1/80
1 初動 脳波ゲー
ゲームの画面から始まる。
ゲームの画面には、ボスらしき、織田信長という、ちょんまげのおっさんが映っていた。雑魚的とは違う緊迫感のあるBGMも流れていた。あと画面にはプレイヤーのアバターらしい、警察学校の制服らしきものを着た不細工な顔をした本人そっくりのアバターもいた。あとは画面の上の方にHPゲージがある程度で、スッキリとした画面になっていた。
「撃て! サイバーガン!」
このゲームにボタンはいらない。すべてプレイヤーの脳波で操作するのである。今も主人公の意志を脳波で伝えた。プレイヤーの持っている、特殊兵器の銃で攻撃をするようにゲームのアバターに命令した。
バン! バン!
すると、プレイヤーの脳波を受信したゲーム内のアバターが銃で攻撃をし始めた。
「ギャアアア!!!」
画面のボスキャラらしき織田信長は、断末魔の叫びをあげて倒された。
「YOU WIN」
画面には、プレイヤーが勝ちましたとある。
そして、プレイヤーの視覚から、ゲームの画面が消える。
プレイヤーは、普通に学校の中で授業を受けていた。
スマホの画面を見ていた訳ではない。
このゲームは、脳波ゲームである。
「ああ、つまらない・・・。」
プレイヤーの紫茄子男は、退屈そうに教室の窓から、遠くを眺めていた。
つづく。




