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魔法少女の話の2
徒然考えると、そういえば、彼女みたいな存在を世間様では『魔女』とでもいうのだろうか?
しかし、彼女はその能力以外は普通の、本当に普通の少女だったそうだ
多分『魔法少女』と呼ぶべきなのかな?
と
『お兄ちゃん、帰ろ?』
という声で、僕は我に帰った
見ると、野球帽にワンピースという、変な格好の、一人の少女が笑いながら、僕を見ている
というか彼女、僕の妹なのだが
『ああ、すまなかったな、忘れてた』
『ひどーぃ』
彼女を宥めながら、僕は立ち上がった
続きました(;´д`)
前のと合わせて前後篇です
中間にある短歌を除くと、一人の少女を巡る架空の歴史エッセイみたいな体裁
とりあえずこの話はこれでおしまい(忘れた頃に続きがあるかも)