表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/184

スリリングな密会



そっと唇から離れた先生は、優しく微笑んで私の髪をクシャッと軽く握った。

大人の色気を醸し出す笑顔がたまらない。




「これから職員会議があるから、もう戻るよ。(あずさ)は寄り道しないで帰りなさい」


「うん。また、明日」




柔らかい笑顔で職員室に戻って行く先生に手を振って見送る。

先生は扉に手をかけると、振り返って別れを惜しむように微笑み返した。



先生は用具室の扉を開けて先に出て行くと、腕時計とにらめっこが始まる。

先生が出て行ってから3分後に用具室を出る。


それが私達のルール。

二人同時に部屋から出ない。

今日もいつも通り。



先生と交際を始めてから3ヶ月間、ずっとこんな感じでお忍びデートを繰り返していた。

このスリリングな密会が、教師と生徒という関係の私達の気持ちをより一層燃え上がらせている。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ