ブッコとナゴンは、ゲームに熱中していた。朝から今日ボスの「タコの火星人」を倒しまくっていた。その理由は・・・「DROP」。


「落ちた~♪」

「タコ焼き無料券~♪」

「わ~い~♪」


渋谷EEGgamesは、位置情報ゲームの特色を生かし、現実社会のお金と人を動かすことに成功している。今日ボスが「タコ」なので、渋谷区にある銀だこを始め、全てのたこ焼き屋さんが協賛して、今日ボスを倒すと、タコ焼き無料券をドロップする仕組みになっている。


無料のタコ焼きの資金は、渋谷EEGgamesの各会社のゲームの使用料、ゲーム内の課金、渋谷区からの管理をするための名目の助成金、新しい最新技術で渋谷でしかゲームで遊ぶことができない独占商法は、経済的だけでなく、人の心も豊かにした。


「タコ焼きたこ焼き、うれしいな~♪」

「もうこれで10枚目だよ~♪」

「当分、たこ焼きを食べるのに困らないね~♪」

「タコパーしよう~♪」

「わ~い~♪ わ~い~♪」



脳波でゲームを通して、ブッコとナゴンは、授業を忘れて楽しく遊んでいた。2人は意識はしていないが、ゲーム内の映像は、全世界から注目されていた。5億人はウオッチャーが常時いた。2人の愛らしい仲良しな姿は、世界中の人々の心をも癒していた。それは共感を生み、カワイイうさピョンを応援したいと、世界中にファンを作って行った。今もうさぴょんの耳と耳の間に被っている、かわいいツイストニット帽が完売した。


ポコン!


誰かが、現実世界でブッコの頭を殴った。


「イタ!?」


ブッコが顔を見上げると、激怒している先生がいた。


「先生!?」

「紫! さっさと前の問題を解いてこい!」

「はい・・・。」

「ブッコちゃん、がんばって!」


ブッコは、前に歩いて行き、黒板を見る。黒板には「1+1=?」などの簡単な問題が書き並んであった。


(な、なんて難しい問題なの!? わからない!?)


これでも、ブッコは、中学3年生。


「紫、おまえ紫式部の末裔なんだろう? こんな問題くらいは簡単だろう? スラスラ解いてもらおうか。」

「受け継いだのは、カワイイ顔だけです。」

「早く解け! 一問でも解けたら許してやるぞ!」

「は、はい!?」


ブッコは、(どうしよう? どうしよう?)と黒板と睨めっこしていた。その時、ブッコは、おバカな自分でも解けそうな問題を見つけた。


(あ! この問題なら分かる!)


ブッコは、黒板に答えを書いて、自分の席に戻った。先生が、ブッコの書いた答えを確認する。


「おまえにしては、難しい問題に手を出したな。えっと、8+8=・・・!? たこ2匹!?」


そう、ブッコの計算式は、今日ボスのタコの火星人から導き出したのである。これがブッコの脳みそをフルに回転させた、精一杯の回答であった。ブッコは、「イエーイ!」と親指を立ててポーズを笑顔で決めている。


「紫!!!」


先生は、イメージで巨大化し、すごい形相でブッコに迫ってくる。


「は、はい!?」


ブッコは、(怒られる!)と覚悟して、震えて怯えていた。


「正解~♪」

「へ!?」


ブッコは、明るく笑顔で答えた先生に唖然とした。


「確かに、8+8=タコ2匹だ。」

「さすがブッコちゃん~♪」

「アハハハハ・・・。」


コメディ作品なので、これでいいのだ。


「よし、ブッコ。もう1問、問題を解け!」

「ええ!? 先生のウソつき!」


さらに、パロディ作品なので、これもいいのだ。


つづく。

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