学園都市とハヤシライス
遥か、未来、ある星で
都市のご多分にもれず、この街の中心には学校がある
7歳から22歳の男女が今も学んでいるが、元々はさる騎士がこの地を治めるために造ったお城だったそうである
その後、どこぞの怪盗紳士の寝倉になったりしている内に、来訪者(この星の人類は、一部の人々と猫人以外は星の外から来たり、唐突に現れたりと基本的には来訪者と呼ばれる人々で構成されている)の一人(この人物は唐突に現れた方だったそうな)が、『あらゆる者を学ばせる』云々という事を言い出し、城は徐々に学校へと姿を変えた
とは言うものの、町の回りを囲っている城壁は残したままなので、僕なんかは
『こりゃ、学生を閉じ込める牢獄だな』と思ってしまうのだが
僕の友人である作家にいわせると
『枠の中に必要な物がそろっているのだから、牧場とかの方が近い気がする』
らしい
さて、今日は妹の帰りを待つついでに、学食の一つでハラシライス(この学食の名物料理らしい)を食べようと
モシャモシャ
としばらくすると
『あー、兄ちゃんて本当食いしん坊ねー』
と妹の声が聞こえた
『ハヤシライスを
食べながら
妹を待つ
モシャモシャと
わりと好きな味』
とりあえず一区切りです
というか、自分の生産力が思ったほどなかったのに気づきました。気長にお待ち頂ければ幸いです(;´д`)