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魔法少女の話
もともと、ブログでチマチマ書いていたシリーズを、なろう向けに1から書き下ろした、作品集です
不定形更新になりそうですが、気ままに書き続けていきたいなと
遥か、未来、ある星で
公園のベンチに座っていると、こういう話を思い出した
昔、ある少女がいた
彼女は、所謂、戦女神とでも呼ぼうか、そんな歴史上に幾人かいる、女傑の一人
ある日、不意に姿を表して、敵味方を問わず、問答無用で、叩きつぶした
しかし、ある時、ぷいっと、何処となく、消えた
今では彼女を知る者も少なくなった
この公園は、彼女の、多分唯一の、史跡?というか思い返す縁、らしい
『長々と
たたかい続け
疲れはて
彼女はいう
私は行くと』